Day 1 in Denmark : Kento moves into main draw of SS Premier

Kento MOMOTA
Kento defeated 2 Indian players in qualifying rounds

デンマークオープンスーパーシリーズ(SS)プレミアが15日、開幕した。大会初日は男女シングルスの予選と、混合ダブルスの予選と本戦1回戦が行われ、日本勢は男子シングルスの桃田賢斗選手が予選2試合を勝ち抜き、本戦出場を果たした。混合ダブルスには早川賢一・松友美佐紀組、橋本博且・前田美順組が登場し、ともにファイナルゲームまでもつれる競り合いを制して2回戦に進んだ

桃田選手はBadPaL の取材に応じ、「初戦は緊張して息が上がってしまった。2戦目は緊張はしなかったが、体力的にきつかった。今大会では本戦進出を目標にしてきたので勝ててよかったというのが正直な気持ち。フィジカル面の課題については、世界のトップで戦っていくには不十分と自認している。ここから先はチャレンジャー。1戦1戦向かっていくだけ」と述べた

Misaki MATSUTOMO-Kenichi HAYAKAWA
Misaki / Kenichi defeated Korean duo

混合ダブルスの早川・松友組は、「対戦相手の韓国ペアは男女とも積極的に攻めてくるタイプなので、打ち負けないように」(松友)との気持ちで初戦に臨んだという。試合後、「難しい試合だった」(早川)と振り返ったが、1ゲームずつを取り合った後のファイナルゲームは序盤にリードを奪うと、そのまま相手に主導権を渡すことなく勝利した

早川・松友組は今大会の目標として、ベスト8入りを上げた。ただ早川選手は、「あくまで、それぞれ男女のダブルスがメーンで、譲れない部分がある」と強調した。一方、松友選手は、「先に混合ダブルスで試合をしていると、後に続く女子ダブルスの初戦がやりやすい」と述べた

Miyuki MAEDA-Hirokatsu HASHIMOTO
‘Nice performance’ is not good enough for Miyuki / Hirokatsu anymore

もう1つの日本ペア、橋本・前田組は、世界ランク上位のドイツペアから、第1ゲームを24-22で奪う幸先の良いスタートを切る。しかし続く第2ゲームを一度もリードを奪えぬまま落とすと、ファイナルゲームは前半、5-11と引き離される。ところが「相手は混合を専門にやっている格上で勝てなくてもともと。自分たちができることをやる」(前田)と、劣勢にも気持ちを切らすことなくプレーを続けた結果、逆転に成功。終盤19-19まで追い上げにあったものの最後は21-19で振り切った

橋本・前田組はペアとして国際大会に出場するようになってから1年に満たない。それでも、勝ちには結び付かないが、何度も世界のトップペアを相手に互角の試合を展開してきた。BadPaL がペアとして成長や自信を感じるようになったか問うと、橋本選手は、「これまでは自分たちのパフォーマンスが良くても(格上には)勝てなかった。今回気持ちを切らすことなく勝てたことは良かった」と答えた。前田選手は、「たとえ格上との試合でも、いつまでも『惜しかったね』でよい世界ではない。少なくとも10回やって1回は勝てたらおもしろくなる」と笑顔を見せた

Coach
Reony MAINAKY (R) gave advice to Kento

なおこの日は、中国・天津で開催されていた東アジア大会への派遣により、ヘッドコーチのパク・ジュボン氏をはじめとするナショナルコーチ陣4人のデンマーク入りが遅れたため、ダブルスコーチであるリオニー・マイナキー氏が、男子シングルスを含む日本選手が出場するすべての試合のコーチ席に座った

日本選手1日目の結果

【男子シングルス予選】 (1回戦)桃田賢斗(世界28位)〈21-14,21-19〉H.S.プラノイ(インド、世界43位)、(2回戦)桃田〈21-19,10-21,21-17〉K.スリカンス(インド、世界31位)

【混合ダブルス1回戦】 早川賢一・松友美佐紀(世界25位)〈21-16,18-21,21-17〉ユ・ヨンソン/チャン・イエナ(韓国、世界30位)、ミハエル・フックス/バージット・ミシェルズ(ドイツ、世界16位)〈22-24,21-18,19-21〉橋本博且・前田美順(世界29位)

 

日本選手2日目の対戦カードは以下の通り。混合ダブルスを除く4種目の1回戦が行われる

【男子シングルス】 田児賢一(世界4位)対ワン・ツェンミン(中国、世界9位)、ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界5位)対上田拓馬(世界14位)、佐々木翔(世界20位)対ラジフ・ウーセフ(英国、世界22位)、トミー・スギアルト(インドネシア、世界7位)対桃田賢斗(世界28位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】 三谷美菜津(世界9位)対ベ・ヨンジュ(韓国、世界11位)、高橋沙也加(世界13位)対チャン・ツーカ(香港、世界29位)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界10位)対廣瀬栄理子(世界18位)、

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界4位)対ニコラジ・オーバーガード/ニクラス・ノール(デンマーク、世界142位)、平田典靖・橋本博且(世界17位)対ピーター・カエスバウアー/ジョシェ・ズルウォン(ドイツ、世界51位)、園田啓悟・嘉村健士(世界18位)対ソレン・グラブホルト/モルテンセン・フレデリク・ソガード(デンマーク、世界679位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界4位)対レナ・グレバク/マリア・ヘルスボル(デンマーク、世界67位)、ティアラ・ロサリア・ヌライダ/ゲビー・リスティヤニ・イマワン(インドネシア、世界16位)対前田美順・垣岩令佳(世界35位)

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