Japanese women occupy 5 out of 8 slots in the quarterfinals

Akane YAMAGUCHI

16 years old Akane surprised spectators with advancing to QF

ジャパンオープンSS2回戦、日本選手がすべての種目で3回戦(準々決勝)に勝ち進んだ。とりわけ女子シングルスは8枠中5枠を占め、中でも16歳の山口茜選手は、同じ10代ながら前月の世界選手権で銅メダルを獲得するなど躍進を見せているインドのプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手を破る快挙を遂げ、ベスト8入りを果たした。この種目では準々決勝で同国対決が2試合あり、日本は準決勝枠2つも既に確保している

勝てるとは思っていなかったので、自分がびっくりしている――。山口選手が試合後の記者会見で語った通り、この日一番の番狂わせといってもよい内容だった。相手は世界選手権から凱旋帰国後、国内で初めて開催されたインドバドミントンリーグ(IBL)でも活躍し勢いのあるシンドゥ選手。年齢差以上の体格差もあり、試合前に山口選手の勝ちを期待した人は多くなかった。しかしふたを開けてみると、第1ゲームを21-6と圧倒。第2ゲームは前半5-10とリードされるも、連続得点で逆転に成功すると、そのまま21-17で勝ち切った

山口選手は勝因を尋ねられると、「コート奥まで(シャトルを)打ち返すことができたことで、相手の鋭いショットにも対応できた」と答えた。この点については佐藤翔治コーチも「奥までしっかり飛ばして行けば勝負できる。スキルはあるので、体格差はそれほど影響ない」と指示していたという。ただ山口選手は、思わぬ勝利を手にしたものの、「世界ランク上位のシンドゥ選手に勝っても自分がランキング上位に入ったことにはならない。調子に乗らないようにしないと」と述べ、気持ちを引き締めた

シンドゥ選手のほか、ラッチャノク・インタノン選手(タイ)、タイ・ツーイン選手(台湾)、スン・ユ選手(中国)ら、同じ10代ながら既に世界のトップで活躍している選手に対する思いを聞いてみると、「年齢は近いが、国際大会での経験が豊富。自分からみれば雲の上の存在で、今はまだあこがれのような感じを抱いている。そこに食い込んでいけるようがんばる」と答えた

女子シングルスではほかに、三谷美菜津高橋沙也加橋本由衣打田しづかの4選手がベスト8入りした

Minatsu MITANI

Minatsu wants to regain confidence through Japan Open

このうち三谷選手は BadPaL に対し、「8月の世界選手権、前週のチャイナマスターズSSを含め、最近勝てていないので、この大会を浮上のきっかけにしたい」。年下のインタノン選手が世界選手権で優勝したことについては、「彼女の方が世界での経験は豊富で、年齢は関係ない。悔しいというより、早く追い付きたいという気持ち」とコメントした

Shizuka UCHIDA

Shizuka aims to get back to National Team

また5人のうち唯一、ナショナルチームではない打田選手は、「久しぶりの国際大会で楽しんでやれた。世界ランク15位の相手だったが、このレベルではまだ戦えるとの自信はある」と述べた。世界チャンピオンのインタノン選手棄権により不戦勝となった1回戦も、「ラッキーというより、試合をしたかった」と指摘。その上で、「全日本総合選手権で勝ってナショナルチームに入り世界を回りたい気持ちがある」と強調した

男子シングルスでは、エースの田児賢一選手とベテランの竹村純選手の2人が勝利し、準々決勝に駒を進めたが、桃田賢斗、古財和輝、池田雄一の3選手は敗れた。次世代のエースとして期待される桃田選手は、世界選手権で銅メダルを獲得したベトナムのグエン・ティエンミン選手に挑んだ。第1ゲームを落とした後、第2ゲームは大逆転で取り返すが、最後はスタミナ切れで、世界7位から勝ち星を得ることはできなかった

Kento MOMOTA

Kento admits he needs to improve physical strength

桃田選手は試合後、このレベルで戦うにはフィジカルの強さがまだまだ十分でないことを自ら認め、強化に取り組む姿勢を見せた。また、自信を持っていた決めにいくショットを容易に返球されるなど、さらなる実力アップの必要性を痛感した敗戦となった。ただ、グエン選手は桃田選手の技術の高さを認め、「今後、しっかり練習を積み重ねていけば、間違いなく世界の上位に立つ選手」と評価した

ダブルス3種目の準々決勝には、日本からそれぞれ1組ずつが残った。女子ダブルスは今大会第2シードの高橋礼華・松友美佐紀組が順当勝ち。男子ダブルスでは第3シードの早川賢一・遠藤大由組が世界ランク下位の中国ペアに敗れる波乱があったが、代わりにベテランの平田典靖・橋本博且組がインドネシアの実力者ペアとのフルゲームまでもつれる接戦を制し、ベスト8に進んだ

Young Japanese

Young Japanese shuttlers could learn a lot from the best

混合ダブルスでは、「混合の練習はあまりやっていない」という井上拓斗、高橋礼華両選手の組むペアが、世界6位のインドネシアペアにストレート勝ちする快挙を成し遂げた。一方、世界トップの中国シュー・チェン/マー・ジン組に挑んで跳ね返された若い下農走・永原和可那組は試合後、BadPaL の取材に答え、「試合前は怖い感じがしていたが、コートに立つと自分たちのプレーができた」とコメント。それでも世界トップとのパワー、スピードの絶対的な違いを感じたという。その上で、この経験を踏まえ、「まずは10月の世界ジュニア選手権で、団体戦優勝、個人戦ベスト4を目指す」と今後の抱負を述べた

