So close but not close enough, Japan loses to China at World Junior

世界ジュニア選手権は5~10日、カナダ・オンタリオ州マーカムで男女混合団体戦を実施。日本のU19(19歳未満)代表はシード枠から漏れたものの、一次リーグで4強の一角を崩して8チームによる決勝トーナメントに進み、準々決勝も勝ってメダルを守った。ただ準決勝では、王者中国攻略まであと1点に迫りながら、逆転を食らい、今年も決勝には届かなかった

Team U19 Japan in 2018 ~photo courtesy of Joseph YEUNG

日本は今大会、チームランキング10位で、8シードに入れず。総当たりの一次リーグの組み合わせ抽選の結果、C組に入り、同3位の強豪タイを破らなければ、メダルはおろか決勝トーナメント進出も果たせないという厳しい状況にあった

日本は初日5日にモンゴル、6日にペルーと南アフリカを順当に破り、7日、C組3戦全勝同士、タイとの一次リーグ最終戦に臨んだ

第1種目、ユース五輪銅メダルのエース、奈良岡功大が、昨年の世界ジュニアチャンピオン、クンラウット・ウィティサンに敗れ、黒星スタート。しかし2番手のアジアジュニア銅メダリスト、水井ひらりがユース五輪銅メダリストのピッタヤポーン・チャイワンに競り勝ち1ー1としてつなぐと、男子ダブルスの緑川大輝・中山裕貴、女子ダブルスの齋藤夏・福本真恵七が続いて、結局3ー2。チームランク上位のタイと立ち位置を完全に逆転させ、A~H組の1位のみ、計8チームによる決勝トーナメントへ進んだ

一方、メダルの期待が高かったタイは、各組2位が集まる9~16位の順位決定戦に回った

Team Japan, fighting tigether ~photo courtesy of Joseph YEUNG

強豪タイを破った勢いのまま、同じ日に行われた決勝トーナメント初戦(準々決勝)、台湾を3-0と完封し、この時点で、2012年から続く連続メダル獲得記録を7年(※)に伸ばした(※13年と15年は3位決定戦が行われ4位となったが、銅メダルを授与された。その後、3位決定戦は実施されていない)

そしてメダル確保を決めた日から1日おいて9日、準決勝で優勝候補の中国と対戦した

世界ジュニア選手権において日本は、最終種目のファイナルゲーム22-24で敗れた2012年千葉大会決勝から6年、中国に負け続けている(12年の決勝、13年の3位決定戦以外は、いずれも準決勝)。また、世界ジュニアの前哨戦、7月のアジア選手権でも0-3で敗れており、中国に一矢報いるのは、日本U19チームにとって悲願だ

その期待に応えたのが混合ダブルスで緑川大輝・齋藤夏。一番手として値千金の逆転勝ちを収めると、次の男子シングルス奈良岡功大も続いて、日本が2-0と勝利に王手をかける。3種目目の男子ダブルスは、昨年の世界ジュニア銀メダリストで今年のアジアジュニア金メダリストを擁する中国に緑川大輝・中山裕貴が屈し、2-1となって4種目目、女子シングルスを迎える

Team China fought back ~photo courtesy of Joseph YEUNG

ユース五輪でも対戦した、両国女子エース2人の対決は、第1ゲームを水井ひらり、第2ゲームをワン・チーイが取り合い、突入したファイナルゲームも競り合いが続く。終盤、先に抜け出したのは水井で、20-18と2つのマッチポイントをつかむ。しかし、自分の負けが即、チームの敗退につながるユース五輪銀メダリスト、ワン・チーイがここで踏ん張り、追いつくと、その流れのまま逆転勝利。試合を2-2のふりだしに戻した

こうなると、最終種目女子ダブルスに強みを持つ中国が俄然優位に立ち、齋藤夏・福本真恵七はストレート負け。日本は2-3で敗れ、決勝に進めず、銅メダルが確定した

日本に逆転勝ちした中国は翌10日、決勝で韓国を3-1で降し、今年で16回目を迎えた男女混合団体戦で、5年連続13回目のタイトルを手にした

世界ジュニア選手権はこの後、休息日を挟んで、12 日から個人戦に入る

 

