6th Japanese woman Sayaka wins GP Gold title at Korea Masters

Sayaka SATO
Sayaka SATO, No.6 in Japan @archives

韓国マスターズグランプリ(GP)ゴールドが3~8日、韓国・全州市で開催され、B代表主体の日本選手団の中で唯一、女子シングルスの佐藤冴香選手が決勝まで勝ち上がり、今シーズン、国際大会初優勝を遂げた。佐藤選手の国際タイトル獲得は、昨年のスコティッシュオープンGP以来1年ぶり。日本勢による今シーズンのGPゴールド制覇は、奥原希望(2大会)、川上紗恵奈、山口茜に次いで4人目(5大会目)となる

佐藤選手の現在の世界ランクは19位とそれほど悪くないが、日本勢の中ではA代表5人(山口茜、奥原希望、高橋沙也加、三谷美菜津、橋本由衣)に次ぐ6番手。来年5月時点で「世界16位内かつ日本で2番内」というリオデジャネイロ五輪出場枠獲得のための要件を満たすには、A代表に比べ上位大会への出場機会が制限されることから、A代表が主戦場とするスーパーシリーズ(SS)より1つ下に位置するGPゴールドで1つでも多く優勝して、その差を詰めたいところ

今回は1回戦から準決勝まで世界ランク下位の選手4人を連破し、2年連続で決勝のコートに上がった。決勝では第2シードに入った世界11位の中国スン・ユ選手と対戦。第1、第2ゲームともに終盤、猛烈な追い上げに遭いながらこれを振り切り、ストレート勝ちで頂点に立った。佐藤選手は、この大会がまだGPの格付だった昨年も最終日まで勝ち残ったが、決勝で奥原希望選手に敗れ、優勝を逃していた

なお今大会は、女子シングルスを除く4種目の決勝枠すべてを韓国勢が占め、開催国の選手の活躍が際立つ形となった。その一方で、韓国が誇る男子ダブルスのエース、イ・ヨンデ選手が大会期間中に首の痛みを訴え、準決勝途中で棄権するハプニングがあり、今月から後半に突入した五輪レースへの影響が懸念されている

決勝の結果

【男子シングルス】 イ・ヒョンイル(韓国、世界16位)〈21-17,14-21,14-21〉イ・ドンクン(韓国、世界31位)

【女子シングルス】 スン・ユ(中国、世界11位)〈20-22,19-21〉佐藤冴香(世界19位)

【男子ダブルス】 コ・ソンヒョン/シン・ベクチョル(韓国、世界11位)〈21-16,18-21,19-21〉キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界12位)

【女子ダブルス】 チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、世界30位)〈21-7,16-21,21-19〉チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、世界32位)

【混合ダブルス】 コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界6位)〈19-21,21-17,21-19〉シン・ベクチョル/チェ・ユジョン(韓国、世界42位)

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