チャイナマスターズSS準々決勝、女子ダブルスの藤井瑞希・垣岩令佳組(世界3位)が、元世界ランク1位の台湾チェン・ウェンシン/チエン・ユーチン組(世界5位)をストレートで下し、日本勢で唯一、準決勝に進んだ 第1ゲームは、藤井・垣岩組が15-10と点差を広げるも、ここから台湾ペアに6連続得点を許し逆転され、嫌な流れとなる。しかし16-18から逆に5連続得点を上げ、このゲームを取る。第2ゲームは台湾ペアのペースで進み14-16とリードされるが、ここでも終盤の連続得点で21-16とし、逆転で試合を決めた 男子シングルスの佐々木翔選手は、今年5度目となる世界選手権チャンピオン、中国リン・ダン選手との対戦に臨んだ 4月のアジア選手権と5月のスディルマン杯の対戦時に手ごたえをつかみ、6月のインドネシアオープンSSプレミアでついにリン・ダン選手から初勝利(21-12,21-18)を上げた佐々木選手だったが、8月の世界選手権ではストレート負け。とりわけ大舞台におけるリン選手の技術、精神両面の強さを再認識させられていた こうした流れを受け迎えた今回の対戦だったが、結果は佐々木選手の完敗。第1ゲームは序盤に開いた得点差を埋められず15-21、第2ゲームでは1-15と屈辱的な大差をつけられ、最後は6-21と圧倒された
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Toughest Round 2 for Japanese in China
チャイナマスターズSS、2回戦に臨んだ日本のシングルス5人、ダブルス6組のうち、準々決勝に駒を進めることができたのは、同国対決を制した男子シングルスの佐々木翔選手と、女子ダブルス世界ランク3位の藤井瑞希・垣岩令佳組のみ、という厳しい結果となった 1回戦シードでこの日が初戦となった女子ダブルス3組のうち、世界2位の末綱聡子・前田美順組と世界7位の松尾静香・内藤真実組はともに、はるかに世界ランクが下の中国ペアに不覚を取り、今大会1勝もすることなく姿を消した 女子シングルスで1回戦を勝ち上がってきた廣瀬栄理子、佐藤冴香、栗原文音の3選手は、それぞれ世界3位、4位、5位に挑み、いずれも一度は競り合いに持ち込むも、決め手を欠き敗れた。とりわけ栗原選手は、インドのサイナ・ネワル選手をファイナルゲーム、マッチポイント(20-19)まで追い込んだが、追い付かれ、その後の1点を争う接戦を抜け出せずに25-27で力尽きた
Round 1 : ChinaMasters SS
チャイナマスターズスーパーシリーズ(SS)、各種目1回戦が行われ、日本選手は、男子シングルス2人、女子シングルス3人、男子ダブルス2組、女子ダブルス3組、混合ダブルス1組が2回戦に進んだ 女子シングルスでは、廣瀬栄理子選手(世界ランク18位)が韓国のエース、べ・ヨンジュ選手(世界9位)と対戦。第1ゲーム、終盤逆転され19-21と僅差で落とすが、第2、第3ゲームを21-14,21-11と連取し、逆転で勝利した 佐藤冴香選手(世界17位)は格上のペトヤ・ネデルチェワ選手(ブルガリア、世界14位)を、終盤もたつくも、21-16,21-19のストレートで下し、廣瀬選手とともに2回戦に進んだ 廣瀬、佐藤両選手は次戦で、中国4強の一角であるワン・シン選手(世界3位)、ジアン・ヤンジャオ選手(世界4位)とそれぞれ対戦する。もう一人の勝ち残り、栗原文音選手は、世界ランク上位を独占する4人の中国選手の後に付けているインドのサイナ・ネワル選手(世界5位)が相手だ 男子シングルスは、佐々木翔選手(世界9位)と山田和司選手(世界28位)が世界ランク下位の選手に順当勝ち。2回戦は、両選手による日本人対決となる 一方、期待された男子シングルスの田児賢一選手、混合ダブルスの池田信太郎・潮田玲子組は、世界ランク上位の相手に敗れ、1回戦で姿を消した
China Masters SS Kicks Off
中国・常州市で13日に開幕するチャイナマスターズスーパーシリーズ(SS)、本戦から登場する日本選手の1回戦の対戦相手は以下の通り。大会初日に予定されていた予選は男子シングルス1試合のみとなり、ほかの選手は予選免除で本戦に繰り上がった