Kana and Aya stopped by higher ranked Asians in quarterfinals

マレーシアオープンGPゴールド3日目、各種目準々決勝までを終え、日本勢では女子シングルスの伊東可奈大堀彩両選手がベスト8まで残ったものの、ともに準決勝進出は果たせなかった

Kana vs Busanan

Kana admits Thai’s young gun has improved a lot since last meet in 2011

伊東選手は、2年前に一度対戦し勝っていたタイの若手ブサナン・ウンバンルンパン選手の予想を越える進化に、大堀選手はシンガポールのグ・ジュアン選手の試合巧者ぶりにそれぞれ翻弄され、課題を抱えて試合会場を後にした

今大会は試合日程が通常より1日短いため、混合ダブルス以外の選手はこの日、午前の部と夜の部に分かれて2試合ずつを消化した。午前の部では男子シングルス3回戦と、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスの2回戦が行われ、女子シングルスの2人は勝利したが、男子シングルスの武下利一選手、男子ダブルスの井上拓斗・金子祐樹組、女子ダブルスの山本紗椰・山口そよか組は敗れた

Takuto INOUE /  Yuki KANEKO

Young talented pair of Japan recognized that more power needed to win in senior tournament

このうち井上・金子組は、左利きのパワーヒッター、ボディン・イサラ選手を擁するタイのペアに挑み、粗さのある相手のミスを誘いながらついていくが、要所で強打を決められストレート負け。ベスト8には届かなかった。試合後、BadPaL に対し、「何とかかわしていこうとしたが、やはりパワーにやられた。このレベルの相手に勝つにはパワーアップが不可欠」(金子選手)と感想を語った

夜の部では、各種目の準々決勝が行われ、伊東選手と大堀選手がいずれもアジアの世界ランク上位選手とベスト4入りをかけて戦った

Kana ITO

Strong smash isn’t good enough to beat higher ranked players

先に登場した伊東選手は第1ゲーム、タイのブサナン・ウンバンルンパン選手に先行を許しながらもついていき、終盤17-18、さらに18-19と1点差に迫る。しかし次の1点が取れずに18-21で逃げ切られる。エンドが変わると様相が一転。連続得点を許して点差が開くと、流れを断ち切ることはできずに12-21で敗退。午前の試合に勝ちベスト8を決めた直後に話した「ベスト4に必ず入りたい」という願いの実現は、次回以降に持ち越しとなった

準々決勝を終えた伊東選手は、BadPaL の取材に応じ、「第1ゲーム、大事な場面で、ネットを切って上げさせて打つ、という得意の形にもっていこうとしたが、自分がミスして相手を楽にさせてしまった。第2ゲームは(シャトルが)飛ぶコートで、アウトになるのでクリアが打てない、加減して打つと浅くなってしまう、という悪循環に陥り、打ちおろすしかなくなってしまった」と敗因を振り返った。背景には相手ショットの初速の速さがあり、それが嫌で打たせたくないという思いが、知らず知らずのうちに自分で、打ちおろすしかない、というしばりをかけてしまっていたと思う、と説明した

若手成長株のウンバンルンパン選手については、「2011年ベトナムオープンGPで勝っていて、その時のイメージのままに、(勝つ)可能性あり、と試合に入ったが、2年足らずの間にはるかに進化していた」と強さを認めた。その上で、同選手を含む世界ランク上位と対戦する際には「打ちおろすだけでなく、クリアを使っていかないと勝てない」と指摘。今後、相手にならって、初速を速めるトレーニングに取り組む考えを示した

ナショナルチームのメンバーではない伊東選手は、国際大会への出場機会が限定される。そんな中、「GPゴールドでは、下の大会にはいない強い選手とやれることで、自分の実力を測れる」との認識を示す。世界で戦うことについて、「(世界で)結果を残している廣瀬栄理子選手や三谷美菜津選手に勝ったこともあり、自信はある。ただ安定しない、と自覚している」とした上で、「自分のプレーを常にできるかどうかがカギ」と強調した