日本チーム一次リーグ最終戦(7日)の結果

◆タイ(3勝1敗=C組2位※チームランク3位)2ー3日本(4勝=C組1位※同10位)

【男子シングルス】 クンラウット・ウィティサン<21-11,17-21,21-6>奈良岡功大

【女子シングルス】 ピッタヤポーン・チャイワン<19-21,21-12,16-21>水井ひらり

【男子ダブルス】 ワチラウィット・ソトン/ウィーラパット・パクジャルン<10-21,13-21>緑川大輝・中山裕貴

【女子ダブルス】 チャシニー・コレパプ/ベニャパ・エイムサード<14-21,21-16,16-21>齋藤夏・福本真恵七

【混合ダブルス】 クンラウット・ウィティサン/ピッタヤポーン・チャイワン<16-21,21-15,21-18> 緑川大輝・齋藤夏

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決勝トーナメント(準々決勝)(7~8日)の結果

中国(A組1位、第1シード※1位)3ー1マレーシア(B組1位、第5/8シード※6位)

【混合ダブルス】 グオ・シンワ/リュウ・シュエンシュエン<16-21,17-21>チア・ウェイジエ/トー・イイウェイ

【男子シングルス】 リ・シーフォン<21-7,21-19>ウン・ツェヨン

【男子ダブルス】 ディー・ツジエン/ワン・チャン<21-14,24-22>チア・ウェイジエ/チュア・ユエチェーン

【女子シングルス】 ワン・チーイ<21-19,21-14>ゴー・ジンウェイ

【女子ダブルス】 シア・ユーティン/リュウ・シュエンシュエン<打ち切り>パーリー・クーン・レタン/トー・イイウェイ

 

台湾(D組1位※7位)0ー3日本(C組1位※10位)

【混合ダブルス】 チェン・シャウチェン/リ・ジーチン<18-21,13-21> 緑川大輝・齋藤夏

【男子シングルス】 ユー・シェンポ<17-21,15-21>奈良岡功大

【男子ダブルス】 リン・ユーチエ/スー・ポウェイ<18-21,17-21>緑川大輝・中山裕貴

【女子シングルス】 リン・シユン<打ち切り>水井ひらり

【女子ダブルス】 テン・チュンスン/リ・ジーチン<打ち切り>齋藤夏・福本真恵七

 

韓国(E組1位、第3/4シード※4位)3ー1インド(F組1位、第5/8シード※5位)

【混合ダブルス】 ワン・チャン/チョン・ナウン<20-22,21-14,21-12>ドゥルブ・カピラ/タニシャ・クラスト

【男子シングルス】 チェ・ジフン<21-16,18-21,13-21>ラクシャ・セン

【男子ダブルス】 ワン・チャン/シン・テヤン<19-21,21-19,21-11>クリシュナ・プラサド・ガラガ/ドゥルブ・カピラ

【女子シングルス】 パク・ガウン<21-17,21-12>マルビカ・バンソド

【女子ダブルス】 チャン・ウンソ/イ・チョンヒョン<打ち切り>タニシャ・クラスト/ガヤトリ・ゴピチャン・プレラ

 

インドネシア(H組1位、第2シード※2位)3ー0デンマーク(G組1位、、第5/8シード※8位)

【混合ダブルス】 レハン・ナウファル・クシャルジャント/シティ・ファディア・シルバ・ラマダンティ<21-12,20-22,21-17>ダニエル・ルンドゴール/アマリー・マージュルンド

【男子シングルス】 イクサン・レオナルド・イマヌエル・ルンベイ<21-13,21-11>マグナス・ヨハンセン

【男子ダブルス】 レオ・ロリー・カルナンド/ダニエル・マーシン<21-14,21-14>セバスチャン・グレンビョルグ/ラスムス・エスパーセン

【女子シングルス】 プトリ・クスマ・ワルダニ<打ち切り>リネ・クリストファーセン

【女子ダブルス】 ファブリアナ・ドゥイプジ・クスマ/リブカ・スギアルト<打ち切り>アマリー・マージュルンド/フレヤ・ラウン

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準決勝(9日)の結果

中国(第1シード※1位)3ー2日本(※10位)

