
インドのプロリーグ「プレミアバドミントンリーグ(PBL)」は、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手率いるチェンナイ・スマッシャーズの優勝で、2週間続いた熱戦に幕を閉じた
1月1日にスタートした今シーズンのPBLは、まず12日までハイデラバード、ムンバイ、ラクナウ、ベンガルール、デリーの5都市を回りながら総当たり戦を実施。ここで上位に入った4チーム、【1位】アワデ・ウォーリアーズ【2位】ムンバイ・ロケッツ【3位】チェンナイ・スマッシャーズ【4位】ハイデラバード・ハンターズ――が準決勝に進んだ
準決勝は、各チームの女子シングルス4人の出来が勝敗に直結。スペインのカロリナ・マリン選手を破った韓国ソン・ジヒョン選手の属するムンバイ・ロケッツと、サイナ・ネワル選手とのインド同国対決を制したプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手を擁するチェンナイ・スマッシャーズが勝ち上がった
決勝は、両チームがそれぞれ、勝てばポイントが倍になるトランプマッチを含む2種目ずつ取り合い、互いに一歩も引かないまま最終種目の男子シングルス(第1)に突入した。チームを優勝に導ける大事な一戦で、先行したのはムンバイ・ロケッツのアジャイ・ジャヤラム選手。しかし昨年10月、デンマークオープンでSS初制覇を果たすなど実績で上回るタイのタノンサク・センソンブーンサック選手がきっちり巻き返して逆転勝ち。チェンナイ・スマッシャーズを頂点に押し上げた
決勝(14日)の結果(★は勝てば2ポイント、負ければ-1ポイントのトランプマッチ)
◆ムンバイ・ロケッツ(2位)3―4チェンナイ・スマッシャーズ(3位)
【混合ダブルス】 ニピトポン・プアンプアぺト/ナディエズダ・ジーバ(タイ/ポーランド)〈9-11,6-11〉クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド)★
【女子シングルス】 ソン・ジヒョン(韓国)〈8-11,8-11〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド)
【男子ダブルス】 ★イ・ヨンデ/ニピトポン・プアンプアぺト(韓国/タイ)〈12-10,11-6〉マッズ・ピーラー・コルディング/クリス・アドコック(デンマーク/イングランド)
【男子シングルス(第2)】 H.S.プラノイ(インド)〈11-4,8-11,11-8〉パルパリ・カシャップ(インド)
【男子シングルス(第1)】 アジャイ・ジャヤラム(インド)〈11-9,7-11,3-11〉タノンサク・センソンブーンサック(タイ)
準決勝(13日)の結果
◆アワデ・ウォーリアーズ(1位)1―4チェンナイ・スマッシャーズ(3位)
【混合ダブルス】 ボディン・イサラ/サビトリー・アミトラパイ(タイ)〈9-11,11-8,11-5〉クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド)
【男子シングルス(第2)】 ウォン・ウィンキ(香港)〈4-11,6-11〉パルパリ・カシャップ(インド)
【男子シングルス(第1)】 スリカンス・キダンビ(インド)〈14-12,11-7〉トミー・スギアルト(インドネシア)
【女子シングルス】 サイナ・ネワル(インド)〈7-11,8-11〉プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド)★
【男子ダブルス】 ★ゴー・ウェイシェム/マルキス・キド(マレーシア/インドネシア)〈3-11,10-12〉マッズ・ピーラー・コルディング/クリス・アドコック(デンマーク/イングランド)
◆ムンバイ・ロケッツ(2位)3―(-1)ハイデラバード・ハンターズ(4位)
【女子シングルス】 ソン・ジヒョン(韓国)〈6-11,11-6,11-5〉カロリナ・マリン(スペイン)★
【男子シングルス(第2)】 ★H.S.プラノイ(インド)〈11-8,15-13〉サミール・ヴェルマ(インド)
【男子シングルス(第1)】 アジャイ・ジャヤラム(インド)〈打ち切り〉ラジフ・ウーセフ(イングランド)
【混合ダブルス】 シラグ・シェッティ/サンジャナ・サントシュ(インド)〈打ち切り〉サトウィクサイラジ・ランキレディ/チャウ・ホイワー(インド/香港)
【男子ダブルス】 イ・ヨンデ/ニピトポン・プアンプアぺト(韓国/タイ)〈打ち切り〉タン・ウィーキョン/タン・ブンヒョン(マレーシア)
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6チーム総当たり戦(1~12日)の確定順位(※上位4チームが準決勝進出)
【1位】アワデ・ウォーリアーズ(21ポイント)~【男子】スリカンス・キダンビ、ウォン・ウィンキ(香港)、アディトヤ・ジョシ、ゴー・ウェイシェム(マレーシア)、ボディン・イサラ(タイ)、マルキス・キド(インドネシア)【女子】サイナ・ネワル、サビトリー・アミトラパイ(タイ)、リトゥパルナ・デス、P.サワント
【2位】ムンバイ・ロケッツ(19ポイント)~【男子】アジャイ・ジャヤラム、H.S.プラノイ、シュレヤンシュ・ジャイスワル、シラグ・シェッティ、イ・ヨンデ(韓国)、ニピトポン・プアンプアぺト(タイ)【女子】ソン・ジヒョン(韓国)、ナディエズダ・ジーバ(ポーランド)、ヴルシェリ・グマディ、モヒタ・サーデブ、サンジャナ・サントシュ
【3位】チェンナイ・スマッシャーズ(18ポイント)~【男子】タノンサク・センソンブーンサック(タイ)、トミー・スギアルト(インドネシア)、パルパリ・カシャップ、B.スミース・レディ、マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク)、クリス・アドコック(イングランド)【女子】プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ、ガブリエル・アドコック(イングランド)、アルンドハティ・パンタウェン、ラムヤ・トゥラシ
【4位】ハイデラバード・ハンターズ(14ポイント)~【男子】ラジフ・ウーセフ(イングランド)、B.サイ・プラニース、サミール・ヴェルマ、サトウィクサイラジ・ランキレディ、タン・ウィンキョン(マレーシア)、タン・ブンヒョン(マレーシア)【女子】カロリナ・マリン(スペイン)、チャウ・ホイワー(香港)、スリー・クリシュナ・プリヤ、J.メグハナ
【5位】ベンガルール・ブラスターズ(11ポイント)~【男子】ビクター・アクセルセン(デンマーク)、ブーンサック・ポンサナ(タイ)、ソウラブ・ヴェルマ、ユ・ヨンソン(韓国)、コ・ソンヒョン(韓国)、プラナーブ・ジェリー・チョプラ【女子】チュン・ガンイ(香港)、アシュウィニ・ポンナッパ、シキ・レディ、ガデ・ルスビカ・シヴァニ
【6位】デリー・エーサーズ(8ポイント)~【男子】ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク)、ソン・ワンホ(韓国)、シリル・ヴェルマ、アクシャイ・デウォーカー、ウラジミール・イワノフ(ロシア)、イワン・ソゾノフ(ロシア)【女子】ニチャオン・ジンダポン(タイ)、ジュワラ・グッタ、タンヴィ・ラド、アアカルシ・カシャップ、K.マニーシャ