Three Japanese men keep momentum going from HK to KL

マレーシアオープン(SUPER750)は2日、クアラルンプールの「アシアタアリーナ」で開幕した。予選なしのこの大会、初日から2日間で各種目1回戦が行われ、前月に香港で開催されたアジア混合団体選手権で活躍した日本の男子3人が勢いのあるところを見せた

男子ダブルス日本4番手の小林優吾・保木卓朗は、第4シードの遠藤大由・渡辺勇大から国際大会で初白星。オープニングゲームは落としながら、第2ゲームを24-22で競り勝ちファイナルゲームで突き放す流れを、2人でつくりあげた

小林・保木組は試合後、BadPaL の取材に応じ、アジア混合団体で出場全試合に勝利したことで自信ができたと認めた。その上で、シャトルが飛ぶこの会場でうまい世界ランク上位の遠藤・渡辺を、我慢して攻略できたことにも手応えを感じているという

今月末のニュージーランドオープン(SUPER300)から実質的にスタートする五輪レース、その前の最後の2連戦となるマレーシア、シンガポールと続く2大会にどういうテーマを持って臨むか問うと、プレーの安定、クオリティの向上、ゲーム感覚の掌握、ランキングの上昇、といった点を挙げた

男子シングルス3番手の常山幹太は、当初対戦予定だった第5シードのソン・ワンホ(韓国)が直前に行われた国内大会で左足アキレス腱断絶の大けがを負い出場できなくなった。代わりにリザーブから繰り上がったマレーシアのチョン・ウェイフェンと対峙したが、終始落ち着いたプレーで、つけ入るすきを与えず快勝した

常山選手は BadPaL に対し、「(アジア混合団体の開催された)香港からいいイメージで入れている」と明かした。対戦相手がシード選手から変わったことは、「チャンスが来ているんじゃないか」と率直に認めながらも、「次の相手もやってみなければ分からない。しっかり自分のプレーを」と気を引き締めた

小林、保木、常山の3人以外に、アジア混合団体では振るわなかったが、金子祐樹・井上拓斗も直近2度の対戦で連敗していた難敵、ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア)を破って初戦を突破した

金子、井上両選手は試合後、第2ゲーム途中から相手のモチベーションが下がり、「参考にならない、ラッキーな勝利」と評しながら、「リードされなかったことは良かった」と述べた。五輪レース前の2大会、マレーシアオープンとシンガポールオープンでクリアしておきたい課題や目標などあるか聞くと、「勝つこと」と答えた。2人は今シーズン、出場2大会目のインドネシアマスターズ(SUPER500)から、ドイツオープン(SUPER300)、全英オープン(SUPER1000)、アジア混合団体まで、一度も勝てておらず、この日は久しぶりの勝利だった

一方、同じくアジア混合団体のメンバーだった混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗は、マレーシアのタン・キアンメン/ライ・ペンジンにストレート負け。個人戦では昨年7月のタイオープン(SUPER500)以来となる1回戦敗退に終わった。2年前、男女混合団体戦スディルマン杯ゴールドコースト大会で敗れていた相手で、昨年以降低迷していたが、自国開催の大会で気を吐いた

女子ダブルスの櫻本絢子・髙畑祐紀子は、アジア団体混合決勝の最終試合で敗れた中国2番手リ・インフェイ/ドゥ・ユエに必勝を期して挑み、初めてゲームを奪うなど差を詰めてみせた。しかしファイナルゲーム、マッチポイントを2度握りながら無念の逆転負け。1月インドネシアマスターズ、3月アジア混合団体に次いで3連敗となった

 

日本選手以外では、男子シングルス第3シードのチョウ・ティエンチェン(台湾)がリン・ダン(中国)、女子シングルス第8シードのサイナ・ネワル(インド)がポーンパウィー・チョチュウォン(タイ)に敗れ、初戦で姿を消した。とりわけティエンチェンは、第1ゲーム21-13、第2ゲーム19-12と圧倒的優位に立ちながら、よもやの9連続失点による大逆転負けを食らった。

 

日本選手1回戦の結果

【男子シングルス】

桃田賢斗(第1シード)<20-22,21-13,21-11>ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)

アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第7シード)<21-18,13-21,21-23>西本拳太

常山幹太<21-12,21-12>チョン・ウェイフェン(マレーシア※リザーブ繰り上がり)

【女子シングルス】

奥原希望(第2シード)<21-15,21-16>ミア・ブリクフェルト(デンマーク)

山口茜(第4シード)<21-16,21-17>ソニア・チー(マレーシア)

高橋沙也加<13-21,21-16,21-12>イップ・プイイン(香港)

プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第5シード)<22-20,21-12>大堀彩

【男子ダブルス】

園田啓悟・嘉村健士(第3シード)<21-17,21-18>ホワン・カイシアン/ワン・ズーカン(中国)

遠藤大由・渡辺勇大’(第4シード)<21-17,22-24,9-21>小林優吾・保木卓朗

ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア)<15-21,12-21>金子祐樹・井上拓斗

【女子ダブルス】

福島由紀・廣田彩花(第1シード)<21-13,21-15>ローレン・スミス/クロエ・バーチ(イングランド)

高橋礼華・松友美佐紀(第2シード)<16-21,21-17,21-15>シュー・ヤ/チェン・ルー(中国)

永原和可那・松本麻佑(第3シード)<21-19,21-11>ピア・ゼバディア・ベルナデト/アンギア・シッタ・アワンダ(インドネシア)

米元小春・田中志穂(第6シード)<1-4棄権>サプシリー・テラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(タイ)

リ・インフェイ/ドゥ・ユエ(中国)<15-21,21-11,23-21>櫻本絢子・髙畑祐紀子

【混合ダブルス】

渡辺勇大・東野有紗(第3シード)<16-21,15-21>タン・キアンメン/ライ・ペイジン(マレーシア)

デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第4シード)<21-12,21-6>保木卓朗・永原和可那

ニピトポン・プアンプアペト/サビトリー・アミトラパイ(タイ)<21-19,21-15>金子祐樹・松友美佐紀

チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、第5シード)<21-13,21-19>権藤公平・栗原文音

 

日本選手2回戦の対戦カード

【男子シングルス】

桃田賢斗(第1シード)対ジョナタン・クリスティ(インドネシア)

西本拳太対ラスムス・ゲムケ(デンマーク)

常山幹太対シッティコム・タマシン(タイ)

【女子シングルス】

奥原希望(第2シード)対リ・シュエリ(中国)

山口茜(第4シード)対高橋沙也加

【男子ダブルス】

園田啓悟・嘉村健士(第3シード)対ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア)

マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)対金子祐樹・井上拓斗

ソー・ウ―イイク/アーロン・チア(マレーシア)対小林優吾・保木卓朗

【女子ダブルス】

福島由紀・廣田彩花(第1シード)対エカテリナ・ボロトワ/アリーナ・ダブレトワ(ロシア)

高橋礼華・松友美佐紀(第2シード)対キム・ヘリン/ペク・ハナ(韓国)

永原和可那・松本麻佑(第3シード)対パタイマス・ムエンウォン/チャヤニト・チャラドチャラム(タイ)

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