【Preview】Tough challenges to be faced at world meet in Jakarta

WorldCships2015
World Championships in jakarta

8月10日に開幕する世界選手権の組み合わせ抽選会が28日、インドネシア・ジャカルタで行われ、日本のシングルス6人、ダブルス9組を含む、出場選手すべての対戦相手が決まった

日本勢で1回戦に臨むのは、男子シングルスの桃田賢斗佐々木翔田児賢一の3選手と、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組、女子ダブルスの福万尚子・與猶くるみ組、混合ダブルスの早川賢一・松友美佐紀組。これ以外はシードのため、2回戦から登場する

◆男子シングルス

世界ランク4位で今大会第4シードに入った桃田選手だが、3回戦でインドのカシャップ・パルパリ選手、準々決勝で台湾チョウ・ティエンチェン選手またはインドネシアのトミー・スギアルト選手と、難敵との対戦が続くとみられる。それでも順当にいけば勝ち進み、準決勝でディフェンディングチャンピオンの中国チェン・ロン選手に挑むことになる。桃田選手にとってSSプレミア初優勝を成し遂げた6月のインドネシアオープンと同じ会場だが、気がかりは、試合間隔が2カ月空いたことがプレーにどう影響するか

一方、世界ランクが20位外に低迷している佐々木選手と田児選手はそれぞれ、3回戦で中国リン・ダン選手、準々決勝でマレーシアのリー・チョンウェイ選手とぶつかる難しい山に入った。大会開幕までにどこまで心身を高めてこられるかにかかってくるが、この「レジェンド」2人と対戦するところまでは勝ち上がってほしい

◆女子シングルス

奥原希望三谷美菜津高橋沙也加の3選手そろってシードに入り2回戦からの登場となったが、いずれも3回戦で、韓国ソン・ジヒョン選手(第8シード)、タイのラッチャノク・インタノン選手(第5シード)、インドのサイナ・ネワル選手(第2シード)という強敵と顔を合わせる。ここが、銅メダルを獲得した昨年の三谷選手に続くための最初の関門となる

◆男子ダブルス

平田典靖・橋本博且組と園田・嘉村組はともに中国ペアと対戦する2回戦、数野健太・山田和司組はインドネシアのヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン組との3回戦が最初の山場。一方、第6シードに入った早川賢一・遠藤大由組は、まず遠藤選手の左ひざの状態次第だが、本来の実力が発揮できるとすれば、3回戦と準々決勝で対戦が予想される、ロシアのウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ組と中国ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ組が、目標に掲げるメダル獲得に向け倒すべき相手だ

◆女子ダブルス

第1シードの高橋礼華・松友美佐紀組は、順当にいけば準々決勝で世界選手権前の最後の大会、台湾オープングランプリ(GP)ゴールドの準決勝で敗れたインドネシアのグレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ組(第7シード)と再戦する。さらにこれに勝つと、準決勝でユー・ヤン/ワン・シャオリ組(第3シード)またはツァオ・ユンレイ/ティエン・チン組(第5シード)という既に世界選手権を制した中国ペアと対戦する可能性が高く、決勝への道のりがより険しい組み合わせとなった

ただ、もう1つの山に入った第8シードの前田美順・垣岩令佳組にとっても、準々決勝で中国ルオ・ユー/ルオ・イン組(第2シード)、準決勝でデンマークのクリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール組(第4シード)または中国マー・ジン/タン・ユエンティン組(第6シード)が待ち構えるため、決して楽なドローではない。それでも、まずルオ姉妹を切り崩して、昨年の銅メダルを越える結果を狙いたい

◆混合ダブルス

この種目、日本から唯一出場資格を得た早川・松友組にとって、2回戦の中国リュウ・チェン/バオ・イーシン組(第4シード)との試合で力を見せられれば、ベスト4進出の可能性はある

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日本選手1回戦の対戦カード

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界4位=第4シード)対ディーター・ドンケ(ドイツ、世界80位)、佐々木翔(世界25位)対アルテム・ポチタレフ(ウクライナ、世界69位)、田児賢一(世界37位)対ミハウ・ロガルスキ(ポーランド、世界84位)

【女子シングルス】 奥原希望(世界9位=第9シード※不戦勝)、三谷美菜津(世界16位=第13シード※不戦勝)、高橋沙也加(世界17位=第14シード※不戦勝)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界6位=第6シード※不戦勝)、数野健太・山田和司(世界14位=第14シード※不戦勝)、平田典靖・橋本博且(世界16位=第16シード※不戦勝)、園田啓悟・嘉村健士(世界18位)対ロネル・エスタニスラオ/フィリップ・ジョッパー・エスクエタ(フィリピン、世界65位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位=第1シード※不戦勝)、前田美順・垣岩令佳(世界6位=第8シード※不戦勝)、松尾静香・内藤真実(世界14位=第14シード※不戦勝)、福万尚子・與猶くるみ(世界17位)対エカテニア・ボロトワ/エフゲーニャ・コセツカヤ(ロシア、世界22位)

【混合ダブルス】 早川賢一・松友美佐紀(世界18位)対ヨナタン・ノルド/エメリ・ファブベーケ(スウェーデン、世界46位)

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