
マレーシアオープンSS1回戦、日本選手は男子シングルス2人、女子シングルス2人、男子ダブルス2組、女子ダブルス2組、混合ダブルス1組が勝ち、2回戦に進んだ。中でも今大会第2シードに入り上位進出の期待がかかる田児賢一選手、早川賢一・遠藤大由組、高橋礼華・松友美佐紀組はいずれも世界ランク1ケタの安定感を示し、対戦相手を寄せ付けなかった
ただ田児選手は試合直後、第2シードでチャンスがあるのでは、との BadPaL の問いかけに対し、「そういうことはまったく考えていない。1試合1試合戦っていくだけ」と答え、初戦完勝にも浮ついたところは見せなかった
前週の韓国オープンSSプレミアに続いて同国対決となった混合ダブルスの早川賢一・松友美佐紀対橋本博且・前田美順の試合は、橋本・前田組がファイナルゲームの末にリベンジを果たした

自国開催のジャパンオープン以外では初めて上位大会SSに出場した女子シングルスの高橋沙也加選手は、第1ゲームを先取するも、第2、第3ゲームでは競り合いを抜け出せず、初戦敗退となった
日本選手1回戦の結果は以下の通り
【男子シングルス】 田児賢一(世界4位)〈21-15,21-8〉チョン・ウェイフェン(マレーシア、世界19位)、佐々木翔(世界14位)〈21-11,21-12〉トミー・スギアルト(インドネシア、世界22位)、カシャップ・パルパリ(インド、世界11位)〈21-14,16-21,21-5〉上田拓馬(世界29位)
【女子シングルス】 三谷美菜津(世界10位)〈21-17,21-13〉ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界13位)、廣瀬栄理子(世界11位)〈14-21,14-21〉リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界25位)、奥原希望(世界31位)〈19-21,21-9,21-14〉リンダ・ゼッチリ(ブルガリア、世界51位)、高橋沙也加(世界36位)〈21-15,19-21,18-21〉ソニア・ス・ヤ・チェア(マレーシア、世界58位)
【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界3位)〈21-16,21-8〉インゴ・キンダーバーター/ヨハネス・シュートラー(ドイツ、世界18位)、平田典靖・橋本博且(世界8位)〈21-19,21-17〉チョ・ゴンウ/キム・デウン(韓国、世界108位※予選勝ち上がり)
【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界6位)〈21-8,21-6〉チューン・ジョイス・ワイチ/ヤップ・チェンウェン(マレーシア※予選勝ち上がり)、前田美順・垣岩令佳(世界8位/9位)〈21-17,21-10〉ペトヤ・ネデルチェワ/ディミトリア・ポプストイコワ(ブルガリア、世界74位)
【混合ダブルス】 早川賢一・松友美佐紀(世界22位)〈17-21,21-13,18-21〉橋本博且・前田美順(※予選勝ち上がり)
日本選手2回戦の組み合わせ
【男子シングルス】 田児賢一(世界4位)対R.M.V.グルサイドゥット(インド、世界38位)、佐々木翔(世界14位)対ラジフ・ウーセフ(イングランド、世界35位)
【女子シングルス】 三谷美菜津(世界10位)対アドリアンティ・フィルダサリ(インドネシア、世界33位)、リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界25位)対奥原希望(世界31位)
【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界3位)対クリス・ラングリッジ/ピーター・ミルズ(イングランド、世界30位)、平田典靖・橋本博且(世界8位)対ガン・テクチャイ/オン・スーンホック(マレーシア、世界26位)
【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界6位)対ヘザー・オリバー/ケート・ロバートショー(イングランド、世界65位)、前田美順・垣岩令佳(世界8位/9位)対ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界13位)
【混合ダブルス】 ロベルト・マティウシアク/ナディエズダ・ジーバ(ポーランド、世界8位)対橋本博且・前田美順(※予選勝ち上がり)