Yuki/Sayaka advances to SF after outclassing World no.1

アジア選手権準々決勝、女子ダブルスで福島由紀・廣田彩花が久々に顔を合わせた第1シードのチェン・チンチェン/ジア・イーファンをストレートで破り、準決勝に進んだ

福島・廣田にとって、2人※でチェン/ジアと対戦したのは、2021年7月東京五輪準々決勝で敗れた<21-18,10-21,10-21>のが最後だった(※福島は、松本麻佑とのペアで21年10月ウーバー杯で対戦)。ただこの日は、オープニングゲームを22-20で競り勝つと、第2ゲームも中盤以降抜け出しストレート勝利。世界ランク1位ペアから、19年12月ワールドツアーファイナル以来約3年4カ月ぶりとなる白星を挙げた

Yuki/Sayaka ~photo courtesy of James VARGHESE

続いて、永原和可那・松本麻佑も第6シードのキム・ヘジョン/チョン・ナウンにストレート勝ちし、今シーズンここまで一度も越えられなかったベスト8の壁を突破。女子ダブルス準決勝枠4つのうち2つを日本ペアが占めた

女子シングルスは、全てファイナルゲームまでもつれる試合となるも、終わってみればやはり、第1~4シードの山口茜、アン・セヨン、チェン・ユーフェイ、タイ・ツーインが勝ち残った。この4人が揃う準決勝は、1月のマレーシアオープン(SUPER1000)、3月の全英オープン(SUPER1000)に続いて今シーズン3度目

男子は、奈良岡功大が中国の26歳ルー・グアンズに初黒星を喫し敗退したが、シングルス常山幹太とダブルス小林優吾・保木卓朗は勝ち上がり。第1シードが残っていない混戦の2種目で、まずはいずれも上位大会では今シーズン初となる決勝進出をかけ、準決勝に挑む

Kanta ~photocourtesy of James VARGHESE
Yugo/Takuro ~photo courtesy of James VARGHESE

日本勢以外では、インドネシア勢が男子ダブルスに残っていた3ペア揃って敗退。混合ダブルス2ペア、女子シングルス1人、女子ダブルス1ペアもこの日姿を消して、準決勝に進んだのは男子シングルス1人、混合ダブルス1ペアとなった

中国も準々決勝は5種目すべてに選手を残していたが、男子ダブルスと女子ダブルスが消え、準決勝は3種目のみに

準々決勝の結果

◆男子シングルス

ロー・キーンユー(シンガポール、第7シード)<21-19,21-19>リー・チュクイウ(香港)

奈良岡功大(第4シード)<19-21,9-21>ルー・グアンズ(中国)

H.S.プラノイ(インド、第8シード)<11-21,9-13棄権>常山幹太

アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第2シード)<10-21,23-21,26-24>リ・シーフェン(中国)

◆女子シングルス

山口茜(第1シード)<13-21,21-14,21-17>ワン・ジュ―イ(中国、第6シード)

タイ・ツーイン(台湾、第4シード)<14-21,21-16,21-18>ホー・ビンジャオ(中国、第5シード)

チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)<21-10,19-21,21-13>グレゴリア・マリスカ・トゥンジュン(インドネシア)

アン・セヨン(韓国、第2シード)<18-21,21-5,21-9>プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第8シード)

◆男子ダブルス

ムハンマド・リアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第1シード)<20-22,15-21>テオ・イーイ/オン・ユーシン(マレーシア、第8シード)

小林優吾・保木卓朗(第4シード)<21-14,21-17>バガス・マウラナ/ムハンマド・ショヒブル・フィクリ(インドネシア)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第3シード)<11-21,12-21>シラグ・シェッティ/サトウィクサイラジ・ランキレディ(インド、第6シード)

ワン・チャン/リャン・ウェイケン(中国、第7シード)<18-21,21-15,8-21>ワン・チリン/リー・ヤン(台湾)

◆女子ダブルス

チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第1シード)<20-22,15-21>福島由紀・廣田彩花(第7シード)

ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ)<16-21,21-18,21-11>アマリア・カハヤ・プラティウィ/ファブリアナ・ドウィプジ・クスマ(インドネシア)

キム・ヘジョン/チョン・ナウン(韓国、第6シード)<18-21,13-21>永原和可那・松本麻佑

ヌンタカーン・エイムサアード/ベニャパ・エイムサアード(タイ)<17-21,12,21>イ・ソヒ/ペク・ハナ(韓国)

◆混合ダブルス

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)<21-11,21-17>プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア)

ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第8シード)<21-17,15-21,21-19>リノブ・リバルディ/ピサ・ハニングトヤス・メンタリ(インドネシア)

デジャン・フェルディナンシャ/グロリア・エマヌエル・ウィジャジャ(インドネシア)<21-18,19-21-,21-15>ローハン・マプア/ネラクリヒ・シキ・レディ(インド※予選勝ち上がり)

ジアン・ツェンバン/ウェイ・ヤシン(中国)<21-17,18-21,21-17>チャン・コーチ/リー・チーチェン(台湾)

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準決勝の対戦カード

◆男子シングルス

①ロー・キーンユー(シンガポール、第7シード)対ルー・グアンズ(中国)

②アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第2シード)対常山幹太

◆女子シングルス

山口茜(第1シード)対タイ・ツーイン(台湾、第4シード)

②アン・セヨン(韓国、第2シード)対チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)

◆男子ダブルス

小林優吾・保木卓朗(第4シード)対テオ・イーイ/オン・ユーシン(マレーシア、第8シード)

②シラグ・シェッティ/サトウィクサイラジ・ランキレディ(インド、第6シード)対ワン・チリン/リー・ヤン(台湾)

◆女子ダブルス

福島由紀・廣田彩花(第7シード)対ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ)

永原和可那・松本麻佑対イ・ソヒ/ペク・ハナ(韓国)

◆混合ダブルス

①ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第1シード)対ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第8シード)

②デジャン・フェルディナンシャ/グロリア・エマヌエル・ウィジャジャ(インドネシア)対ジアン・ツェンバン/ウェイ・ヤシン(中国)

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