【混合ダブルス】 グオ・シンワ/リュウ・シュエンシュエン<21-17,21-23,12-21>緑川大輝・齋藤夏

【男子シングルス】 リ・シーフォン<12-21,21-19,18-21>奈良岡功大

【男子ダブルス】 ディー・ツジエン/ワン・チャン<21-14,21-17>緑川大輝・中山裕貴

【女子シングルス】 ワン・チーイ<14-21,21-12,22-20>水井ひらり

【女子ダブルス】 シア・ユーティン/リュウ・シュエンシュエン<21-13,21-15>齋藤夏・福本真恵七 

 

②インドネシア(第2シード※2位)1ー3韓国(第3/4シード※4位)

【男子ダブルス】 レオ・ロリー・カルナンド/ダニエル・マーシン<18-21,21-16,17-21>ワン・チャン/シン・テヤン

【女子シングルス】 プトリ・クスマ・ワルダニ<18-21,18-21>パク・ガウン

【男子シングルス】 イクサン・レオナルド・イマヌエル・ルンベイ<21-7,21-14>チョン・ウミン

【女子ダブルス】 ファブリアナ・ドゥイプジ・クスマ/リブカ・スギアルト<19-21,17-21>チャン・ウンソ/イ・チョンヒョン

【混合ダブルス】 レハン・ナウファル・クシャルジャント/シティ・ファディア・シルバ・ラマダンティ<打ち切り>ワン・チャン/チョン・ナウン

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決勝(10日)の結果

中国(第1シード※1位)3ー1韓国(第3/4シード※4位)

【男子ダブルス】 ディー・ツジエン/ワン・チャン<21-18,17-21,16-21>ワン・チャン/シン・テヤン

【女子シングルス】 ワン・チーイ<21-23,21-16,21-10>パク・ガウン

【男子シングルス】 リ・シーフォン<21-13,22-20>チェ・ジフン

【女子ダブルス】 シア・ユーティン/リュウ・シュエンシュエン<21-14,21-15>チャン・ウンソ/イ・チョンヒョン

【混合ダブルス】 グオ・シンワリュウ・シュエンシュエン<打ち切り>ワン・チャン/チョン・ナウン

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◆団体戦エントリー41カ国・地域の最終順位

【優勝】中国(第1シード※5年連続13回目)

【準優勝】韓国(第3/4シード※昨年3位タイ)

【3位タイ】インドネシア(第2シード)、日本(※昨年3位タイ)

 

【5位】マレーシア(第5/8シード※昨年2位)【6位】インド(第5/8シード)【7位】台湾(第5/8シード)【8位】デンマーク(第5/8シード)

【9位】タイ(第3/4シード)【10位】シンガポール【11位】香港【12位】スコットランド【13位】スウェーデン【14位】イングランド【15位】フランス【16位】スリランカ

【17位】カナダ【18位】アメリカ【19位】ブラジル【20位】チェコ【21位】ドイツ【22位】メキシコ【23位】ペルー【24位】フェロー諸島(デンマーク領)

【25位】ウクライナ【26位】スペイン【27位】ノルウェー【28位】オーストリア【29位】オランダ【30位】ケニア【31位】南アフリカ【32位】ガイアナ(南アメリカ)

【33位】スロバキア【34位】ニュージーランド【35位】オーストラリア【36位】ウガンダ【37位】ポーランド【38位】マカオ【39位】モンゴル

【棄権】アルジェリア、ドミニカ

 

備考 : 日本チームの写真を BadPaL に提供してくれたのは、カナダの Joseph YEUNG 氏。白血病の一種と診断された親しい友人の妹にできることはないか自ら調べた過程で、正常な血液を作り出すのが難しくなる疾病者に移植する造血幹細胞の提供者(ドナー)の必要性が、十分周知されていない事実に気づき、自らの写真を通じて広く知ってもらい、それぞれの国・地域でドナー登録を呼びかける活動「Badminton Photography for Stem Cell Donor Awareness」 を行っている

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