Only TAGO succeeds in stepping into Semifinals from Japan

TAGO v Tommy

TAGO lost to Tommy but still advanced to the next round

SSファイナル一次リーグ3日目、男子シングルスの田児賢一選手が、日本勢で唯一、決勝トーナメント進出を決めた。自身SSファイナル3度目の挑戦で初めて

香港のフ・ユン選手、インドネシアのソニー・ドゥイ・クンチョロ選手という実力者2人を連破して臨んだ一次リーグ最終戦。田児選手は前日、「もう1つ勝って決勝トーナメント進出を確実にしたい」と語っていた。ただ試合前、同じグループのクンチョロ選手が背中の負傷を理由に棄権。この時点で決勝トーナメント進出が確定してしまったことで、田児選手は試合後、BadPaL に対し、「(試合に臨む)モチベーションが違った」と明かした

この言葉が示す通り、インドネシアのトミー・スギアルト選手との試合は、最初から積極的に攻撃を仕掛けていった前2試合とは少し異なる展開となる。それでも高い技術を随所に見せて接戦に持ち込み、第1ゲームを14-21で失った後、第2ゲームを22-20で取り返すと、ファイナルゲームも19-16とリードし勝利まであと2点に迫る。ところがここからチャンスボールをネットにかけるなどのミスが出て、5連続得点を許してしまい、ゲームカウント1対2で敗れた

この結果、グループBは1位スギアルト選手、2位田児選手の順番で一次リーグ勝ち抜け。準決勝の組み合わせ抽選が行われる前の時点で、田児選手の次の相手は再びスギアルト選手か、グループA1位のマレーシア、リー・チョンウェイ選手になることが確定した。試合直後、田児選手に準決勝で誰と対戦したいか聞くと、「ベスト4に残ったほかの3人はいずれも強く、誰と当たっても変わらない」と答えた。男子シングルスコーチの舛田圭太氏も BadPaL に対し、「相手が誰になるかということは重要だが、(田児選手の)戦う準備を整える方が大事」と強調した

MS SF Draw

TAGO will meet Tommy again tomorrow

一次リーグの全日程が終了したこの日の深夜、準決勝の組み合わせ抽選会がプレスルームで関係者を集めて行われ、田児選手はスギアルト選手と再び対戦することが決まった。準決勝もう1つの試合は、こちらも2日連続となるリー・チョンウェイ選手(マレーシア)対ヤン・ヨルゲンセン選手(デンマーク)

HAYAKAWA-ENDO

HAYAKAWA / ENDO missed just one point

一方、男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組は、準優勝した昨年に続く決勝トーナメント進出を、わずか1点の差で逃した。この日対戦したのは、既に1敗している韓国イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン組。前日、ディフェンディングチャンピオンのデンマークペアにストレート勝ちした早川・遠藤組は、勝てば文句なしの1位通過、負けても得失点差で準決勝に残れるチャンスがあった。試合は第1ゲーム序盤から、2人のコンビネーションに乱れが出て、0-6と韓国ペアにリードされる。その後も単調なプレーが続き、点差を埋めることができず13-21でこのゲームを落とす。第2ゲームに入ると本来のリズムを取り戻したか、1点を争う接戦に持ち込み前半を終える。後半もしっかりついていくが、14-16からじりじりと点差を広げられ、17-21で敗れた

平田典靖・橋本博且組の途中棄権により、3ペアで争われたグループBは、3ペアがすべて1勝1敗で並んだため、得失点差を比較した結果、プラス5点の韓国ペアが1位通過を果たした。一方、早川・遠藤組はマイナス3点となり、マイナス2点のデンマークペアに1点届かず涙を飲んだ。仮に早川・遠藤組がこの日の試合であと1点取っていればデンマークペアと得失点差で並び、大会規定により、直接対決で勝利した日本ペアが決勝トーナメントに進むことになっていた

早川選手は試合後、BadPaL に対し、「点数を稼げれば、たとえ負けても決勝トーナメントに進めると思ってしまい、勝つぞというモチベーションに欠けていた」と敗因を認めた。遠藤選手は、「前日、デンマークペアを破って安心してしまった部分があった。今日の試合、風の影響や相手の強さもあったが、第1ゲームを落とした後も、1ゲーム取ればいけると思って臨んだのだが・・・」と述べ、第2ゲームを奪えなかったことを悔やんだ

期待された2年連続の決勝進出を果たせず今年最後の国際試合を終えた2人だが、1年を振り返ると、「オリンピックレースを戦っていた時より、平均的なプレーの内容は良くなった」(早川)。「自信を持って入った大会では結果が残せるようになった」(遠藤)と前向きなコメントが出た。一方で、「悪い時のプレーがとことんダメ。気持ちの問題だと思う」(早川)と反省点も上がった。来年の目標を尋ねると、早川選手は「SSで優勝」。遠藤選手は「世界ランクに見合うようなオーラを身につけたい」と答えた

Miyuki-Reika (2)

