Day 4 of Sudirman : Japan beats Malaysia and to meet again in QF

スディルマン杯4日目、日本は一次リーグ2戦目の相手、マレーシアを3対2で破り、C組1位通過を決めた。その後、行われた決勝トーナメントの組み合わせ抽選の結果、準々決勝で再びマレーシアと対戦することが決まった

日本にとって今大会、最初の難関と位置付けられていたこの試合、初戦に続いて先鋒としてコートに立った園田啓悟・嘉村健士組が、リオデジャネイロ五輪銀メダリストの切り崩しに成功した

第1ゲームは、「堅さがあった」(嘉村)という日本ペアに対し、マレーシアペアがペースをつかみ、先取する。しかし第2ゲームに入ると、園田・嘉村組が主導権を奪い返して、そのままファイナルゲームまで押し切った

園田・嘉村組は試合後、BadPaL の取材に応じ、試合順が発表され男子ダブルスが第1種目に来たのを見て、「やってやろうという気持ちになった」(園田)という。相手の得意な形に付き合い第1ゲームを落とし劣勢に立った後も、「最近、試合の中で園田に考えを伝えることで切り替えができるようになっている」(嘉村)と、自分たちのプレーを取り戻した経緯を説明した。対戦相手のゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン組には2014年のトマス杯決勝、2対1で回ってきたが敗れチームに貢献できず、「借りを返すなら団体戦で、と考えていた。スディルマン杯で勝って、自分たちの役割を果たすことができ良かった」(嘉村)と述べた

続く2種目目、女子シングルスには日本から山口茜選手が立ち、マレーシアの17歳ゴー・ジンウェイ選手の挑戦を迎え撃った。第1ゲームは、「男子ダブルスが敗れてプレッシャーがあった」と試合後明かしたゴー選手を、山口選手が圧倒し、わずか6点に抑える。第2ゲームは、「スピードを上げてきたゴー選手に合わせてしまい、ミスも増えた」と振り返った山口選手が手こずる場面も見受けられたが、要所要所を抑えることができたと自らのプレーを評価した山口選手が、ストレート勝ちを収めた

山口選手に試合後、BadPaL が、ゴールドコースト入りしてから実際に試合をするまで5日間が経過した影響について尋ねると、足を負傷し日本での合宿で十分な練習ができなかった分、「時間が空いたというよりも、少し練習する時間が欲しかったので良かった」と説明した。なお、現地入りしてからは問題なく練習できており、次も行けと言われれば、行く準備はできているという

一方で、ジュニア時代から「アカネのようになりたい」と話し、山口選手の翌年に世界ジュニアのタイトルを取るなど、現在まで追いかけてきているゴー選手に対しどのような思いを持っているのか聞くと、「日本では同級生や年下に負けることは少なかった。シニアの国際大会でもこれまで、年上と多くやってきている。年下の選手には負けたくない」と明確に語った

続く男子シングルスには、難攻不落なリー・チョンウェイ選手が相手ということもあり、将来を見据え経験を踏ませる意味合いもあってか、五十嵐優選手が起用された。勝敗は度外視してどこまで迫っていけるかが注目されたが、実力の差はいかんともしがたく、第1、第2ゲームともに1ケタの得点に抑えられ、完敗した

「予測不能なショットばかりで、どうしていいか分からなかった」と競技レベルの差を認めた五十嵐選手。BadPaL が、この敗戦を踏まえ、世界トップとの距離を少しでも詰めていくためにやるべきことは何か聞くと、「パワーやスピード、技術はまだ全然及ばず、すぐに差は埋められない。ただ、(自分の)ラケットに当たった球を相手のコートに入れることは、今からでもできる。まずは自分のミスを減らすところから」と、ここから先に向けての覚悟を語った

一方、リー・チョンウェイ選手は五十嵐選手について、「どのような選手か知らなかった。(試合をしてみて、)技術はあるが、若くまだまだこれから」とコメントした

日本が1つ星を落とし、2対1となり出番が回ってきた女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組。対するマレーシアは、1番手のウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン組ではなく、2番手のリー・メンイーン/チョウ・メイクアン組を送り込んできた

初顔合わせで相手のプレースタイルに不慣れなこともあり、点差は詰まったが、大勢に影響なし。世界ランク1位がストレート勝ちで、初戦に続いて日本の勝利を確定させた

高橋・松友組は試合後、対戦相手の「変更」について、「マレーシアは団体戦でよくやる。予想していた」と明かし、驚きはなかったことを確認した。また初戦に勝った直後、少し不安視していた2戦目までの2日間の「空き時間」について再び尋ねると、「早く試合をしたかったので、また練習か、という感じだった」(高橋)と苦笑い。気持ちの余裕をうかがわせた

日本はこの試合、混合ダブルスに初戦で勝利したベテランの数野健太・栗原文音組に代えて、若い渡辺勇大・東野有紗組を起用した

マレーシア2番手のタン・キアンメン/ライ・ペイジン組に第1ゲームを奪われるが、第2ゲームは形勢を逆転させファイナルゲームに持ち込むが、わずかに及ばず、スディルマン杯デビュー戦を白星で飾ることはできなかった

渡辺選手は試合後、BadPaL に対し、チームの勝敗が決していたことで、2対2で出番が回ってくるのとは気持ちの部分で違うところがあったことを認めた。東野選手は、初対戦のペアで、ライ選手と直接勝負しにいったが、長身のタン選手に威圧感があったと試合を振り返った

