Kento’s challenge over, stopped by World No.9

チャイナオープンSSプレミア準決勝、桃田賢斗選手と早川賢一・遠藤大由組が決勝進出を狙ったが果たせず、大会最終日を待たずに、日本勢はすべて姿を消した

Kento MOMOTA

Kento MOMOTA @archives

上位大会SSプレミアで初めて準決勝に進んだ桃田選手は世界ランク9位の中国ワン・ツェンミン選手に臆することなく向かっていき、第1ゲーム、終盤まで続いた競り合いを抜け出し19-17とリードする。しかしこの好機を活かせず、逆転を許して20-22で落とす。第2ゲームは桃田選手が序盤からリードし、前半を11-6で終える。後半、ワン選手は既にファイナルゲーム勝負に気持ちを切り替えたか、追撃してくる気配を見せず、桃田選手が一方的に点数を重ね21-9で取る。ファイナルゲームに入ると、ワン選手が会場の声援を背に加速。7点のリードを確保して折り返す。後半に入ると、桃田選手は疲れからか足が止まり、最後は6-12から9連続得点を決められ、なすすべなく敗れた

ただSSプレミアのベスト4に入ったことで、桃田選手はランキングポイント7,700点を獲得。これはSSの準優勝(7,800点)に相当。グランプリ(GP)ゴールドの優勝(7,000点)を上回る。予選から出場し1回戦負けに終わった昨年の2,660ポイントから5,000ポイント余りの上乗せとなることで、現在の27位から世界ランクの大幅アップが見込まれる

SS以上の大会で5度目の決勝進出、さらには初優勝を狙う早川・遠藤組にとって、準決勝の韓国イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組との対戦は事実上の決勝ともいえる試合だった。もう1つの山から上がってきたセミファイナリスト、中国とマレーシアのペアには、前月のデンマークオープンSSプレミアでいずれもストレート勝ちしていた

第1ゲーム、序盤から、デンマークオープンSSプレミア優勝の韓国ペアと、攻守両面で互角以上に渡り合いリードを保つ。いったん16-16で追いつかれるも、前へ前へという積極的な攻撃姿勢が奏功し、21-19で先取する。第2ゲームは徐々にペースをつかんできた韓国ペアが先行するが、離されずについていく。しかし後半続いた長いラリーの直後、疲れからかミスが出て、連続得点を許し15-19と引き離される。何とか19-20まで詰め寄るが追いつけず、19-21で振り切られる。ファイナルゲームはもみあいのまま6-6までいくが、目に見えて早川・遠藤組にミスが増え始める。異なる選手とのペアでこれまで何度もSS優勝を経験している韓国の実力者2人はこの機を逃さずたたみかけ、何度も連続得点を決めて、日本ペアに何もさせないまま21-11と圧勝した

その後行われたもう1つの準決勝では、今大会、1回戦で第2シードのデンマーク、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン組を破る金星を上げて勢いに乗り、ここまで勝ち上がってきたマレーシア2番手のフーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン組が、中国カイ・ユン/チャイ・ビアオ組との接戦も制して、初めてSSプレミアの決勝に進んだ

女子シングルスでは、準々決勝で8月の世界選手権を制したラッチャノク・インタノン選手(タイ)を退けた中国ワン・シーシャン選手が、チームメイトのワン・イーハン選手を倒して勝ち上がってきた好調のポーンティップ・ブラナプラサーツク選手(タイ)をスピードで圧倒。21-13,21-5と一蹴した。決勝では、ロンドン五輪前のオリンピックレースで、世界ランクでは上位に立ちながら中国3つ目の出場枠を奪われた世界1位のリ・シュエリ選手に挑む

なおこの日は、準々決勝のマー・ジン選手に続いて、開催国中国のツァオ・ユンレイ選手が、前日の混合ダブルス準々決勝での負傷を理由に、女子ダブルスと混合ダブルスの準決勝を棄権した

準決勝の結果

【男子シングルス】 ワン・ツェンミン(中国、世界9位)〈22-20,9-21,21-6〉桃田賢斗(世界27位)、チェン・ロン(中国、世界2位)〈21-18,21-7〉チョン・ウェイフェン(マレーシア、世界17位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界1位)〈21-12,21-19〉ハン・リ(中国、世界21位)、ワン・シーシャン(中国、世界4位)〈21-13,21-5〉ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界13位)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界4位)〈21-19,19-21,11-21〉イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界57位)、フーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界11位)〈23-21,21-17〉カイ・ユン/チャイ・ビアオ(中国、世界128位)

【女子ダブルス】 ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界1位)〈棄権〉ツァオ・ユンレイ/ティエン・チン(中国、世界8位)、クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ ドゥアンアノン・アルンゲーソン(タイ、世界7位)〈15-21,7-21〉バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界50位)

【混合ダブルス】 ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈棄権〉ヨアキム・フィッシャー・ニールセ ン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、世界4位)、タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)〈21-9,21-11〉キム・ギジョン/キム・ソヨン(韓国、世界34位)

 

決勝の対戦カードは以下の通り。男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目が中国選手同士の対戦となり、開催国の3冠が確定した

【男子シングルス】 チェン・ロン(中国、世界2位)対ワン・ツェンミン(中国、世界9位)

【女子シングルス】 リ・シュエリ(中国、世界1位)対ワン・シーシャン(中国、世界4位)

【男子ダブルス】 フーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界11位)対イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界57位)

【女子ダブルス】 ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、世界1位)対バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界50位)

【混合ダブルス】 タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界2位)対ヨアキム・フィッシャー・ニールセ ン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、世界4位)

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