Aya OHORI in QF

Aya had strong spirit but not enough energy left

大堀選手の試合は、同じコートで行われた前の2試合がともにファイナルゲームまでもつれる接戦となったことで、現地時間午後10時過ぎにスタートした

世界ランク上位のグ選手が相手だけに苦戦が予想されたが、ふたを開けてみると、大堀選手が序盤からゲームを完全に支配。第1ゲームは11-4で前半を折り返す。後半に入ると徐々に追い上げられ2点差まで迫られるが、主導権をわたすことはなく21-15で勝ち切った。第2ゲームも流れは変わらず11-5までいくが、インターバル直後、試合巧者のグ選手がシャトルをコート奥に集めて大堀選手を前後に動かし始めると、疲れからか、大堀選手にミスが出て、6連続失点で12-11と1点差に詰められる。いったんは15-12と引き離したが、さらに5連続得点を決められ逆転を許すと、18-21でこのゲームを落としてしまう。嫌な流れで迎えたファイナルゲームだったが、前半は11-10で乗り切る。しかしエンドが変わった直後、疲れの見える大堀選手は、今度は一気に8点を失ってしまい追い詰められる。14-20と先にマッチポイントを握られ観衆が終焉を確信した場面から、果敢に攻め込み逆に5連続得点で19-20として会場を沸かせたが、がんばりもそこまで。1時間を越える熱戦を、GPゴールドベスト4という結果に結びつけることはできなかった

大堀選手は試合後、BadPaL に対し、「第2ゲーム前半までは自分の思うような試合ができたが、グ選手が球を回しはじめた後半以降はできなかった。くやしい」と短くコメントした

3日目の日本選手結果(午前の部)

【男子シングルス】 R.M.V.グルサイドゥット(インド、世界33位)〈21-19,21-16〉武下利一(世界70位)

【女子シングルス】 伊東可奈(世界100位)〈21-16,14-21,21-12〉リャン・シャオユ(シンガポール、世界114位)、ニチャオン・ジンダポン(タイ、世界22位)〈10-21,19-21〉大堀彩(世界143位※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】 井上拓斗・金子祐樹(世界81位)〈17-21,18-21〉ボディン・イサラ/パッカワト・ビライラク(タイ、世界175位)

【女子ダブルス】 チョウ・メイクアン/リー・メンイーン(マレーシア、世界49位)〈21-9,12-21,21-14〉山本紗椰・山口そよか

 

準々決勝の結果(夜の部)

【男子シングルス】

R.M.V.グルサイドゥット(インド、世界33位)〈19-21,2-5棄権〉イスカンダー・ズルカルナイン・ザイヌディン(マレーシア、世界81位)

チャン・ヤンキット(香港、世界67位)〈17-21,15-21〉ゴー・スーンフアト(マレーシア、世界71位)、

ダレン・リュー(マレーシア、世界13位)〈10-21,20-22〉チェン・ユークン(中国、世界34位)

アラムシャ・ユヌス(インドネシア、世界35位)〈21-18,15-21,22-20〉ウェイ・ナン(香港、世界89位)

【女子シングルス】

プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界15位)〈21-17,21-17〉ヘラ・デシ(インドネシア、世界41位)

サプシリー・タエラッタナチャイ(タイ、世界21位)〈22-20,21-13〉ティー・ジンイ(マレーシア、世界47位)

グ・ジュアン(シンガポール、世界23位)〈15-21,21-18,21-19〉大堀彩(世界143位※予選勝ち上がり)

ブサナン・ウンバンルンパン(タイ、世界19位)〈21-18,21-12〉伊東可奈(世界100位)

【男子ダブルス】

クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア、世界2位)〈21-16,21-7〉ボディン・イサラ/パッカワト・ビライラク(タイ、世界175位)

