
東南アジア諸国連合(ASEAN)主要6カ国による男子団体戦「アシアタ(AXIATA)カップ」の決勝が14、15の両日、ジャカルタで行われ、シモン・サントソ、タウフィック・ヒダヤット、ボナ・セプタノ/モハンマド・アーサン、マルキス・キド/ヘンドラ・セティアワンなど、トップ選手をそろえたインドネシアA「ガルーダ」が、インドネシアB「ラジャワリ」を下して優勝した。インドネシアが2チームで合わせて60万ドル(約4,800万円)を手にした
大会当初、決勝戦はインドネシアとマレーシアのホーム&アウェイ形式で、移動日を挟んで13日と15日の開催が予定されていた。しかし準決勝でマレーシアA「タイガー」がインドネシアBに敗れインドネシアの同国対決となったことで、2日連続のダブルヘッダーに切り替えられた
結果は、実績と経験で上回るベテランチームが、ロンドン五輪後のインドネシアバドミントン界を担う若手チームを寄せ付けなかった
【決勝第1戦】
第1シングルス : シモン・サントソ(世界9位)〈21-19,21-7〉トミー・スギアルト(世界18位)
第1ダブルス : マルキス・キド/ヘンドラ・セティアワン(世界10位)〈21-14,21-17〉ライアン・アグン・サプトラ/アンガ・プラタマ(世界16位)
第2シングルス : タウフィック・ヒダヤット(世界12位)〈21-17,25-27,21-16〉ディオニシウス・ハヨム・ルンバカ(世界23位)
【決勝第2戦】
第1シングルス : シモン・サントソ〈21-16,21-10〉トミー・スギアルト
第1ダブルス : ボナ・セプタノ/モハンマド・アーサン(世界6位)〈21-23,21-12,13-21〉アルベン・ユリアント・チャンドラ/アンガ・プラタマ
第2シングルス : タウフィック・ヒダヤット〈21-14,21-15〉シェサル・ヒレン・ルスタビト(世界140位)
バドミントン団体戦で史上最高額の賞金100万ドルは、最終的に以下のように分配された。来年以降、アシアタカップが継続されるかが注目される
【優勝】 インドネシアA(40万ドル)
【準優勝】 インドネシアB(20万ドル)
【ベスト4】 マレーシアA、マレーシアB(それぞれ10万ドル)
【ベスト8】 タイ、シンガポール、ベトナム、フィリピン(それぞれ5万ドル)