Reigning and former All England champs to face off in WD final

タイオープン(SUPER500)準決勝、女子ダブルスで昨年と今年の全英オープン覇者、永原和可那・松本麻佑志田千陽・松山奈未がそれぞれ勝ち、決勝で日本の女子ペアとしてはこの大会、米元小春・田中志穂に次ぐ2代目チャンピオンの座を争う。男子ダブルスでは小林優吾・保木卓朗が最終日に残った

永原・松本にとっては、今回の日本選手団の遠征初戦、アジア選手権をスキップしたこともあり、今シーズン最初の個人戦参戦でいきなりの決勝進出となった

アジア選手権に続いて行われた団体戦ウーバー杯でも一次リーグ1試合だけの出場で、永原の復調の度合いをはかるのは難しい状況だった。しかし、今大会ではトップクラスの外国勢との対戦こそないが、準々決勝で韓国、準決勝では中国の、いずれも今後ランク上位へ昇ってくるであろうペアにきっちり勝利。最終日は、優勝した2021年全英オープン以来1年2カ月ぶりにワールドツアー決勝のコートに立つ

Wakana / Mayu into the final since 2021 All England ~photo courtesy of Jane Piyatat

準決勝もうひとつの山から決勝に進んだのは、志田・松山。準々決勝で福島由紀・廣田彩花を破り上がってきたマレーシアのティナー・ムラリタラン/パーリー・タンにストレート勝ち。3月のドイツオープンと全英オープン、4月のアジア選手権に続く今シーズン個人戦4大会目で、全英に次ぐ2度目の優勝を狙う

Nami / Chiharu’s 2nd final in this season ~photo courtesy of Jane Piyatat

男子ダブルスの小林・保木は、対戦成績互角で直近の3月ドイツオープンでは負けているアナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプと対峙し、オープニングゲームから接戦を展開した。しかし、今大会ここまで4試合中3試合目となるフルゲームを勝ち切った小林・保木が、今シーズン初、昨年末の世界選手権以来となる決勝進出を決めた

決勝の相手は、インドネシアのムハンマド・リアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン

混合ダブルスでは渡辺勇大・東野有紗の勝利が期待された。世界ランク上位のツェン・シウェイ/ホワン・ヤチンを相手に接戦を演じ、ファイナルゲーム、先に握られたマッチポイント2つ(18-20)を凌ぎ、さらに3つ目(20-21)からも並んでみせた。しかし、直後のサーブミスで与えた4つ目(21-22)は止められず、勝ちを逸した

勝ったツェン・シウェイ/ホワンヤチオンは決勝で、ホスト国唯一の勝ち残りでディフェンディングチャンピンのデチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイの3連覇阻止に挑む

一方、男女通じてシングルス陣でただ1人勝ち残っていた奈良岡功大は、1時間30分を超える接戦の末、ジュニア時代から知る、世界ランクで中国6番手に位置するリ・シーフェンに敗れ、決勝には進めなかった

リ・シーフェンがタイトルを争う相手は、自身のプロチームにスパーリングパートナー兼アシスタントコーチとして迎え入れたダレン・リューとの同門対決に勝ったリー・ヅージア

Kodai failed to reach the final ~photo courtey of Jane Piyatat

出場できていた大会へのエントリーを途中で取り下げられるなど、大会への出場機会に恵まれてこなかった奈良岡。対照的に、出場機会が増えることで実績、世界ランクともにどんどん先にいってしまったラクシャ・センやクンラウット・ヴィティサンら同世代のライバルに対し抱く意識について、BadPaL が今年初旬に直接話を聞くと、「そんなに気にしていない」と淡々と回答した。ただ、試合勘のほか「勝ちぐせ」に関しては、現状、ライバルたちの方が上と率直に認めていた

日本バドミントン協会が当初、派遣対象外としていた次戦インドネシアマスターズ(6月7日開幕)への出場伺いは、紆余曲折を経て結果的に認められた。この先、とりわけトップ選手が集まる「SUPER500」以上の大会への出場機会を増やしランク上位との対戦経験を重ねていく過程で、いかにして勝ちぐせにつなげる「最初の1勝」へ到達できるかが、次代を担う来月末で20歳を終える奈良岡の課題だ

奈良岡のワールドツアーでの上位成績は、今回のタイオープン(SUPER500)ベスト4と、4月韓国マスターズ(SUPER300)準優勝。これに対しライバルは、◆クンラウット:昨年12月ワールドツアーファイナル準優勝、3月ドイツオープン(SUPER300)優勝◆ラクシャ:1月インドオープン(SUPER500)優勝、3月全英オープン(SUPER1000)準優勝――などとなっている

一方、日本選手不在の女子シングルス準決勝でも、女子ダブルス同様、全英オープン優勝経験者2人、タイ・ツーイン(優勝3回:2017、18、20年)とチェン・ユーフェイ(優勝1回:19年)が勝ち、決勝に進んだ

準決勝の結果

【男子シングルス】

奈良岡功大(※予選繰り上がり)<19-21,21-16,19-21>リ・シーフェン(中国※予選勝ち上がり)

リー・ヅージア(マレーシア、第6シード)<21-16,13-21,21-14>ダレン・リュー(マレーシア)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、第1シード)<10-21,21-13,21-19>ラッチャノク・インタノン(タイ、第7シード)

チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)<21-17,21-16>プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第6シード)

【男子ダブルス】

小林優吾・保木卓朗(第3シード)<21-23,21-18,21-18>アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ(デンマーク、第7シード)

ムハンマド・リアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第5シード)<21-19,21-14>アーロン・チア/ソー・ウーイイク(マレーシア、第6シード)

【女子ダブルス】

志田千陽・松山奈未(第6シード)<21-17,21-17>ティナー・ムラリタラン/パーリー・タン(マレーシア、第7シード)

永原和可那・松本麻佑(第5シード)<21-18,21-14>ツェン・ユー/ツァン・シュシエン(中国)

【混合ダブルス】

デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第1シード)<16-21,21-12,21-16>ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第4シード)

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第2シード)<18-21,21-8,23-21>渡辺勇大・東野有紗(第3シード)

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決勝の対戦カード

【男子シングルス】リー・ヅージア(マレーシア、第6シード)対リ・シーフェン(中国※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】タイ・ツーイン(台湾、第1シード)対チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)

【男子ダブルス】小林優吾・保木卓朗(第3シード)対ムハンマド・リアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、第5シード)

【女子ダブルス】永原和可那・松本麻佑(第5シード)対志田千陽・松山奈未(第6シード)

【混合ダブルス】デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第1シード)対ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第2シード)

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