モハド・ザクリ・アブドゥル・ラティフ/モハド・ファイルジズアン・モハド・タザリ(マレーシア、世界16位)〈25-27,21-12,21-12〉タン・ビンシェン/チョウ・パクチュウ(マレーシア、世界170位)

リム・キムワー/ゴー・ウェイシェム(マレーシア、世界13位)〈14-21,21-19,21-18〉ギデオン・マルクス・フェルナルディ/アンドレイ・アディスティア(インドネシア、世界240位)

フーン・ティエンハウ/タン・ウィーキョン(マレーシア、世界7位)〈15-21,11-21〉アルベン・ユリアント・チャンドラ/マルキス・キド(インドネシア、世界19位)

【女子ダブルス】

ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界11位)〈21-13,21-18〉チョウ・メイクアン/リー・メンイーン(マレーシア、世界49位)

ゴー・リュウイン/リム・インルー(マレーシア、世界22位)〈21-15,21-17〉シンタ・ムリア・サリ/フ・ミンティアン(シンガポール、世界376位)

ビタ・マリッサ/アプリルサシ・プトリ・レジャルサル・バリエラ(インドネシア、世界45位)〈24-22,21-9〉ロシータ・エカ・プトリ・サリ/メラティ・ダエバ・オクタビアニ(インドネシア、世界144位)

ウーン・ケーウェイ/フー・ビビアン・カームン(マレーシア、世界18位)〈13-21,21-13,19-21〉ネオ・バネッサ・ユーヤン/ヤオ・レイ(シンガポール、世界376位)

【混合ダブルス】

チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、世界5位)〈21-12,21-19〉カイ・ル/ルオ・ユ(中国)

プラビーン・ジョーダン/ビタ・マリッサ(インドネシア、世界42位)〈21-17,21-16〉エディ・スバクティアル/グロリア・エマヌエル・ウィジャヤ(インドネシア、世界235位)

タン・アイククアン/ライ・ペイジン(マレーシア、世界18位)〈25-27,21-16,21-18〉チャン・ユンルン/ツェ・インシュー(香港、世界40位)

ルキ・アプリ・ヌグロホ/アニサ・サウフィカ(インドネシア、世界37位)〈19-21,25-23,15-21〉ギデオン・マルクス・フェルナルディ/アプリルサシ・プトリ・レジャルサル・バリエラ(インドネシア、世界200位)

 

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

ゴー・スーンフアト(マレーシア、世界71位)対イスカンダー・ズルカルナイン・ザイヌディン(マレーシア、世界81位)

チェン・ユークン(中国、世界34位)対アラムシャ・ユヌス(インドネシア、世界35位)

【女子シングルス】

プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界15位)対サプシリー・タエラッタナチャイ(タイ、世界21位)

ブサナン・ウンバンルンパン(タイ、世界19位)対グ・ジュアン(シンガポール、世界23位)

【男子ダブルス】

クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア、世界2位)対モハド・ザクリ・アブドゥル・ラティフ/モハド・ファイルジズアン・モハド・タザリ(マレーシア、世界16位)

リム・キムワー/ゴー・ウェイシェム(マレーシア、世界13位)対アルベン・ユリアント・チャンドラ/マルキス・キド(インドネシア、世界19位)

【女子ダブルス】

ピア・ゼバディア・ベルナデス/リズキ・アメリア・プラディプタ(インドネシア、世界11位)対ゴー・リュウイン/リム・インルー(マレーシア、世界22位)

ビタ・マリッサ/アプリルサシ・プトリ・レジャルサル・バリエラ(インドネシア、世界45位)対ネオ・バネッサ・ユーヤン/ヤオ・レイ(シンガポール、世界376位)

【混合ダブルス】

チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、世界5位)対プラビーン・ジョーダン/ビタ・マリッサ(インドネシア、世界42位)

タン・アイククアン/ライ・ペイジン(マレーシア、世界18位)対ギデオン・マルクス・フェルナルディ/アプリルサシ・プトリ・レジャルサル・バリエラ(インドネシア、世界200位)

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