Day 4 of WC : Unseeded pair Naoko/Kurumi upsets World No.2

FUKUMAN-YONAO

Naoko FUKUMAN /Kurumi YONAO advanced to the quarterfinals

世界選手権4日目、女子ダブルスで日本のシード陣が総崩れする中、この日、日本勢最後に登場したノーシードの福万尚子・與猶くるみ組が第2シードの中国ペアを撃破。男子シングルスの桃田賢斗選手、男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組とともにベスト8入りを果たした

世界ランク2位の中国ルオ姉妹が、3月の全英オープンスーパーシリーズ(SS)プレミアとインドオープンSSで2連勝していた日本の4番手に根負けした

福万・與猶組は第1ゲーム、中盤つかんだ5点のリードを守れず逆転で落とす不穏な立ち上がり。続く第2ゲームは前半リードを許すが、14-14で追いついてから1点を争う接戦にもちこみ、先にマッチポイントを握られながら22-20でこのゲームを奪う。しかしファイナルゲームも地力に勝るルオ姉妹に主導権を握られ、8-14と6点差をつけられる。それでも粘り強くラリーを続け、しびれを切らした中国ペアにミスが出るようになり17-17で追いつくと、最後は18-19から3連続得点を決め、3度目の挑戦で、マレーシアオープンSS優勝ペアを振り切った

第1シードの高橋礼華・松友美佐紀組、前回銅メダリストの前田美順・垣岩令佳組が相次いで敗れる中、女子ダブルスで日本から来たメディアの注目を一身に集めることになった福万・與猶組。試合後、BadPaL に対し、ベスト8が目標ではないことを確認。意義ある番狂わせを演じた直後ではあるものの、この勝利に浮き足だつことなく、気持ちを切り替えて次の試合に臨む構えを強調した

Kento v TienMihn

Kento defeated TienMihn of Vietnam for the first time

桃田選手は、過去3回対戦して勝ったことのないベトナムのグエン・ティンミン選手と対戦した。グエン選手は今シーズン振るわず、世界ランクを34位まで落としているが、今大会では2回戦で世界10位、インドのカシャップ・パルパリ選手を倒すなど、復調の兆しを見せていた。しかしこの日は、第1、第2ゲームとも序盤に競り合う場面はあったものの、試合全般をコントロールしたのは桃田選手。21-15,21-16の点差以上に危なげないプレーで、準々決勝進出を決めた

桃田選手は試合後、BadPaL に対し、次の対戦相手について、2011年のアジアジュニア選手権、世界ジュニア選手権のいずれも準決勝で連敗し、それ以来、対戦機会のないマレーシアのズルファドリ・ズルキフリ選手が勝ち上がって対戦できたらうれしい、と、同世代のライバルにエールを送っていた。しかしズルキフリ選手は、香港のベテラン、ウェイ・ナン選手になすすべなく敗れ、桃田選手の希望はかなわなかった

HAYAKAWA-ENDO

HAYAKAWA / ENDO secured their last 8 slot comfortably

早川・遠藤組は、対戦を予想していた難敵、ロシアのウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ組を倒して勝ち上がってきたインドネシアの3番手ペア、アデ・ユスフ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカリャニラ組を迎え撃った。過去2戦2勝と相性はいいものの、地元開催の大会で相手が勢いづくことを危ぐしていたというが、いざふたをあけてみると、つけ入る隙を与えぬ快勝で、順当にベスト8入りした

早川選手は試合後、「第2ゲームの出だしで一気に8-0とリードできたことで、緊張することなくプレーできた」と勝因を語った。一方、遠藤選手は6月、今大会と同じ会場で行われたインドネシアオープンで左ひざを負傷。その後、世界選手権の準備のために出場した7月の台湾オープングランプリ(GP)オープン準々決勝で敗れた後、「ここからが勝負。しっかり意識を持って準備に取り組む。同じことの繰り返しにならないように、合宿中、ぶつかってもいいから、2人で意見を言い合っていこうと思う」と語っていた。準備万端で今大会に入れたか聞いたところ、合宿ではフィジカルや基礎的なトレーニングが中心で、2人で組んでコンビネーションや戦略を練る時間は少なく、「大丈夫かなと感じていた」と明かした。それでも「ここまでやったのだから負けたくないという気持ちで臨めている」という。ベスト8という結果については、第6シードとして当然、クリアすべき壁との認識を繰り返し、ここから、と気を引き締め直した