日本はこの結果、3対2でマレーシアに勝利し、一次リーグC組の1位通過を決めた

この日はほかに、A組の中国とタイ、B組の韓国と台湾が、1位通過を決める一次リーグ最終戦(直接対決)に臨み、中国と台湾が勝利した。一方、D組では最終戦、デンマーク対インドネシアが行われ、インドネシアが勝利し、デンマーク、インドネシア、インドの3チームが1勝1敗で並んだ。ただ得失ゲーム差により、デンマーク(+2)、インド(+1)、インドネシア(-3)の順となり、インドネシアが史上初めて一次リーグ敗退に終わった

24日の試合が全て終了した現地時間深夜、決勝トーナメントの組み合わせ抽選が実施された。上位12チームから成るグループ1の各組2位まで、計8チームの代表が見守る中、準々決勝4試合の対戦カードが以下のように決まった。このうち、日本対マレーシア、台湾対韓国の2試合は、一次リーグ最終戦と同一カードとなった

◆中国(A組1位)対インド(D組2位)※26日正午(現地時間)より

日本(C組1位)対マレーシア(C組2位)※26日正午(現地時間)より

◆台湾(B組1位)対韓国(B組2位)※25日午後6時(現地時間)より

◆デンマーク(D組1位)対タイ(A組2位)※25日午後6時(現地時間)より

 

日本チーム一次リーグ2戦目(最終戦)の結果

日本(2勝)3―2マレーシア(1勝1敗)

【男子ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(世界6位)〈18-21,21-17,21-16〉ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(世界4位)

【女子シングルス】 山口茜(世界3位)〈21-6,21-17〉ゴー・ジンウェイ(世界30位)

【男子シングルス】 五十嵐優(世界61位)〈8-21,5-21〉リー・チョンウェイ(世界1位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-17,21-18〉リー・メンイーン/チョウ・メイクアン(世界25位)

【混合ダブルス】 渡辺勇大・東野有紗(世界13位)〈16-21,21-16,19-21〉タン・キアンメン/ライ・ペイジン(世界11位)

 

中国チーム一次リーグ2戦目(最終戦)の結果

中国(2勝)5―0タイ(1勝1敗)

【男子ダブルス】 リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(世界3位)〈21-11,21-19〉キッティヌポン・ケドレン/デチャポン・プアバラヌクロー(世界23位)

【女子シングルス】 チェン・ユーフェイ(世界11位)〈21-16,21-15〉ポーンパウィー・チョチュウォン(世界20位)

【男子シングルス】 チェン・ロン(世界12位)〈21-13,21-12〉コシット・ペトプラダブ(世界45位)

【女子ダブルス】 チェン・チンチェン/ジア・イーファン(世界5位)〈23-21,21-18〉サプシリー・タエラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(世界10位)

【混合ダブルス】 ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(世界2位)〈21-8,21-11〉ボディン・イサラ/サビトリー・アミトラパイ(世界21位)

 

韓国チーム一次リーグ2戦目(最終戦)の結果

◆韓国(1勝1敗)2―3台湾(2勝)

【男子ダブルス】 キム・ドクヨン/パク・キョンフン(世界ランクなし)〈19-21,13-21〉チェン・フンリン/ワン・チリン(世界12位)

【女子シングルス】 ソン・ジジョン(世界4位)〈15-21,21-15,14-21〉タイ・ツーイン(世界1位)

【男子シングルス】 ソン・ワンホ(世界1位)〈21-18,21-17〉チョウ・ティエンチェン(世界6位)

【女子ダブルス】 チャン・イエナ/イ・ソヒ(世界3位)〈21-13,21-18〉スー・ヤチン/ウ・ティジュン(世界21位)

【混合ダブルス】 チェ・ソルギュ/チェ・ユジョン(世界14位)〈21-11,18-21,16-21〉ワン・チリン/リー・チアシン(世界28位)

 

デンマークチーム一次リーグ2戦目(最終戦)の結果

◆デンマーク(1勝1敗)2―3インドネシア(1勝1敗)

【混合ダブルス】 ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(世界6位)〈12-21,13-21〉プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(世界8位)

【男子シングルス】 ビクター・アクセルセン(世界3位)〈21-13,17-21,14-21〉アンソニー・シンスカ・ギンティン(世界25位)

【男子ダブルス】 マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(世界2位)〈16-21,24-22,23-21〉マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(世界1位)

【女子シングルス】 ミア・ブリクフェルト(世界45位)〈24-22,15-21,14-21〉フィトリアニ(世界23位)

【女子ダブルス】 クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(世界2位)〈21-18,13-21,21-13〉グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(世界ランクなし)

 

大会4日日の結果(※太字はこの日の勝者)

◆グループ1

【A組】 中国(2勝)5―0タイ(1勝)、香港(2敗=一次リーグ敗退)

【B組】 韓国(1勝1敗)2―3台湾(2勝)、ロシア(2敗=一次リーグ敗退)

【C組】 日本(2勝)3―2マレーシア(1勝1敗)、ドイツ(2敗=一次リーグ敗退)

【D組】 デンマーク(1勝1敗)2―3インドネシア(1勝1敗=一次リーグ敗退※得失ゲーム差)、インド(1勝1敗)

◆グループ2

【A組】 ベトナム(3勝)4―1スコットランド(1勝2敗)、カナダ(2勝1敗)5―0ニュージーランド(3敗)

【B組】 アメリカ(1勝2敗)3―2オーストリア(3敗)、シンガポール(2勝)、オーストラリア(2勝)

◆グループ3

【A組】 マカオ(2勝)、ニューカレドニア(1勝1敗)、グアム(2敗)

【B組】 スリランカ(3勝)5―0スロバキア(2勝1敗)、フィジー(1勝2敗)、タヒチ(3敗)

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