Nozomi and Kento make the finals in Tokyo

SF-Nozomi全日本総合選手権準決勝、女子シングルスで奥原希望選手が史上最年少16歳で優勝した2011年に続いて2度目の決勝進出を決めた。男子はエースの桃田賢斗選手が、昨年つかみ損ねた日本タイトルの奪取に王手をかけた

スーパーシリーズ(SS)を中心に国際上位大会を1年間転戦して様々な経験を積んだことで、「今は自信がある」と語る通り、奥原選手は、勝って自力でのA代表復帰を目指した今別府香里選手を抑え込み、ストレート勝ち。4年ぶりとなるあすの決勝に向けて、「4年前は(不戦勝のため)戦えなかった決勝戦を楽しみたい」と抱負を語った。一方で、過酷な五輪レースを戦っている今なら、当時、五輪レース中だった廣瀬栄理子元選手が棄権せざるを得なかった4年前の状況がよくわかる。「あれはあれで仕方がなかったと思う」と述べた

SF-Sayaka一方、決勝で奥原選手と対戦することも予想されたディフェンディングチャンピオンの山口茜選手は、佐藤冴香選手のスピードについていけず、ストレート負けで今大会を終えた。チャイナオープンスーパーシリーズプレミア、香港オープンSS、マカオオープングランプリ(GP)ゴールドと、今大会直前まで3週連続で出場した国際大会の疲れも影響した。佐藤選手は、準々決勝の三谷美菜津選手に続いて山口選手を連破し決勝に進んだことで、A代表復帰が確定。勢いに乗ってあす、初優勝を狙う

SF-Kento男子シングルスの桃田選手は、大学ナンバーワンでB代表の西本拳太選手に第1ゲームを奪われる。しかし動揺することなく冷静に試合進め、続く2ゲームを難なく取り返して、順当に2年連続の決勝進出を決めた

試合後の会見では、「西本選手の実力を認めている」としながらも、世界ランク5位の自分と、SSに出始めたばかりの西本選手の差を見せたと、実績に裏付けられた自信と余裕を感じさせるコメントを発した

決勝に向けては、「この大会で優勝してこそ日本のエース。緊張とリラックスのバランスを保ちながら試合に入れたらいいと思う」と述べた。その上で、「世界を見て戦っている。日本一という肩書を持って五輪に臨みたい」と強調した

敗れた西本選手は、「手の内が分かっていても桃田がショットの精度は上」と完敗を認めた。ただ、「劣勢の場面でもねばれるようになった。最低限の目標であるベスト4はクリアできた」と、自らの今年1年の成果を説明。その上で、さらに上を目指すため、またあすから練習に取り組みたいと前を向いた

もう1つの山からは、西本選手と同じく大学生でベスト4入りした古賀輝選手を一蹴した、ディフェンディングチャンピオンの佐々木翔選手が勝ち上がり、決勝は昨年と同じカード(桃田対佐々木)になった

SF-Misaki-Ayaka女子ダブルスでは、高橋礼華・松友美佐紀組が世界ランク1位の貫録を示し、A代表入りを目指す、日本4番手の松尾静香・内藤真実組を寄せ付けずに快勝した

今シーズン取り組んでいた課題の1つである、松友選手の前衛からの攻撃が決まる場面が何度も見られ、日本ペア同士の対戦でも、日本のプレーに合わせるのではなく、世界対応のプレーをここでも貫いている

SF-Kurumi-Naoko決勝に進んだもう1つのペアは世界選手権銅メダルの福万尚子・與猶くるみ組。今大会勢いのある伏兵、米元小春・田中志穂組に第1ゲームを簡単に奪われてしまうが、徐々にペースをつかむと、国際大会で培った勝負強さを発揮。第2、第3ゲームを競り勝って、連覇に王手をかけた

SF-Keigo-Takeshi男子ダブルス準決勝の第1試合はA代表同士の対決となり、世界ランクで日本3番手の園田啓吾・嘉村健士組が1番手の早川賢一・遠藤大由組を逆転で破り決勝に進んだ

第2試合はB代表の保木卓朗・小林優吾組が、代表復帰を狙う佐伯裕行・垰畑亮太組をフルゲームの末に振り切って、初の決勝進出。この種目の世代交代を狙うと明言していた若い2人が、優勝まであと1勝に迫った。決勝では、同じチームの先輩にも物怖じせず立ち向かっていけるか、注目される

SF-Takuro-Yugo

混合ダブルスは、ディフェンディングチャンピオンの早川賢一・松友美佐紀組が若い渡辺勇大・東野有紗組を寄せ付けず決勝進出。一方、男女ダブルスで決勝に進んだ園田啓悟選手と福万尚子選手のペアは、数野健太・栗原文音組に敗れた

準決勝の結果

【男子シングルス】

桃田賢斗(NTT東日本、日本ランク1位)〈19-21,21-9,21-12〉西本拳太(中央大4年、日本7位)

佐々木翔(トナミ運輸、日本3位)〈21-10,21-16〉古賀輝(早稲田大4年、日本12位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】

山口茜(勝山高3年、日本1位)〈9-21,15-21〉佐藤冴香(ヨネックス、日本8位)

奥原希望(日本ユニシス、日本4位)〈21-16,21-18〉今別府香里(ヨネックス、日本9位)

【男子ダブルス】

早川賢一・遠藤大由(日本ユニシス、日本1位)〈21-12,18-21,12-21〉園田啓悟・嘉村健士(トナミ運輸、日本3位)

佐伯裕行・垰畑亮太(日本ユニシス、日本6位)〈19-21,23-21,15-21〉保木卓朗・小林優吾(トナミ運輸、日本8位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(日本ユニシス、日本1位)〈21-16,21-17〉松尾静香・内藤真実(NTT東日本・ヨネックス、日本4位)

福万尚子・與猶くるみ(再春館製薬所、日本5位)〈9-21,21-16,21-18〉米元小春・田中志穂(北都銀行、日本7位)

【混合ダブルス】

早川賢一・松友美佐紀(日本ユニシス、日本1位)〈21-18,21-17〉渡辺勇大・東野有紗(富岡高・日本ユニシス、日本10位)

園田啓悟・福万尚子(トナミ運輸・再春館製薬所、日本5位)〈10-21,12-21〉数野健太・栗原文音(日本ユニシス、日本7位)

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決勝の対戦カード

【男子シングルス】 桃田賢斗(NTT東日本、日本ランク1位)対佐々木翔(トナミ運輸、日本3位)

【女子シングルス】 奥原希望(日本ユニシス、日本4位)対佐藤冴香(ヨネックス、日本8位)

【男子ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(トナミ運輸、日本3位)対保木卓朗・小林優吾(トナミ運輸、日本8位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(日本ユニシス、日本1位)対福万尚子・與猶くるみ(再春館製薬所、日本5位)

【混合ダブルス】 早川賢一・松友美佐紀(日本ユニシス、日本1位)対数野健太・栗原文音(日本ユニシス、日本7位)

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