
インドネシアオープンスーパーシリーズ(SS)準決勝、女子シングルス、佐藤冴香選手の相手は、世界ランク246位ながら上位選手を倒して勝ち上がりベスト4入りした地元インドネシアの若手アナ・ロビタ選手。第1ゲームで 4-14、第2ゲームで7-15と、いずれも大きく先行される苦しい展開だったが、気持ちをとぎれさせることなく粘り強くプレーを続けた結果、両ゲームともに逆転 (22-20,21-17)で勝利。見事、決勝進出を決めた
佐藤選手は試合後、BadPaL に対し、初めてSSのファイナリストとなったことについて、昨年、準々決勝に進んだインドネシアオープンで決勝を戦えることを非常に光栄に思うとコメント。試合序盤に大差をつけられたところから徐々に挽回していった状況については、自分の自信を持つショットを粘り強く打ち続けていったと説明した
米倉加奈子コーチによると、SSでの女子シングルスの決勝進出は初の快挙という
もう1人、準決勝を戦った廣瀬栄理子選手は、今大会第1シードの世界3位、インドのサイナ・ネワル選手に挑んだが、ストレート(21-9,21-10)で敗れた
男子ダブルスでは、準々決勝で世界ランク1位を破った平田・橋本組(世界15位)が、予選から参加の韓国、チョウ・グンウー/クォン・イグー組(世界73位)と対戦。第1ゲームは取ったものの、第2、3ゲームを落とし(21-19,12-21,14-21)、惜しくも敗退した
女子ダブルスの末綱・前田組も、韓国のイ・ヒョジュン/キム・ミンジュン組にストレート(16-21,18-21)で敗れた
決勝の組み合わせは以下の通り
【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対タウフィック・ヒダヤット(インドネシア、世界5位)
【男子ダブルス】 ファン・チーミン/リー・シェンム 組(台湾、世界13位)対チョウ・グンウー/クォン・イグー組(韓国、世界73位)
【女子シングルス】 サイナ・ネワル(インド、世界3位)対佐藤冴香(世界26位)
【女子ダブルス】 チェン・ウェンシン/チェン・ユーチン組(台湾、世界5位)対イ・ヒョジュン/キム・ミンジュン組(韓国)
【混合ダブルス】 ロベルト・マティウシアク/ナディエズダ・ジーバ組(ポーランド、世界5位)対ヘンドラ・セティアワン/アナスタシア・ルスキク組(インドネシア・ロシア)