World top2 players lift team up to the pinnacle

スーパーリーガ・バドミントンインドネシア、最終日(26日)に行われた男子決勝は、シングルス世界1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)と同2位のタウフィック・ヒダヤット選手を擁するSGSが、香港のチャン・ヤンキット選手(世界45位)を助っ人に迎えたジャヤラヤ・スルヤナガと激突した 第1シングルスは、SGSのリー選手が チャン選手にストレート(22-20,21-16)勝ち。第1ダブルスはジャヤラヤがアルベン・ユリアント・チャンドラ(世界10位)/トリ・クシャルハルト組で取り返す。続く第2シングルスはSGSのヒダヤット選手、第2ダブルスはジャヤラヤのライアン・アグン・サプトラ/トリ・クスマ・ワルドハナ組がそれぞれ奪い、2対2のタイとなり勝負の行方は第3シングルスに託された。ただこの試合は、世界30位と実力で上回るSGSのトミー・スギアルト選手が21-3,21-12と圧倒し、SGSに金メダルをもたらした

JayaRaya vs JayaRaya in women’s final

スーパーリーガ・バドミントン・インドネシア5日目、男子に先立ち、女子のリーグ順位が確定し、あす行われる決勝と3位決定戦の組み合わせが決まった 決勝では、5戦全勝でリーグ1位となったジャヤラヤ・スルヤナガと、4勝1敗で2位のジャヤラヤ・ジャカルタが対戦する ジャヤラヤ・スルヤナガは、第1シングルスと第1ダブルスに起用したヤオ・ジエ選手(オランダ、女子シングルス世界14位)、ヤオ・レイ/シンタ・ムリアサリ組(シンガポール、女子ダブルス世界10位)の外国勢がうまく機能。とりわけヤオ/シンタ組は5戦全勝とポイントゲッターの役割を完璧にこなした。さらに、第2シングルスのリンダウェニ・パメストリ選手(世界40位)が5戦全勝、第3シングルスのアプリリア・ユスワンダリ選手(世界48位)が4勝1敗と、地元選手も確実にチームの勝利に貢献した

ChongWei has come to Indonesia

スーパーリーガ・バドミントン・インドネシア4日目、友人であるタウフィック・ヒダヤット選手が自ら口説き落として参戦が決まったとされる、男子シングルス世界ランク1位のリー・チョンウェイ選手(マレーシア)が初めて登場した ヒダヤット選手と同じSGSの第1シングルスに入ったリー選手は、ジャヤラヤ・ジャカルタのアディ・プラタマ選手(世界250位)にストレート(21-14,21-13)勝ち。チームはこの勢いに乗り、第2シングルスに下がったヒダヤット選手を含むすべての選手が勝利。通算成績を4戦全勝として、リーグ終盤を7チーム中トップで迎えることになった 一方、グエン・ティエンミン選手(ベトナム)の活躍などで、これまで1敗でSGSを追いかけていたタンカスは、クラブの方針としてあえて国内選手のみでリーグに臨んでいるジャルムと対戦した。第1シングルスのグエン選手はストレート勝ちしたものの、第2シングルスのシモン・サントソ選手(世界13位)、混合ダブルス元世界1位のベテラン、ノバ・ウィディアント選手がペアを組むダブルスなどが相次いでフルゲームの末に敗れる波乱。第3シングルスのカシャップ・パルパリ選手(インド、世界20位)が一矢を報いたが、チームは2対3で敗れ痛い黒星がついてしまった

Foreign Players held Key to Victory

インドネシアのクラブ対抗リーグ「スーパーリーガ・バドミントン・インドネシア」3日目、外国人助っ人の出来不出来が各チームの勝敗を左右した 男子では、ムシカ・チャンピオンの第1シングルスを任されたムハンマド・ハフィズ・ハシム選手(マレーシア、世界24位)が、苦しみながらもフルゲーム(24-26,21-17,21-16)の末にジャヤラヤ・ジャカルタのアディ・プラタマ選手(世界250位)を退けると、チームも3対2で競り勝ち、通算3勝目を挙げた 女子では、前回2007年にタンカス・アルファマートの優勝をけん引したイップ・プイイン選手(香港、世界9位)がいまだ勝ちに恵まれず、ムティアラとの第3戦でも、世界ランクでは格下のチェン・シャオチエ選手(台湾、世界15位)にストレート負け。チームも2対3で敗れた。ディフェンディングチャンピオンとして優勝候補に上がっていたタンカスだが、イップ選手の開幕3連敗が影響し、3日目まで1勝もできていない 一方、ジャヤラヤ・スルヤナガは、第1シングルスのヤオ・ジエ選手(オランダ、世界14位)、第1ダブルスのヤオ・レイ/シンタ・ムリアサリ組(シンガポール、世界10位)の活躍により、これまで負けなしの3連勝で、ジャヤラヤ・ジャカルタと首位争いを演じている

Indonesia Super League goes on

中国バドミントンスーパーリーグ(CBSL)から1週間遅れて、インドネシアで20日、クラブ対抗のスーパーリーグ「スーパーリーガ・バドミントン・インドネシア」が開幕。26日の最終戦に向け、連日熱戦が続いている 中国が男女混合のスディルマン杯方式なのに対し、インドネシアでは男女別のトマス・ユーバー杯方式を採用。参加チームは国内各地にある男子7クラブ、女子6クラブで、2複3単で総当たり戦を行う 【男子】 ジャルム(Djarum Kudus)、ジャヤラヤ・ジャカルタ(JayaRaya Jakarta)、ジャヤラヤ・スルヤナガ(JayaRaya Suryanaga Surabaya)、ムシカ・チャンピオン(Musica Champion Kudus)、ムティアラ(Mutiara Bandung)、SGS(SGS PLN Bandung)、タンカス・アルファマート(Tangkas Alfamart Jakarta) 【女子】 ジャルム、ジャヤラヤ・ジャカルタ、ジャヤラヤ・スルヤナガ、ムティアラ、SGS、タンカス・アルファマート