Miyuki/Reika grabbed the first and the last win in SS Finals 2013

この日、日本勢で唯一勝利したのは女子ダブルスの前田美順・垣岩令佳組。前日までに格上の中国とデンマークのペアに連敗し、一次リーグ敗退が決まっていたが、「SSファイナルを楽しもうと思って臨んだ」(前田)最後の試合で、内容に満足はしていないというが、タイのペア相手にフルゲームの末に勝利。今年最後の国際試合を白星で締めくくった

垣岩選手は試合後、 今大会を総括して、「敗れた初戦と2戦目は格上が相手だったが、全日本総合選手権の直後としては良くやれたと思う。普通のトーナメントは負けたら終わりだが今大会は3試合できた。前田選手とのペアでタイのペアと対戦するのも初めてで、今後に向けて収穫があった」と述べた

2人はペアを組んで1年。前田選手の長年のパートナー、末綱聡子選手がジャパンオープンSSを最後に日本代表を辞退しペアが一本化されてからは約3カ月しか経っていない。それでも、既に世界ランクは12位まで上昇。2つのペアを掛け持ちしていた前田選手が、垣岩選手とのペアに集中していくことに「覚悟が決まった」9月以降、初めて参戦したデンマークオープンSSプレミアではベスト4という結果も残した。ペアとしてのここまでの経過をどうとらえるか聞いたところ、垣岩選手は「前田選手と組むまでは、それぞれにゲームメーカーのパートナーがいて、パートナーが作ったチャンスをしっかり決めればよかった。同じような2人が組んだらどうなるかという不安もあったが、今では形ができてきた」とコメント。前田選手は、「最初は予選からの出場が続いたが、徐々に世界ランクが上がり本戦から出場できるようになり、SSファイナルにも出場できた。当初は想像していなかったことで、プラスにとらえて今後につなげたい」と語った。その上で垣岩、前田両選手は来年の目標としてそれぞれ、「シードがもらえるぐらいまで世界ランクを上げたい」、「アジア大会に出場したい」と述べた

Ayaka-Misaki

SS rank No.1 Ayaka/Misaki failed to reach the semifinal due to first match’s loss to Korean

日本の女子ダブルスもう1ペア、高橋礼華・松友美佐紀組はここまで、一次リーグの通算成績1勝1敗。勝てば決勝トーナメント進出が決まる試合だった。しかし、過去3戦全敗の中国マー・ジン/タン・ジンフア組にストレートで敗れ、1勝2敗でグループ3位にとどまり、一次リーグ敗退。初戦の韓国ペアへの負けが、結局、SSランク1位の準決勝進出を阻んだ

ただ試合後、取材に応じた高橋・松友組は、「そんなに悪くはなかった。ミスはあったにせよ、レシーブから攻めの形もできていた。相手に決められた感覚も少ない」と、この試合に関しては前向きにコメントした

今年1年については、勝敗は別にして中国ペアと数多く試合をすることを目標の1つに掲げていて、出場したSS以上の13大会のうち、中国と当たる前に負けたのは全英オープン(対韓国)、インドオープン(対末綱・前田組)、世界選手権(対タイ)、ジャパンオープン(対デンマーク)の4大会だけであることを説明した。その一方で、「ベスト8やベスト4を決める試合でいい戦い方をしても、準決勝、決勝で良いパフォーマンスができない」(松友)。「昨年に比べて、ランキングが上がったことでドローの早い段階でぶつかることが少なくなり、中国ペアに向かっていく意識が少し低下しているのかもしれない」(高橋)、などの問題点を指摘。1試合1試合をオリンピックと思って戦え、というコーチの言葉のとらまえ方も含め、来年はさらに壁を突破すべく挑んでいく意向を示した

LI v Minatsu

Minatsu recognized huge gap between top Chinese player and herself

女子シングルスの三谷美菜津選手はこの日、世界ランク1位でロンドン五輪金メダリストの中国リ・シュエリ選手に挑んだ。しかし、第1、第2ゲームを通じて格上のリ選手から一度もリードを奪えず、11-21,14-21のストレート負け。グループ内では全勝のリ選手以外の3選手が1勝2敗で並んだが、得失ゲーム差でベ・ヨンジュ選手、サイナ・ネワル選手、三谷選手の順となり、ネワル選手とともに一次リーグ敗退に終わった

三谷選手は試合後、BadPaL に対し、「何もかも相手が上。もうちょっとスピードで勝負できればよかったが、何倍も速かった。まだまだだなとあらためて実感した」と完敗を認めた。今後このレベルのトップ選手と対戦していくために必要と思うことを尋ねると、「気持ちは向かっていくだけ。スピードやパワーのほか、あらゆる部分で細かいところのレベルアップを図っていかなければならない」と答えた。最後に今年1年を振り返ってもらうと、「今年は世界でなかなか勝てず、年の後半、少し勝った時も内容はあまり良くなかった。来年は、今年よりもよい結果が出せるようにがんばっていきたい」と抱負を述べた

