台湾オープングランプリ(GP)ゴールド1回戦、国際大会への出場機会が限定されるB代表中心の日本選手団、男子シングルス3人、男子ダブルス2組、女子ダブルス1組、混合ダブルス2組が初戦を突破した
このうち男子は、シングルスの坂井一将選手が、4月に行われた世界ジュニア選手権を制した中国のリン・グェイプ選手に第1ゲームを先取されながら、第2、第3ゲームで突き放し、A代表から唯一参戦の上田拓馬選手、B代表の武下利一選手に続いて勝利した。ダブルスでは佐伯祐行・垰畑亮太組が、シンガポールオープンスーパーシリーズ(SS)を制した中国カイ・ユン/ルー・カイ組を撃破。世界ランク2位の韓国ペアの棄権で勝ち上がった小松崎佑也・竹内宏気組とともに2回戦へ進んだ
一方、女子は、シングルス本戦に出場した日本選手7人が次々に敗れ全滅。ダブルスも、5組登場して、残ったのは予選勝ち上がりの永原和可那・松本麻佑組のみという厳しい結果になった
日本選手1回戦の結果
【男子シングルス】 上田拓馬(世界25位)〈21-19,21-16〉パク・ソンミン(韓国、世界185位)、坂井一将(世界63位)〈15-21,21-19,21-15〉リン・グェイプ(中国、世界486位)、武下利一(世界117位)〈17-12棄権〉アラムシャ・ユヌス(インドネシア、世界157位)、西本拳太(世界145位)〈19-21,11-21〉イーサン・マウラナ・ムストファ(インドネシア、世界214位)
【女子シングルス】 イップ・プイイン(香港、世界23位)〈21-16,21-11〉橋本由衣(世界60位)、今別府香里(世界61位)〈22-24,14-21〉アルンダティ・パンタワン(インド、世界59位)、佐藤冴香(世界71位)〈9-21,13-21〉ホー・ビンジャオ(中国、世界113位)、アドリアンティ・フィルダサリ(インドネシア、世界52位)〈21-18,23-21〉楠瀬由佳(世界83位)、パイ・シャオマ(台湾、世界29位)〈22-20,21-10〉奥原希望(世界115位)、チェン・チヤ(台湾、世界49位)〈21-19,14-21,21-18〉大堀彩(世界146位※予選勝ち上がり)、ベ・ヨンジュ(韓国、世界6位)〈21-15,21-7〉打田しづか(世界154位※予選勝ち上がり)
【男子ダブルス】 カイ・ユン/ルー・カイ(中国、世界49位)〈19-21,16-21〉佐伯祐行・垰畑亮太(世界80位)、イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界2位)〈棄権〉小松崎佑也・竹内宏気(世界102位)
【女子ダブルス】 アメリア・アリシア・アンシェリー/スーン・フィエチョ(マレーシア、世界25位)〈11-21,21-16,21-11〉樽野恵・新玉美郷(世界38位)、シン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国、世界17位)〈21-16,22-20〉三木佑里子・米元小春(世界49位)、グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界10位)〈21-13,21-19〉栗原文音・篠谷菜留(世界75位)、チョウ・メイクアン/リー・メンイーン(マレーシア)〈13-21,14-21〉永原和可那・松本麻佑(世界291位※予選勝ち上がり)、コ・アラ/ユ・ヘウォン(韓国、世界12位)〈21-7,21-16〉星千智・東野有紗(※予選勝ち上がり)
【混合ダブルス】 垰畑亮太・米元小春(世界183位)〈21-15,17-21,21-14〉パッカワト・ビライラク/ナッチャ・サエンチョテ(タイ)、モハド・ルトフィ・ザイム・アブドゥル・カリド/スーン・フィエチョ(マレーシア、世界85位)〈13-21,13-21〉小松崎佑也・新玉美郷(※予選勝ち上がり)
日本選手2回戦の対戦カード
【男子シングルス】 上田拓馬(世界25位)対ビル・ラング(フィンランド、世界51位)、グ・カロン(香港、世界59位)対坂井一将(世界63位)、タン・チュンシン(マレーシア、世界56位)対武下利一(世界117位)
【男子ダブルス】 佐伯祐行・垰畑亮太(世界80位)対ウーン・ムンチューン/タイ・アンカン(マレーシア、世界161位)、小松崎佑也・竹内宏気(世界102位)対キム・デウン/キム・ドクヨン(韓国)
【女子ダブルス】 ナドヤ・メラティ/ダイアン・フィトリアニ(インドネシア、世界119位)対永原和可那・松本麻佑(世界291位※予選勝ち上がり)
【混合ダブルス】 垰畑亮太・米元小春(世界183位※予選繰り上がり)対小松崎佑也・新玉美郷(※予選勝ち上がり)