Former champ down

Former champ Ratchanok was forced to retire due to cramp

日本選手以外では、女子シングルスで、前回、前々回のチャンピオンが相次ぎ、試合途中で足を痛めるアクシデントに見舞われた。2014年覇者スペインのカロリナ・マリン選手は事なきを得たが、13年覇者タイのラッチャノク・インタノン選手は棄権を余儀なくされた。タイのコーチは試合後、ラッチャノク選手はジャカルタ入りする前から発熱。世界選手権を棄権することも考えたが、やれるところまでやるとの判断から出場させたが、この日の試合でも熱が引かず、それに起因したけいれんを起こしたと説明した。ただ、大ごとではないことを付け加えた

また、ロンドン五輪金メダリストで今大会第3シードに入った中国リ・シュエリ選手が、世界選手権2大会連続銅メダルのインド、 プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手に敗れる波乱があった

男子シングルスでは、ノーシードからスタートした元世界1位、マレーシアのリー・チョンウェイ選手が、前日破ったドイツのマーク・ツイブラー選手に続くシード勢、中国ワン・ツェンミン選手と対戦するも、ストレート勝ち。準決勝での対戦が期待される中国リン・ダン選手ともども、準々決勝に駒を進めた

日本選手4日目(3回戦)の対戦カード

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界4位)〈21-15,21-16〉グエン・ティエンミン(ベトナム、世界34位)

【女子シングルス】 サイナ・ネワル(インド、世界2位)〈21-18,21-14〉高橋沙也加(世界17位)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界6位)〈21-15,21-14〉アデ・ユスフ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤ・パンカリャニラ(インドネシア、世界21位)、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界2位)〈21-14,21-11〉平田典靖・橋本博且(世界16位)、リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界13位)〈21-19,21-17〉園田啓悟・嘉村健士(世界18位)、ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)〈21-16,19-21,21-15〉数野健太・山田和司(世界23位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈15-21,21-12,14-21〉アメリア・アリシア・アンシェリー/スーン・フィエチョ(マレーシア、世界24位)、前田美順・垣岩令佳(世界6位)〈15-21,21-18,19-21〉ジュワラ・グッタ/アシュウィニ・ポンナッパ(インド、世界12位)、グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界5位)〈21-11,16-21,21-13〉松尾静香・内藤真実(世界15位)、ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、世界2位)〈21-18,20-22,19-21〉福万尚子・與猶くるみ(世界17位)

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準々決勝の対戦カード

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界1位)対ビクター・アクセルセン(デンマーク、世界7位)

桃田賢斗(世界4位)対ウェイ・ナン(香港、世界20位)

フ・ユン(香港、世界15位)対リー・チョンウェイ(世界46位)

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界2位)対リン・ダン(中国、世界5位)

【女子シングルス】

カロリナ・マリン(スペイン、世界1位)対ワン・シーシャン(中国、世界7位)

ソン・ジヒョン(韓国、世界8位)対 プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界13位)

タイ・ツーイン(台湾、世界4位)対リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界30位)

サイナ・ネワル(インド、世界2位)対ワン・イーハン(中国、世界6位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)対フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界5位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界3位)対クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(イングランド、世界26位)

早川賢一・遠藤大由(世界6位)対リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界13位)

マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界2位)対リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界9位)

【女子ダブルス】

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界5位)対アメリア・アリシア・アンシェリー/スーン・フィエチョ(マレーシア、世界24位)

ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界3位)対ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界7位)

クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)対コ・アラ/ユ・ヘウォン(韓国、世界23位)

ジュワラ・グッタ/アシュウィニ・ポンナッパ(インド、世界12位)対福万尚子・與猶くるみ(世界17位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、世界11位)

タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界3位)対コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界8位)

リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界4位)対クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(英国、世界7位)

シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)対ヤッコ・アレンズ/セリーナ・ピーク(オランダ、世界16位)

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