MD plays key role to lead team into Final

スディルマン杯準決勝、第2シードとして、第1シードの中国とともに順当に決勝に進んだ日本チーム。今大会、大事な位置付けにある男子ダブルスが初めて、重圧のかかる代表団体戦先鋒の役割を見事果たした ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

今大会に出場してきた上位チームの多くが、男子ダブルスに不安を抱えていた。中国はペア解消の可能性、デンマークは負傷欠場、インドネシアは故障明けによる準備不足、台湾は出場見送り、といった具合だ

日本も、東京五輪終了後のタイミングで遠藤大由、園田啓悟、嘉村健士の主力3人が揃って国際舞台からの引退を決めたことで、3番手小林優吾・保木卓朗、4番手斎藤太一・古賀輝に、いきなりエースペアの代わりが務まるのか、といった見えない重圧がかかっている

そんな中、マレーシアはいいタイミングで世代交代が進み、東京で銅メダルを獲得するまでに成長した若いアーロン・チア(24)/ソー・ウーイイク(23)が同じく若いチームをけん引。ここまで負けなしできていて、準々決勝では一番手としてコートに立ち、世界ランク1位のマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョを破ってインドネシア撃破の立役者になるなど、名実ともにエースの役割を存分に果たしてきた

小林・保木にとってはこの日、一次リーグ最終戦最初の種目でこの2人に敗れてから2日後の再戦となったが、負けて見えた点を修正してきた、との言葉に違わぬ成果を示し、ストレート勝ち。加えて、「この後のチームの流れにつながるため、どんな形であれ自分たちは気迫でいかないといけないと思っていた」という通り、2人らしい気合を是面に出したプレーを見せ、切り込み隊長としてチーム全体の気勢をあげることにも貢献した

敗れたアーロン/ソーも試合後、「よく準備してきていて、速く、強かった。自分たちは序盤エンジンのかかりが遅く、そこもついてきた」と語り、今大会2度目の対戦での小林・保木の変化を認めていた

2番手山口茜もストレート勝ちで続いた。一次リーグで勝利した後、「(この先)クオリティをより上げていきたい」と話していたが、2度目の対戦となった相手、キソナ・サルヴァドレイが試合後に語った言葉、「反撃を試みたが、前回対戦時とはショットの質が違い、1点を奪うことさえ非常に難しかった」が、山口の有言実行を証明している

先に2勝を上げた日本チームは、エースの桃田賢斗で決めたいところだった。しかし今度は、2日前、桃田にストレート負け<18-21,10-21>を喫したリー・ヅージアが奮起。第1ゲーム19-20、第2ゲーム18-19の劣勢からいずれも3連続得点で逆転を決め、勝利した

リー・ヅージアは試合後、「アーロン/ソーが負けるのを見て、自分がチームメイトの戦う姿勢を鼓舞する役割を果たさなければと分かっていた。パフォーマンスには満足している。あきらめることなく、桃田の放つほぼすべてのショットに対応できた」と述べた

また、自分のような攻撃的な選手は守備的な選手に対し、1試合通じて集中力を維持するため、辛抱強さとメンタルの強さが必要になるが、きょうはそれができたと説明。その一方で、「ひとつの大会で桃田に2度続けて負けたくなかった」と強気な姿勢ものぞかせた

2対1となって迎えた4種目目の女子ダブルスには、準々決勝に続いて松友美佐紀松本麻佑が登場。前日のインドネシア戦で東京五輪金メダリストに敗れたものの、接戦<20-22,21-17,18-21>を演じた若いティナ―・ムラリタラン/パーリータンに点差を詰められる。ただ、「点数的には競っていたが、気持ち的にはそんなに焦りはなく、ラリーをしっかり我慢すれば取れると思っていた」と松本が振り返った通り、要所を抑えて勝利。最終種目の混合ダブルスを残して、2大会連続、通算3度目となる決勝の舞台にチームを押し上げた

もうひとつの準決勝は、中国が、男女シングルスでそれぞれ韓国のホ・クワンヘ、アン・セヨンに1ゲームずつ奪われるも、終わってみれば3-0の完勝。大会2連覇に王手をかけた

遅れて決勝進出を決めた日本の松本は、中国との対戦について、「仕上がりがすごくいいと思う。前回決勝で負けているので、チームジャパンとしてみんなで立ち向かっていけたら」と意気込みを語った

◆準決勝の結果

中国(A組1位)3ー0韓国(B組1位)

【混合ダブルス】ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン<21-14,21-15>ソ・スンジェ/シン・スンチャン

【男子シングルス】シー・ユーチ<17-21,21-9,21-11>ホ・クワンヒ

【女子シングルス】チェン・ユーフェイ<14-21,21-15,21-15>アン・セヨン

【男子ダブルス】リュウ・チェン/ワン・イーリュ<打ち切り>チェ・ソルギュ/ソ・スンジェ

【女子ダブルス】チェン・チンチェン/ジア・イーファン<打ち切り>シン・スンチャン/イ・ソヒ

日本(D組1位)3-1マレーシア(D組2位)

【男子ダブルス】小林優吾・保木卓朗<21-15,21-14>アーロン・チア/ソー・ウーイイク

【女子シングルス】山口茜<21-5,21-7>キソナ・セルヴァドゥレイ

【男子シングルス】桃田賢斗<20-22,19-21>リー・ヅージア

【女子ダブルス】松友美佐紀・松本麻佑<21-19,21-17>ティナ―・ムラリタラン/パーリー・タン

【混合ダブルス】渡辺勇大・東野有紗<打ち切り>フー・パンロン/チア・イーシー

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