ロシアオープングランプリ(GP)が26日までウラジオストックで行われ、女子シングルスの松本麻佑選手と混合ダブルスの渡辺勇大・東野有紗組が決勝に進んだが、ともに敗れ準優勝だった。日本勢がこの大会でタイトルなしに終わるのは、2009年以来6年ぶり
ロシアオープンで、日本勢は2010年以降、毎年いずれかの種目で1つ以上タイトルを獲得してきた。とりわけ昨年は、同国対決となった女子シングルスと男女ダブルスの3種目を含む全種目の決勝に日本選手が進み、男子シングルスを除く4つのタイトルを手にした
ロシアオープンで優勝した日本選手
◆2010年:男子シングルス上田拓馬、女子シングルス栗原文音
◆2011年:男子ダブルス佐藤翔治・川前直樹
◆2012年:男子シングルス坂井一将、女子シングルス橋本由衣
◆2013年:女子シングルス大堀彩
◆2014年:女子シングルス大堀彩(2連覇)、男子ダブルス数野健太・山田和司、女子ダブルス三木佑里子・米元小春、混合ダブルス垰畑亮太・新玉美郷
今年は、男子シングルスに4人、女子シングルスに5人、男子ダブルスに3組、女子ダブルスに3組、混合ダブルスに2組がエントリーしたが、いずれの種目でも優勝には届かなかった
それでも女子シングルスの松本選手は、予選2試合を勝ち抜いた後、本戦1回戦で第1シード、ドイツのカリン・シュナーゼ選手(世界ランク26位)を倒すと、そのまま決勝まで駆け上がり、昨年の女子ダブルスに続く準優勝を果たした。混合ダブルスでは、2014年世界ジュニア選手権銅メダル〈https://badpal.net/2014/04/19/akane-defends-her-world-junior-title-but-not-easy-way-2/〉の渡辺・東野組が準々決勝で第2シード、ロシアのエフゲニー・ドレミン/エフゲニア・ディモア組(世界29位)を破るなどして、シニアの大会で初めて表彰台に上がった
決勝の結果
【男子シングルス】 トミー・スギアルト(インドネシア、世界16位)〈21-16,21-10〉ラウル・ムスト(エストニア、世界71位)
【女子シングルス】 クリスティナ・ガブンホルト(チェコ、世界84位)〈21-10,22-20〉松本麻佑
【男子ダブルス】 ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア、世界11位)〈22-20,21-19〉ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界17位)
【女子ダブルス】 ガブリエラ・ストエバ/ステファニ・ストエバ(ブルガリア、世界16位)〈21-15,21-17〉カーラ・ネルテ/ヨハナ・ゴリツェウスキ(ドイツ、世界20位)
【混合ダブルス】 チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、世界41位)〈21-13,23-21〉渡辺勇大・東野有紗
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