Yuta/Arisa stops unbeatable no.1 to reach final again

全英オープン(SUPER1000)準決勝、渡辺勇大・東野有紗は、昨年11月以降33試合負けなしできていた世界ランク1位を止め、2年連続決勝進出。今大会全種目通じて唯一、連覇に挑む。女子2種目では、山口茜と志田千陽・松山奈未がともに勝ち、初優勝まであとひとつに迫った

渡辺・東野の相手、デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイは、◆ハイロオープン(SUPER500)◆インドネシアマスターズ(SUPER750)◆インドネシアオープン(SUPER1000)◆ワールドツアーファイナル◆世界選手権◆ドイツオープン(SUPER300)――と、出場した6大会連続優勝。ここまで負けなしを維持していた。いずれも決勝でぶつかった直接対決でも、日本のエースペアは3連敗中だった

ただこの日は、渡辺・東野が序盤から主導権を握って着実に点数を重ねていくいい流れで、第1,2ゲームともにつけ入るスキを与えず、そのまま押し切った

試合後には、連敗した過去3戦では翻弄された相手のスピードについていった(東野)と指摘。まずこちらが点数を多くとっていたので、追いつかれることなく、その展開では気持ち的には余裕があった(渡辺)、と話した

決勝では、東京五輪金メダルの中国ワン・イーリュ/ホワン・ドンピンに勝って、2年連続3度目の優勝を目指す

Yuta / Arisa ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

混合ダブルス同様、上位4シードによる準決勝となった女子シングルスで、第2シードの山口は、第3シードのチェン・ユーフェイをストレートで破り、2018年以来となる全英決勝に進んだ

試合後には、「世界チャンピオン対五輪金メダリスト」ということは気にせず、「相手に対してもそうだが、自分のプレーの内容に対してもチャレンジする気持ちで入った」と、試合前の心持ちを明かした

準決勝もうひと試合で、第1シードのタイ・ツーインを所要時間40分、ストレートで退けてみせた第4シード、アン・セヨンとぶつかる決勝については、自分の中ではタフな試合になるという予想。楽しみ半分、大変だなという気持ち半分、と明かした上で、「全英の決勝ということを含めて対戦を楽しみたい」と述べた

Akane ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

今大会初戦でいきなり第1シードのチェン・チンチェン/ジア・イーファンを破った韓国キム・ヘジョン(24)/チョン・ナウン(21)に志田・松山は、初めて顔を合わせた昨年11月のインドネシアマスターズ決勝ではあっさりストレート勝ち。しかし、2度目の対戦となった前週のドイツオープン2回戦では逆にストレート負けしていた

3度目の今回は、オープニングゲームの出だしから圧倒。続く第2ゲームも危なげなく取って、ストレートで勝利を収めた

試合後には、今回は前回に比してミスを少なく我慢できたと振り返った。初めて臨む全英決勝に向けては、歴史ある大会で自分たちもいつかは、という気持ちでやってきた。ここまできたら絶対優勝を、と意気込んだ

決勝の相手は、初戦で福島由紀・廣田彩花に勝利後、最終日まで勝ち進んだ、中国バドミントン協会がポテンシャルを見極める意図で前週ドイツオープンから派遣を始めた、26歳ツェン・ユーに22歳ツァン・シュシエンを組ませたペア

Nami / Chiharu ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

日本勢不在の男子2種目準決勝では、全英優勝経験のある実力者に、のぼり調子の若手が競り勝った

インドネシアペア同士の対戦となったダブルスは、初出場のバガス・マウラナ/ムハンマド・ショヒブル・フィクリが、2017~18年連覇のマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョとフルゲームを戦い勝利。結果として、準々決勝の世界チャンピオンに続き準決勝では世界1位を倒す形で、決勝までたどりついた

決勝では、ギデオン/スカムルジョと同じく過去に2度(14年と19年)、全英を制している自国の先輩、ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサンに挑む

FIKRI / MAULANA ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

シングルスで決勝に進んだのは、準々決勝で桃田賢斗を倒したディフェンディングチャンピオン、リー・ヅージアにファイナルゲーム12-16から逆転勝ちを決めたラクシャ・セン。世界トップ10入り確実のインドの20歳は大会最終日、全種目を通じて唯一勝ち残った世界1位、ビクター・アクセルセンを相手に、自身初のメジャータイトル奪取を狙う

Lakshya SEN ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

準決勝(19日)の結果

【男子シングルス】

ビクター・アクセルセン(デンマーク、第1シード)<21-13,21-15>チョウ・ティエンチェン(台湾、第4シード)

リー・ヅージア(マレーシア、第6シード)<13-21,21-12,19-21>ラクシャ・セン(インド)

【女子シングルス】

タイ・ツーイン(台湾、第1シード)<19-21,13-21>アン・セヨン(韓国、第4シード)

山口茜(第2シード)<21-11,21-13>チェン・ユーフェイ(中国、第3シード)

【男子ダブルス】

マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、第1シード)<20-22,21-13,16-21>バガス・マウラナ/ムハンマド・ショヒブル・フィクリ(インドネシア)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード)<21-16,14-21,21-13>ホー・ジティン/タン・チアン(中国)

【女子ダブルス】

志田千陽・松山奈未(第7シード)<21-8,21-12>キム・へジョン/チョン・ナウン(韓国)

ツェン・ユー/ツァン・シュシエン(中国)<21-17,21-16>ガヤトリ・ゴピチャン・プレラ/トリ―サ・ジョリー(インド※リザーブ繰り上がり)

【混合ダブルス】

デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第1シード)<14-21,15-21>渡辺勇大・東野有紗(第4シード)

ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオン(中国、第2シード)<7-21,21-13,13-21>ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第3シード)

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決勝(20日)の対戦カード

【男子シングルス】ビクター・アクセルセン(デンマーク、第1シード)対ラクシャ・セン(インド)

【女子シングルス】山口茜(第2シード)対アン・セヨン(韓国、第4シード)

【男子ダブルス】ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第2シード)対バガス・マウラナ/ムハンマド・ショヒブル・フィクリ(インドネシア)

【女子ダブルス】志田千陽・松山奈未(第7シード)対ツェン・ユー/ツァン・シュシエン(中国)

【混合ダブルス】ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第3シード)対渡辺勇大・東野有紗(第4シード)

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