
アジア選手権3日目、この日で各種目のベスト8が出そろい、日本からは佐々木翔選手、早川賢一・遠藤大由組、園田啓悟・嘉村健士組、高橋礼華・松友美佐紀組、松尾静香・内藤真実組、早川・松友組が残った。24日の準々決勝は、全20試合のうち15試合に開催国中国の選手がいるため、多くが「中国対それ以外の国・地域」の図式。日本勢は、中国の棄権による不戦勝で上がってきた韓国ペアとぶつかる早川・遠藤組と高橋・松友組を除き、4試合で中国勢と対戦する
注目の日中対決は、男子シングルスの佐々木対リン・ダン。また、この日、世界ランクを19位まで下げた女子ダブルス日本3番手の松尾・内藤組は、来月に五輪レース突入を控え、高橋・松友組(世界1位)、前田美順・垣岩令佳組(世界6位)との差をこれ以上広げたくない。今シーズン、スーパーシリーズ(SS)で安定的な強さを見せる世界3位のルオ姉妹を相手に、レース前最後の力試しに挑む
なお、大会3日目も合わせて7試合で棄権があった。準々決勝に進んだ選手のうち、◆男子シングルスの佐々木選手◆女子ダブルスのウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン組(マレーシア)◆混合ダブルスの早川・松友組とタントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組(インドネシア)――は、ここまで一度も試合をしていない
日本選手2回戦(女子ダブルス)と3回戦(男女シングルスと男子ダブルス)の結果
【女子ダブルス2回戦】 高橋礼華・松友美佐紀(第1シード)〈21-11,21-13〉パイ・ユーポ/スー・ヤチン(台湾)、前田美順・垣岩令佳(第3シード)〈13-21,14-21〉マー・ジ ン/タン・ユエンティン(中国)、松尾静香・内藤真実〈21-3,21-3〉ネギン・アミリポア/ハジアガ・ソラヤ・アガエイ(イラン)
【男子シングルス3回戦】 佐々木翔(第8シード)〈棄権〉バハエディーン・アーマド・アルシャニク(ヨルダン)
【女子シングルス3回戦】 リ・シュエリ(中国、第1シード)〈21-8,21-17〉三谷美菜津、サイナ・ネワル(インド、第2シード)〈21-14,10-21,21-10〉奥原希望、ラッチャノク・インタノン(タイ、第7シード)〈21-12,21-17〉高橋沙也加
【男子ダブルス3回戦】 早川賢一・遠藤大由(第4シード)〈21-19,18-21,21-8〉リー・チュンヘイ/チャン・ユンルン(香港)、園田啓悟・嘉村健士〈21-14,21-13〉パティパット・チャラードチャリーム/ワンナワット・アンプンスワン(タイ)
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準々決勝の対戦カード
【男子シングルス】
チェン・ロン(中国、第1シード)対チョウ・ティエンチェン(台湾、第5シード)
ティエン・ホウウェイ(中国)対チョン・ウェイフェン(マレーシア)
ソン・ワンホ(韓国、第4シード)対ワン・ツェンミン(中国、第7シード)
リン・ダン(中国、第2シード)対佐々木翔(第8シード)
【女子シングルス】
リ・シュエリ(中国、第1シード)対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第8シード)
ソン・ジヒョン(韓国、第4シード)対ワン・イーハン(中国、第6シード)
ラッチャノク・インタノン(タイ、第7シード)対ベ・ヨンジュ(韓国)
サイナ・ネワル(インド、第2シード)対タイ・ツーイン(台湾、第5シード)
【男子ダブルス】
イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、第1シード)対ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、第7シード)
早川賢一・遠藤大由(第4シード)対キム・サラン/キム・ギジョン(韓国)
チュウ・ツィハン/リュウ・シャオロン(中国、第3シード)対ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第6シード)
園田啓悟・嘉村健士対カイ・ユン/ルー・カイ(中国)
【女子ダブルス】
高橋礼華・松友美佐紀(第1シード)対シン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国)
ユー・ヤン/ワン・シャオリ(中国、第4シード)対サプシリー・タエラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(タイ)
ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア)対マー・ジン/タン・ユエンティン(中国)
ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、第2シード)対松尾静香・内藤真実
【混合ダブルス】
ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、第1シード)対早川賢一・松友美佐紀
プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア)対リー・チュンヘイ/チャウ・ホイワー(香港)
シュー・チェン/マー・ジン(中国、第3シード)対シン・ベクチョル/チャン・イエナ(韓国)
タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、第2シード)対ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国)