PurpleLeague2 about to begin in KL with seven Japanese

MPL2
Kento is back to Purple League but for different club

マレーシアパープルリーグ(MPL)の2シーズン目があす4日、クアラルンプールでスタートする。五輪レースの年とあって、とりわけトップ選手の招致が難航することも予想されたが、参加12クラブがそれぞれ独自に働きかけを行った結果、現役、ベテランの入り交ざったラインナップが出そろった。日本からは、昨シーズンに続いて田児賢一桃田賢斗大堀彩の3人。それに三谷美菜津橋本由衣西本拳太川上紗恵奈の4人を加えた計7人が選手登録されている

BadPaL が事前にリーグ運営会社から直接入手した資料によると、日本勢の所属は、田児、三谷、橋本の3選手が昨シーズン5位のプタリンBC、桃田、西本両選手が同6位のアンパンジャヤBC、大堀選手が3位のプチョンユナイテッドBC、川上選手が1位のムアルシティBCと、4つのクラブに分かれる

今シーズンの注目選手の1人、開催国マレーシアのスター、リー・チョンウェイ選手は、様々なオファーのある中、2位のプタリンジャヤBCへの加入が決まった。昨シーズンはプタリンBCに選手登録されていたが、ドーピング違反の発覚により出場が認められなかった(出場できなくなったリー・チョンウェイ選手の代わりに、田児選手がプタリンBCのチームキャプテンを務めた)

男子ダブルス世界ランク1位、韓国ユ・ヨンソン選手の参戦も今回の目玉だ。同じ韓国代表チームに属する男女シングルスのエース、ソン・ワンホ選手、ソン・ジヒョン選手とともに、大堀選手のいるプチョンユナイテッドBCのメンバーに名を連ねた。極寒の韓国を離れた冬場のトレーニングキャンプも兼ねているのでは、との見方もある

韓国からはもう1つサプライズ。昨シーズン、ムアルシティBCの優勝に大きく貢献したプロとして海外で広く活躍するベテラン、イ・ヒョンイル選手(35)が、2008年北京五輪混合ダブルスでイ・ヨンデ選手と組んで金メダルを獲得し、2010年アジア競技大会優勝を花道に現役引退したイ・ヒョジュン元選手(34)を連れてくる

デンマークからは、昨シーズンに続いての登場となる男子シングルス世界2位のヤン・ヨルゲンセン選手に加え、女子ダブルス4位・混合ダブルス5位のクリスティナ・ペダーセン選手、男子ダブルス8位のマッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング組という主力が参戦予定だ

ただ、招致に成功したこれら海外の有力選手に比べ、開催国マレーシアの選手の顔ぶれが見劣りするのは否めない。とりわけスポットライトを浴びるのはベテランが中心で、本来のリーグ開催目的である、次代のスター発掘につなげるにはまだしばらく時間を要しそう。また、登録選手が必ず試合に出るとは限らない。昨シーズンは、リー・チョンウェイ選手が世界バドミントン連盟(BWF)の規定により出場できなくなった。中国ツァオ・ユンレイ選手は会場に姿を見せることすらなかった。そのほか、個々の契約内容により出場試合数があらかじめ限定されている選手もいる

リーグの日程は、11月4~8日、25~29日、12月2~6日、22~24日、28~30日、1月2~3日、5~10日の計29日間。前回は10月から2月まで足かけ5カ月で実施したが、総日数は変わらない。五輪レースを戦う選手にとって特に外すことのできない、◆チャイナオープンスーパーシリーズ(SS)プレミア(11月10~15日)◆香港オープンSS(同月17~22日)◆SSファイナル(12月9~13日)――の開催時期を避けて日程が組まれた

一方、◆韓国マスターズグランプリ(GP)ゴールド(11月3~8日)◆マカオオープンGPゴールド(同月24~29日)◆インドネシアマスターズGPゴールド(12月1~6日)――とは日程がかぶるので、これら大会にエントリーしている選手はこの時期、リーグには出場しない

なお昨シーズン、パープルリーグの冠スポンサーを務めたKOPIKOは外れ、スポンサーの一部だったリゾートワールドゲンティンが代わって今シーズン、冠スポンサーに立つ

BadPaL が取材したパープルリーグ昨シーズンの様子はコチラhttps://badpal.net/category/purpleleague/

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◆12クラブ(昨シーズンの順位に準ずる)の主な登録選手

【優勝】ムアルシティBC~イ・ヒョンイル(韓国、残留)、トミー・スギアルト(インドネシア、移籍)、タン・ブンヒョン(マレーシア、移籍)、川上紗恵奈(初参戦)、イ・ヒョジュン(韓国、初参戦)、チャン・ペンスーン、ゴー・リュウイン(ともにマレーシア)

【2位】プタリンジャヤBC~リー・チョンウェイ(マレーシア、初参戦)、ムハンマド・ハフィズ・ハシム(マレーシア、移籍)、クー・ケンケット(マレーシア)、ミッシェル・リ(カナダ)、ビタ・マリッサ(インドネシア)、ボディン・イサラ(タイ、残留)

【3位】プチョンユナイテッドBC~ユ・ヨンソン(韓国、初参戦)、ソン・ジヒョン、ソン・ワンホ(ともに韓国)、クリスティナ・ペダーセン(デンマーク)、タノンサク・センソンプーンソック(タイ)、大堀彩(残留)、ダレン・リュー(マレーシア)

【4位】カポンBC~チョン・ウェイフェン、ティー・ジンイ(ともにマレーシア)、ウェイ・ナン(香港)、アプリダ・グナワン・ヘンドラ(インドネシア、残留)、リャン・シャオユ(シンガポール、残留)、デン・シュエン(中国)

LCW-Tago
TAGO played for ChongWei last season

【5位】プタリンBC~ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、残留)、キダンビ・スリカンス、カシャップ・パルパリ(ともにインド)、田児賢一(残留)、三谷美菜津(初参戦)、橋本由衣(初参戦)

【6位】アンパンジャヤBC~桃田賢斗(移籍)、西本拳太(初参戦)、ウォン・ウィンキ(香港、残留)、ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア)

【7位】チェラスBC~マルキス・キド(インドネシア、移籍)、ズルファドリ・ズルキフリ(マレーシア)

【8位】スルダンBC~ワン・チリン(台湾)、ゴー・ジンウェイ(マレーシア、残留)、ツェ・インシュー(香港)

【9位】クランユナイテッドBC~マッズ・コンラド・ペターセン、マッズ・ピーラー・コルディング(ともにデンマーク、初参戦)、シモン・サントソ(インドネシア)、ウォン・デレク・ジリアン(シンガポール、残留)、ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア)、ツァン・ベイウェン(米国)

【10位】ヌサジャヤBC~ブーンサックポンサナ(タイ、残留)、イップ・プイイン(香港、残留)、チャウ・ホイワー(香港)

【11位】カジャンBC~リー・シェンム(台湾、初参戦)、ドゥアンアノン・アルンゲーソン(タイ)

【12位】バングサホークスBC~プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、残留)、ピア・ゼバディア・ベルナデス(インドネシア)

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