日本選手3日目の結果

【男子シングルス】 田児賢一〈14-21,22-20,19-21〉トミー・スギアルト (インドネシア)

【女子シングルス】 リ・シュエリ (中国)〈21-11,21-14〉三谷美菜津

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由〈13-21,17-21〉イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン (韓国)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀〈12-21,15-21〉マー・ジン/タン・ジンフア(中国)、前田美順・垣岩令佳〈21-19,16-21,21-12〉クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ドゥアンアノン・アルンゲーソン(タイ)

 

一次リーグ全日程を終えた時点のグループ内順位(確定)

【Men’s Singles】

◆グループA:【1位】リー・チョンウェイ (マレーシア、3勝)【2位】ヤン・ヨルゲンセン (デンマーク、2勝1敗)【3位】ブーンサック・ポンサナ (タイ、1勝2敗※一次リーグ敗退)【4位】ワン・ツェンミン (中国、3敗※一次リーグ敗退)

◆グループB:【1位】トミー・スギアルト (インドネシア、2勝)【2位】田児賢一 (1勝1敗)【3位】フ・ユン (香港、2敗※一次リーグ敗退)【4位】ソニー・ドゥイ・クンチョロ (インドネシア、棄権※一次リーグ敗退)

※棄権した選手との対戦結果はカウントせず

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【Women’s Singles】

◆グループA:【1位】ワン・シーシャン (中国、3勝)【2位】タイ・ツーイン (台湾、2勝1敗)【3位】ソン・ジヒョン (韓国、1勝2敗)【4位】ポーンティップ・ブラナプラサーツク (タイ、3敗)

◆グループB:【1位】リ・シュエリ (中国、3勝)【2位】ベ・ヨンジュ (韓国、1勝2敗※得失ゲーム差▲1)【3位】サイナ・ネワル (インド、1勝2敗※得失ゲーム差▲2で一次リーグ敗退)【4位】三谷美菜津 (1勝2敗※得失ゲーム差▲3で一次リーグ敗退)

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【Men’s Doubles】

◆グループA:【1位】ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン (インドネシア、2勝1敗)【2位】キム・サラン/キム・ギジョン (韓国、2勝1敗)【3位】フーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン (マレーシア、1勝2敗)【4位】リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン (中国、1勝2敗)

◆グループB:【1位】イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン (韓国、1勝1敗※得失点差△5)【2位】マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン (デンマーク、1勝1敗※得失点差▲2)【3位】早川賢一・遠藤大由 (1勝1敗※得失点差▲3で一次リーグ敗退)【4位】平田典靖・橋本博且 (棄権※一次リーグ敗退)

※棄権したペアとの対戦結果はカウントせず

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【Women’s Doubles】

◆グループA:【1位】マー・ジン/タン・ジンフア (中国、3勝)【2位】チャン・イエナ/キム・ソヨン (韓国、2勝1敗)【3位】高橋礼華・松友美佐紀 (1勝2敗※一次リーグ敗退)【4位】ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ (インドネシア、3敗※一次リーグ敗退)

◆グループB:【1位】クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール (デンマーク、3勝)【2位】ユー・ヤン/ワン・シャオリ (中国、2勝1敗)【3位】前田美順・垣岩令佳 (1勝2敗※一次リーグ敗退)【4位】クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ドゥアンアノン・アルンゲーソン (タイ、3敗※一次リーグ敗退)

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【Mixed Doubles】

◆グループA:【1位】ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ (中国、3勝)【2位】チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン (マレーシア、2勝1敗)【3位】クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック (英国、1勝2敗※一次リーグ敗退)【4位】マルキス・キド/ピア・ゼバディア・ベルナデス (インドネシア、3敗※一次リーグ敗退)

◆グループB:【1位】ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティ ナ・ペダーセン (デンマーク、3勝)【2位】シュー・チェン/マー・ジン (中国、2勝1敗)【3位】スッケー・プラパカモン/サラリー・トウントンカム (タイ、1勝2敗※一次リーグ敗退)【4位】タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル (インドネシア、3敗※一次リーグ敗退)

 

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、A1位)対ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、A2位)、トミー・スギアルト(インドネシア、B1位)対田児賢一(B2位)

【女子シングルス】 ワン・シーシャン(中国、A1位)対タイ・ツーイン(台湾、A2位)、リ・シュエリ(中国、B1位)対ベ・ヨンジュ(韓国、B2位)

【男子ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン (インドネシア、A1位)対マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン (デンマーク、B2位)、イ・ヨンデ/コ・ソンヒョン(韓国、B1位)対キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、A2位)

【女子ダブルス】 マー・ジン/タン・ジンフア(中国、A1位)対ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、B2位)、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、B1位)対チャン・イエナ/キム・ソヨン(韓国、A2位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、A1位)対チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、A1位)、ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティ ナ・ペダーセン(デンアーク、B1位)対シュー・チェン/マー・ジン(中国、B2位)

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