日本選手2回戦の結果

【男子シングルス】 田児賢一(世界5位)〈21-16,19-21,21-14〉マーク・ツイブラー(ドイツ、世界11位)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界7位)〈21-17,19-21,21-15〉桃田賢斗(世界35位)、K.スリカンス(インド、世界39位)〈21-12,21-16〉古財和輝(世界287位※予選勝ち上がり)、アジャイ・ジャヤラム(インド、世界23位)〈21-13,11-21,21-18〉池田雄一(世界354位※予選勝ち上がり)、フ・ユン(香港、世界8位)〈18-21,17-21〉竹村純(世界 319位※予選勝ち上がり)、

【女子シングルス】 三谷美菜津(世界9位)〈21-16,21-15〉楠瀬由香(世界88位)、ワン・イーハン(中国、世界5位)〈21-19,21-14〉廣瀬栄理子(世界13位)、リンダウェニ・ファネトリ(インドネシア、世界15位)〈12-21,7-21〉高橋沙也加(世界20位)、橋本由衣(世界30位)〈21-18,21-10〉大堀彩(世界107位※予選繰り上がり)、ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界18位)〈21-19,15-21,14-21〉打田しづか(世界101位※予選繰り上がり)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界10位)〈6-21,17-21〉山口茜(世界141位※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界6位)〈14-21,12-21〉ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、世界63位)、園田啓悟・嘉村健士(世界19位)〈19-21,14-21〉リュウ・チェン/カン・ジュン(中国)、平田典靖・橋本博且(世界20位)〈18-21,21-14,21-15〉ヘンドラ・アプリダ・グナワン/ヨナサン・スルヤタマ・ダスキ(インドネシア、世界22位)、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界3位)〈21-15,21-11〉黒瀬尊敏・銭谷翔(世界250位※予選勝ち上がり)、ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界2位)〈21-19,21-19〉小松崎佑也・竹内宏気(世界250位※予選繰り上がり)、ツァイ・チアシン/リー・シェンム(台湾、世界10位)〈21-13,21-15〉小林優吾・保木卓朗(世界650位※予選勝ち上がり)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界3位)〈21-13,21-15〉グ・フイリン/グ・フイアン(マレーシア、世界27位)、マー・ジン/タン・ジンフア(中国、世界2位)〈21-10,19-21,21-14〉米元小春・三木祐里子(世界21位)、樽野恵・新玉美郷(世界63位)〈16-21,17-21〉タン・ユエンティン/オウ・ドンニ(中国、世界129位)、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)〈21-11,21-8〉星千智・櫻本絢子(世界561位)、ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界8位)〈21-19,19-21,21-17〉宮内唯・久後あすみ(世界323位)

【混 合ダブルス】 ムハンマド・リジャル/デビー・スサント(インドネシア、世界6位)〈18-21,14-21〉井上拓斗・高橋礼華、シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界1位)〈21-13,21-10〉下農走・永原和可那

 

準々決勝の対戦カード(※これより19日発表の最新の世界ランクに更新)

【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対竹村純(世界320位※予選勝ち上がり)、グエン・ティエンミン(ベトナム、世界8位)対アジャイ・ジャヤラム(インド、世界30位)、ガオ・フアン(中国、世界32位)対H.S.プラノイ(インド、世界56位)、田児賢一(世界5位)対K.スリカンス(インド、世界39位)

【女子シングルス】 橋本由衣(世界29位)対山口茜(世界145位※予選勝ち上がり)、タイ・ツーイン(台湾、世界8位)対高橋沙也加(世界17位)、ワン・イーハン(中国、世界6位)対ワン・シーシャン(中国、世界7位)、三谷美菜津(世界9位)対打田しづか(世界104位※予選繰り上がり)

【男子ダブルス】 ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界2位)対ツァイ・チアシン/リー・シェンム(台湾、世界10位)、リュウ・シャオロン/チュウ・ツィハン(中国、世界7位)対リュウ・チェン/カン・ジュン(中国、239位)、平田典靖・橋本博且(世界18位)対ホン・ウェイ/チャイ・ビアオ(中国、世界46位)、マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界3位)対マッズ・コンラド・ペターセン/マッズ・ピーラー・コルディング(デンマーク、世界239位)

【女子ダブルス】 マー・ジン/タン・ジンフア(中国、世界2位)対バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界29位)、ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界7位)対チェン・ウェンシン/シエ・ペイチェン(台湾、世界56位)、クリスティナ・ペダーセン/カミラ・リタ・ユール(デンマーク、世界4位)対タン・ユエンティン/オウ・ドンニ(中国、世界83位)、高橋礼華・松友美佐紀(世界3位)対プーン・ロクヤン/ツェ・インシュー(香港、世界10位)

【混 合ダブルス】 シュー・チェン/マー・ジン(中国、世界2位)対チャイ・ビアオ/タン・ジンフア(中国、世界381位)、ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、世界4位)対プラビーン・ジョーダン/ビタ・マリッサ(インドネシア、世界16位)、マルキス・キド/ピア・ゼバディア・ベルナデス(インドネシア、世界9位)対リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界121位)、ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)対井上拓斗・高橋礼華

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