ジョホールバルで開催中のマレーシアグランプリ(GP)ゴールド。本戦2日目を終えて日本選手でベスト8入りを果たしたのは、女子シングルスの松友美佐紀選手、女子ダブルスの脇田侑・江藤理恵組、混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組の合わせて3組。男子のシングルスとダブルスはすべて敗退した

ただ、勝ち残り組の中で気になるのが潮田選手。第1ゲームを先取し、第2ゲームも18-13とリードしたところで突然、足の痛みを訴えた。足を引きずりながらそのまま試合を続け、ストレート勝ち(21-18,21-16)を収めたものの、表情からはかなりの痛みがうかがえ、あすの試合への出場の可否も含め、影響が懸念される

松友選手は、先に行われた女子シングルスをフルセット(21-13,13-21,21-15)の末に勝利した後、1時間余りをおいて高橋礼華選手と組む女子ダブルスに臨んだ。しかし、こちらは(14-21,21-11,13-21)で惜しくも敗れた
一方、女子ダブルスの脇田・江藤組は、地元マレーシアのペアを圧倒。(21-11,21-16)のストレートで下し、危なげなく次の試合へと駒を進めた

あす9日は全種目で準々決勝が行われる。日本選手の対戦相手は以下の通り
【女子シングルス】ツォウ・ミー(周蜜)選手(香港、世界ランク13位)対松友選手(世界91位)
【女子ダブルス】クンチャラ・ウォラビチッチャイクン/ドゥアンアノン・アルンゲーソン組(タイ、世界17位)対脇田・江藤組(世界30位)
【混合ダブルス】池田・潮田組(世界34位)対オン・ジアングオ/チョン・ソックチン組(マレーシア、世界72位)
なお、この日行われた男子ダブルス2回戦で、インドネシアオープンに続いてペアを組んだ、それぞれが五輪出場経験を持つインドネシアのチャンドラ・ウィジャヤ/ルルク・ハディヤント組が、同じくマレーシアのベテラン五輪ペア、チューン・タンフック/リー・ワンワー組と対戦。ストレート(21-17、21-17)で勝ち、準々決勝に進んだ