韓国オープンSSプレミア、日本のシングルス2人、ダブルス1組がベスト4入りをかけて準々決勝を戦ったが、すべて敗れた 女子ダブルスの末綱聡子・前田美順組は、中国のドゥ・ジン/パン・パン組と対戦した。ドゥ選手は、現在は別のペアで競い合うユー・ヤン選手と組んで北京五輪で金メダルを獲得した。強豪そろいの中国女子選手の中にあってムラがあると指摘されるが、要所はしっかりとおさえてくる実力者。世界ランク2位の前田・末綱組は第1ゲームを接戦の末、21-19で取り先行するも、第2、第3ゲームを15-21,17-21で連取され敗退した 男子シングルスの田児賢一選手の相手は、1時間半の熱戦を繰り広げた前日のチェン・ロン戦に続き、同じ中国のドゥ・ペンユ選手 世界バドミントン連盟(BWF)のデータベースによると、過去の対戦成績は1勝1敗。最も新しいところでは、昨年のスイスオープンSS2回戦でぶつかり、ドゥ選手がストレート勝ちを収めていた 試合では、田児選手が放つショットがバックラインを越えアウトとなるミスなどが続き、流れをつくれぬまま17-21,11-21とストレート負けした 女子シングルスの佐藤冴香選手(世界28位)は、同い歳のポーンティップ・ブラナプラサーツク選手(タイ、世界24位)とぶつかった。第1ゲームを12-21で落とした後、第2ゲームは21-17で奪い返すが、ファイナルゲームでは6-21と一方的なスコアで敗れた 続けて行われた田児、佐藤両選手の試合を見守った舛田圭太コーチはBadPaLに対し、
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Revenge of Sayaka and Tago
韓国オープンSSプレミア2回戦、女子シングルスの佐藤冴香選手と男子シングルスの田児賢一選手が、それぞれ世界ランク上位のサイナ・ネワル選手(インド、世界5位)とチェン・ロン選手(中国、世界3位)へのリベンジを果たした 佐藤選手(世界28位)は、世界ジュニア選手権(2008年)とインドネシアオープンSS(2010年)で決勝に進出。優勝まであと一歩のところで、いずれもネワル選手に苦杯をなめさせられてきた きょうの試合では、第1ゲームを17-21で落としたものの、続く第2、第3ゲームを23-21,21-16で取り、逆転で勝利した。あすの準々決勝は、佐藤選手と同じ19歳、タイのポーンティック・ブラナプラサーック選手(世界24位)と対戦する 田児選手(世界12位)は、チェン選手と世界ジュニア選手権決勝(2007年)、デンマークオープンSS2回戦(2009年)で対戦し、いずれも敗れていた 今回は第1ゲーム、先にゲームポイントを奪うも追いつかれて逆転を許す嫌な滑り出し(20-22)となったが、第2ゲームの競り合いを23-21で制すと、ファイナルゲームは完全に主導権を握り、一度もリードを許すことなく21-16で勝利。マレーシアオープンSSに続く、2週連続のベスト8入りを果たした あすは、中国のドゥ・ペンユ選手(世界11位)と準決勝進出をかけてぶつかる
4singles and 4doubles of Japan survive
韓国オープンSSプレミア、日本選手で1回戦を勝ち上がったのは、【男子シングルス】田児賢一【女子シングルス】廣瀬栄理子、後藤愛、佐藤冴香【男子ダブルス】佐藤翔治・川前直樹組【女子ダブルス】末綱聡子・前田美順組、藤井瑞希・垣岩令佳組、高橋礼華・松友美佐紀組――の合わせて4単4複 前週行われたマレーシアオープンSSの会場であるクアラルンプールから、気温差約40度のソウルへそのまま移動した選手の一部が体調不良などにより苦戦を強いられたのに対し、マレーシアオープンSS出場を回避し、日本からソウル入りした世界ランク上位の末綱・前田組、藤井・垣岩組、廣瀬選手はいずれも快勝した
Money is matter, indeed
バドミントン史上最高賞金額の大会、韓国オープンスーパーシリーズ(SS)プレミアが、きょう25日に開幕する 2007年にスタートしたSSの全12大会のうち、今年から新たに上位のSSプレミア(賞金総額35万ドル以上)に格付けされた 5大会の1つで、中でもこの韓国SSプレミアは、賞金総額120万ドルと破格の規模になっている(賞金額で次に来るのはインドネシアSSプレミアの60万ドル) 今大会で各種目の入賞者が手にする賞金は、以下のようになる