インドオープンSS2回戦、日本選手は女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳、末綱聡子・前田美順、高橋礼華・松友美佐紀の3組と、混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子、佐藤翔治・松尾静香の2組が勝ち、準々決勝に勝ち進んだ。一方でこの日は、女子シングルスの後藤愛選手と男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組が敗れ、オリンピックレースを終えた
上位進出を狙うシード選手にも波乱があった。女子シングルスでは、地元期待のサイナ・ネワル選手(世界5位)が韓国ベ・ヨンジュ選手(世界12位)に逆転負けしたのをはじめ、前週のヨーロッパ選手権を制したデンマークのティネ・バウン選手(世界6位)が、アジア選手権で上位選手を次々倒す活躍を見せた中国チェン・シャオジア選手(世界31位)にストレート負けした
女子ダブルスでは、インドネシアのトップペア、グレイシア・ポリー/メイリアナ・ジャウハリ組(世界9位)が、日本選手キラーとしても知られる中国の若手ペア、バオ・イーシン/ツォン・チエンシン組(世界15位)と対戦。第1ゲームを先取し、第2ゲームも19-16まで追い詰めながら、まさかの逆転負けを喫した
男子ダブルスでは、中国2番手のグオ・ツェンドン/チャイ・ビアオ組(世界5位)がインドネシア4番手のライアン・アグン・サプトラ/アンガ・プラタマ組(世界16位)に不覚を取った。逆に、インドネシアの1番手モハンマド・アーサン/ボナ・セプタノ組(世界6位)と3番手ヘンドラ・アプリダ・グナワン/アルベン・ユリアント・チャンドラ組(世界11位)は格下に敗れ、ベスト8に届かず姿を消した
一方、男子シングルスは、マレーシアのリー・チョンウェイ選手(世界1位)をはじめ、26日発表の世界ランキングでついに順位が入れ替わった中国チェン・ジン選手(世界4位)とデンマークのピーター・ゲード選手(世界5位)、インドネシアのタウフィック・ヒダヤット選手(世界12位)など、注目選手が順当にベスト8入りを果たした
日本選手2回戦の結果
【女子シングルス】 ワン・シーシャン(中国、世界3位)〈21-19,21-19〉後藤愛(世界20位)
【男子ダブルス】 クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア、世界8位)〈21-18,21-18〉早川賢一・遠藤大由(世界14位)
【女子ダブルス】 藤井瑞希・垣岩令佳(世界4位)〈21-16,21-11〉ウォン・ペイティ/チン・イエイフイ(マレーシア、世界16位)、末綱聡子・前田美順(世界6位)〈21-15,18-21,21-14〉アネケ・フェイニャ・アグスティン/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界17位)、タン・ジンフア/シア・フアン(中国、世界12位)〈14-21,21-9,14-21〉高橋礼華・松友美佐紀(世界24位)
【混合ダブルス】 池田信太郎・潮田玲子(世界11位)〈21-19,21-12〉フラン・クルニアワン/シェンディ・プスパ・イラワティ(インドネシア、世界56位)、佐藤翔治・松尾静香(世界16位)〈21-12,21-14〉タルン・コナ/アシュウィニ・ポンナッパ(インド、世界155位)、チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、世界7位)〈21-16,21-13〉平田典靖・前田美順(世界45位)
準々決勝の組み合わせ
【男子シングルス】 リー・チョンウェイ(マレーシア、世界1位)対タウフィック・ヒダヤット(インドネシア、世界12位)、ハンス・クリスチャン・ビティングス(デンマーク、世界16位)対スー・ジェンハオ(台湾、世界35位)、チェン・ジン(中国、世界4位)対カッシャップ・パルパリ(インド、世界30位)、ピーター・ゲード(デンマーク、世界5位)対ソン・ワンホ(韓国、世界17位)
【女子シングルス】 ワン・シーシャン(中国、世界3位)対ユリアン・シェンク(ドイツ、世界8位)、ベ・ヨンジュ(韓国、世界12位)対チェン・シャオジア(中国、世界31位)、ジアン・ヤンジャオ(中国、世界7位)対P.V.シンドゥ(インド、世界28位)、リ・シュエリ(中国、世界4位)対グ・ジュアン(シンガポール、世界17位)
【男子ダブルス】
マニーポン・ジョンジット/ボディン・イサラ(タイ、世界27位)対K.T.ルペシュ・クマール/サナベ・トマス(インド、世界29位)
クー・ケンケット/タン・ブンヒョン(マレーシア、世界8位)対ライアン・アグン・サプトラ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界16位)
ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア、世界22位)対リム・キムワー/ゴー・ウェイシェム(マレーシア、世界30位)
コ・ソンヒョン/ユ・ヨンソン(韓国、世界4位)対シェン・イエ/ホン・ウェイ(中国、世界13位)
【女子ダブルス】
キム・ミンジョン/ハ・ジョンウン(韓国、世界3位)対バオ・イーシン/ツォン・チエンシン(中国、世界15位)
末綱聡子・前田美順(世界6位)対ジュワラ・グッタ/アシュウィニ・ポンナッパ(インド、世界20位)
キム・ハナ/チョン・ギョンウン(韓国、世界10位)対高橋礼華・松友美佐紀(世界24位)
藤井瑞希・垣岩令佳(世界4位)対オム・ヘウォン/チャン・イエナ(韓国、世界23位)
【混合ダブルス】
佐藤翔治・松尾静香(世界16位)対タオ・ジアミン/シア・フアン(中国、世界44位)
チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、世界7位)対スッケー・プラパカモン/サラリー・トウントンカム(タイ、世界9位)
イ・ヨンデ/ハ・ジョンウン(韓国、世界8位)対池田信太郎・潮田玲子(世界11位)
タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界3位)対ヘ・ハンビン/バオ・イーシン(中国、世界14位)