Day 1 of Denmark Open : Akane through to main draw in Europe

Akane in Qualification
Akane defeated two Danish women in Qualification round

デンマークオープンスーパーシリーズ(SS)プレミアが14日開幕し、予選からの出場となった女子シングルスの山口茜選手と混合ダブルスの園田啓悟・松尾静香組は、それぞれ2試合を勝ち抜き、本選に進んだ

予選に 続いて行われた混合ダブルス1回戦(予選勝ち上がり組を除く)では、早川賢一・松友美佐紀組が世界ランク5位でSS優勝の実績を持つイングランドペアを倒して2回戦に進んだ。一方、橋本博且・前田美順組は若い中国ペアに敗れた

開催国デンマークの選手2人を下して勝ち上がった山口選手は BadPaL に対し、「今回は2度目の欧州遠征となるが、予選で敗れた前回、3月の全英オープンSSプレミアでは初めての長距離フライトの後、体がきつかった。今回は欧州到着後、ドイツとの交流試合をはさんだこともあり、普段通りの状態で試合に入ることができた」と述べた。今大会の目標を尋ねると、「いつも通り、まずは予選突破と考えていた」とコメント。本選では、と聞くと、あくまで仮定の話とことわった上で、「8月に世界選手権を制したカロリナ・マリン選手(スペイン)と対戦してみたかった」と明かした。なお山口選手はこの時点で、準々決勝で対戦する可能性のあったマリン選手が足の故障のため棄権したことを知らなかった

Shizuka-Keigo
Shizuka/Keigo struggled at first but won two matches

園田・松尾組は、初めてペアを組んで出場する公式戦ということもあり、初戦に勝利した後、そろってぎこちなさを感じていることを率直に認めた。とりわけ園田選手の男子ダブルスのパートナー、嘉村健士選手とも組んで試合に出ている松尾選手が、「(タイプの違う2人と組んで)私の方がどうしていいか戸惑っている」と苦笑いを見せた。それでも2試合目を終えると、徐々にかみあってきたと明かし、「試合会場の雰囲気に慣れるのにもよい」(園田)。「前衛の練習になる」(松尾)と、それぞれ後に控える男子ダブルス、女子ダブルスにプラスの影響をもたらすと、混合出場に前向きな姿勢を見せた

Yonex family
Yonex family gathered at Odense including LIN Dan (L)

この日、試合会場内では記者会見が行われ、デンマーク期待のマシアス・ボー/カールステン・モゲンセン組、ビクター・アクセルセン選手のほか、先ごろ韓国・仁川で開催されたアジア大会を制したインドネシアのヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組と中国リン・ダン選手が顔をそろえた

LIN Dan
LIN Dan admitted to BadPaL that he is going to play with Yonex from now on

このうちリン・ダン選手は、BadPaL が、アジア大会で優勝した後、東京五輪まで出場したいとコメントした真意を問うたところ、「当面の目標は2年後のリオデジャネイロ五輪だが、できれば東京五輪も狙いたいと考えている」と答えた。また、期待されながらまさかの1回戦負けに終わった2004年アテネ五輪の惨敗の後、再び立ち上がり、08年北京、12年ロンドンと連覇できた秘訣を尋ねると、「(アテネの後も)夢を持ち続けて努力してきたこと。それにより、自分の場合は幸運にも現在の地位をつかむことができた」と語った

さらに、リン・ダン選手は会見後、BadPaL の単独取材に応じ、今大会以降、ヨネックスとのスポンサー契約の下、試合をしていくことを認めた。契約期間については、具体的な数字こそ明かさなかったが、東京五輪までかと水を向けると、「東京五輪後も続く」と笑顔で返した

日本選手1回戦の対戦カード(混合ダブルスの3組中2組は既に終了)

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界16位)対ウェイ・ナン(香港、世界17位)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界24位)対上田拓馬(世界28位)

※田児賢一選手は出場取りやめ

【女子シングルス】 三谷美菜津(世界11位)対ハン・リ(中国、世界13位)、高橋沙也加(世界16位)対クロエ・マギー(アイルランド、世界42位)、廣瀬栄理子(世界18位)対ロン・シャファー(米国、世界66位※予選勝ち上がり)、ナタリア・ぺルミノワ(ロシア、世界41位)対山口茜(世界70位※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界4位)対ジョエル・エイプ/アレキサンダー・ボンド(デンマーク、世界735位※予選繰り上がり)、ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界2位)対平田典靖・橋本博且(世界15位)、園田啓悟・嘉村健士(世界16位)対アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ソレンセン(デンマーク、世界22位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界3位)対エカネリナ・ボロトワ/エブゲーニャ・コセツカヤ(ロシア、世界67位)、前田美順・垣岩令佳(世界5位)対ビタ・マリッサ/シェンディ・プスパ・イラワティ(インドネシア、世界31位)、ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界12位)対松尾静香・内藤真実(世界32位)

【混合ダブルス】 クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、世界5位)〈19-21,21-19,13-21〉早川賢一・松友美佐紀(世界21位)、橋本博且・前田美順(世界33位)〈6-21,14-21〉リュウ・ユーチェン/ルオ・ユー(中国)、マルキス・キド/ピア・ゼバディア・ベルナデス(インドネシア、世界11位)対園田啓悟・松尾静香(※予選勝ち上がり)

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