
世界選手権・バーゼル大会の組み合わせ抽選が5日、世界バドミントン連盟(BWF)本部のあるマレーシア・クアラルンプールで行われ、2週間後に開幕が迫ったメジャーイベントの初戦対戦カードが決まった
日本選手は、4月30日付世界ランキングに基づき、自力で出場資格を得ていた総勢23人(シングルス6人、ダブルス9ペア)<https://badpal.net/2019/05/07/kentowakana-mayu-plus-20-from-japan-qualified-for-world-meet/>のほか、他国・地域に出場辞退者が出たことで、リザーブにいた小林優吾・保木卓朗、保木卓朗・永原和可那、金子祐樹・松友美佐紀、大堀彩が順次、繰り上がった
この結果、男子シングルスを除く4種目で、(種目ごとに)1つの国・地域に付与される出場枠の上限4つを手にした。さらに、山口茜が直近の7月30日付世界ランキングで世界1位に返り咲いたことで、男子シングルス、女子シングルス、女子ダブルスの3種目で第1シードの座を占めた
一方、優勝を狙える世界ランク上位陣の中で、負傷による出場辞退がささやかれていた、◆2017年世界選手権優勝のビクター・アクセルセン(デンマーク)◆18年準優勝のシー・ユーチ(中国)◆14、15、18年優勝のカロリナ・マリン(スペイン)――の欠場が、先月末から今月初めにかけ相次ぎ表明された
1997年の第1回大会から25回目を迎える今年の世界選手権は、18日の監督会議、前夜祭(ウェルカムディナー)を経て、19~25日の7日間、「ロジャー・フェデラー・アリーナ」の別称を持つスイス・バーゼルのセイントジャコブホールで開催される
1回戦登場の日本選手対戦カード(※シードは7月30日付世界ランクに基づく)
【男子シングルス】
桃田賢斗(第1シード)対ファム・カオクオン(ベトナム)
西本拳太(第8シード)対カレ・コリョネン(フィンランド)
常山幹太(第13シード)対パブロ・アビアン(スペイン)
【女子シングルス】<追記>BWF、9日付で女子シングルスの組み合わせ抽選やり直し。間違った選手が混ざっていたため
高橋沙也加対カースティ・ギルモア(スコットランド)
チュン・ガンイ(香港)対大堀彩(※リザーブ繰り上がり)
【男子ダブルス】
金子祐樹・井上拓斗対サンヤム・シュクラ/アルン・ジョージ(インド)
【混合ダブルス】
権藤公平・栗原文音対ワン・チリン/チェン・チヤ(台湾)
保木卓朗・永原和可那(※リザーブ繰り上がり)対アダム・ホール/ジュリー・マクファーソン(スコットランド)
金子祐樹・松友美佐紀(※リザーブ繰り上がり)対バハディーン・アーマド・アルシャニク/ドモウ・アムロ(ヨルダン)
2回戦登場の日本選手対戦カード
【女子シングルス】<追記>BWF、9日付で女子シングルスの組み合わせ抽選やり直し。間違った選手が混ざっていたため
山口茜(第1シード)対<ヨー・ジアミン(シンガポール)対アリイエ・デミルバック(トルコ)>の勝者
奥原希望(第3シード)対<エフゲ二ヤ・コセツカヤ(ロシア)対ネスリハン・イイット(トルコ)>の勝者
【男子ダブルス】
園田啓悟・嘉村健士(第3シード)対<ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア)対モハマド・アリフ・アブドゥル・ラティフ/ヌル・モハド・アズリン・アユブ(マレーシア)>の勝者
遠藤大由・渡辺勇大(第5シード)対<マーク・ラムスフス/マルビン・シーデル(ドイツ)対ダニー・バワ・クリスナンタ/ロウ・キーンヒーン(シンガポール)>の勝者
小林優吾・保木卓朗(第12シード※リザーブ繰り上がり)対<フィリップ・チュウ/ライヤン・チュウ(USA)対ミッチェル・フェラー/サイモン・ウィンハン・リョン(オーストラリア)>の勝者
【女子ダブルス】
永原和可那・松本麻佑(第1シード)対<セリーナ・ピーク/シェリル・セイネン(オランダ)対ヨン・アティン/ウン・ウィンユン(香港)>の勝者
福島由紀・廣田彩花(第2シード)対<ローレン・スミス/クロエ・バーチ(イングランド)対エカテリナ・ボロトワ/アリーナ・ダベルトワ(ロシア)>の勝者
高橋礼華・松友美佐紀(第3シード)対<グローニャ・サマービル/セトヤナ・マパサ(オーストラリア)対クリステン・ツァイ/レイチェル・ホンデリッチ(カナダ)>の勝者
米元小春・田中志穂(第8シード)対<プアビシャ.S.ラム/ジャッカムプディ・メガナ(インド)対ニクテ・アレハンドラ・ソトマイヨール/ダイアナ・コルレート・ソト(グアテマラ)>の勝者
【混合ダブルス】
渡辺勇大・東野有紗(第3シード)対<リノブ・リバルディ/ピサ・ハニントヤス・メンタリ(インドネシア)対マルビン・シーデル/リンダ・エフレル(ドイツ)>の勝者