U19 shuttlers of Japan win three titles at Dutch Junior

オランダジュニアインターナショナルは1日、各種目の決勝を行い、日本のU19(19歳未満)が女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの3種目を制した。既にシニアの大会で活躍する山口茜選手と同じ「東京五輪世代」は、6月のアジアジュニア選手権、10月の世界ジュニア選手権に向け、今シーズン、幸先の良いスタートを切った

Yuta-Kenya
Yuta WATANABE / Kenya MITSUHASHI ~photo courtesy of M.WATANABE

男子ダブルスの渡辺勇大・三橋健也組は、最大の山場とみられた3回戦で第1シードの韓国ペアをファイナルゲーム20-20までもつれる接戦の末に倒す(21-17,16-21,22-20)と、その後は準々決勝で韓国ペア、準決勝でシードのドイツペア、決勝でこの大会4組目となる韓国ペアを連破して、栄冠をつかんだ。4月から高校3年生になる渡辺・三橋組は昨年、アジアジュニア選手権で銅メダルを獲得。ジュニア大会出場が最後となる今年は、アジアジュニア、さらには世界ジュニアでのメダル獲得が期待される

男子ダブルスにはほかに小倉由嵩・小川桂汰組が出場。第2シードの香港ペアを破る活躍を見せたが、ベスト8にとどまった

Chiharu-Nami
Chiharu SHIDA / Nami MATSUYAMA ~photo courtesy of M.WATANABE

女子ダブルスの志田千陽・松山奈未組はこの種目唯一の日本ペアとしてエントリー。3回戦(準々決勝)で第1シードの韓国ペアに17-21,22-20,21-17で競り勝ち勢いに乗ると、準決勝で韓国ペア、決勝ではシードのフランスペアをいずれもストレートで下して優勝した。4月から高校3年生の志田選手は昨年、1つ年上の荒木茜羽選手と組んで世界ジュニアでベスト8に入った。今年は先輩として、年下の松山選手を引っ張る

Saena
Saena KAWAKAMI ~photo courtesy of M.WATANABE

女子シングルスでは、日本からエントリーした川上紗恵奈仁平菜月松山奈未の3選手がそろってベスト8まで勝ち進んだ。準々決勝で仁平選手が第3/4シード、マレーシアのリー・インイン選手にフルゲームの末に競り負け姿を消すが、川上、松山両選手はベスト4入りを果たす。日本勢同士の対決となった準決勝を勝ち上がった川上選手が決勝で、仁平選手を下したリー選手にストレート勝ちし、タイトルを手にした

男子シングルスに出場した三橋健也小倉由嵩小川桂汰の 3選手のうち、小川選手が3回戦、三橋選手が4回戦でそれぞれ敗退。残る小倉選手は準々決勝で第3/4シードの韓国選手を破ってベスト4入りを果たすが、 続く準決勝で優勝した第1シード、マレーシアのチーム・ジュンウェイ選手にゲームカウント1対2で惜敗。決勝進出を逃した

混合ダブルスには、男子ダブルスを制した渡辺勇大選手と女子ダブルス優勝の志田千陽選手が組んで登場。第3/4シードとして順当に勝ち上がるが、準決勝で優勝したマレーシアペアに21-23,21-19,18-21で競り負け、ベスト4どまりだった

決勝の結果

【男子シングルス】 チーム・ジュンウェイ(マレーシア)〈21-17,22-20〉マックス・ヴァイスキルヘン(ドイツ)

【女子シングルス】 リー・インイン(マレーシア)〈16-21,17-21〉川上紗恵奈

【男子ダブルス】 渡辺勇大・三橋健也〈21-16,21-19〉イ・ジュンス/パク・ギョンフン(韓国)

【女子ダブルス】 アンヌ・トラン/デルフィーヌ・ドルリュー(フランス)〈19-21,17-21〉志田千陽・松山奈未

【混合ダブルス】 タン・ジンフア/ゴー・ジンウェイ(マレーシア)〈21-18,18-21,21-17〉ゴー・スエフェイ/リー・インイン(マレーシア)

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