2 shuttlers snap, 2 pairs achieve 3 in a row in Thailand

HSBCワールドツアーファイナル決勝、コロナウイルス感染抑制対策下で実施されたタイ3大会の最後は、3週連続優勝を2人が阻止、2ペアが達成して幕を閉じた

TAI TzuYing ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

3週続けて同じ対戦カードとなった女子シングルス決勝、勝ったのは、前2週続けてストレート負けしていたタイ・ツーイン。カロリナ・マリンのバックハンド側を執拗に狙うなどの戦略を加えながらフルゲームを戦い、最後はファイナルゲーム17-19から逆転勝ちを決めた

シーズンファイナルでは、2014年、16年に次ぐ3度目の優勝を遂げたタイ・ツーイン。試合後には、「やっと勝てた」と吐露し、疲れと喜びを率直に表現した。この試合に入る前には、冷静に粘り強くプレーできればゲームをとれる、と自らに言い聞かせていたといい、今回の結果でそのことを再認識したもよう

敗れたマリンは、勝てればもっと良かったが、としながらも、ファイナルゲームぎりぎりまで戦えたこの試合を含め、タイでの3週間の自らのパフォーマンスに満足感を示した

実は、マリンにとってファイナルはいわゆる鬼門で、初出場した2015年は第1シードながら1勝しかできず(結果はベスト4)。リオデジャネイロ五輪で金メダルを獲得した16年は1つも勝てず一次リーグ敗退に終わり、その後は出場してこなかった。それに比較すると今回は、優勝こそ逃したものの、準優勝という明確な結果を残した

Anders ANTONSEN ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

男子シングルスでは、今回のタイ3連戦ここまで、14戦してわずか1ゲームしか落とさぬ盤石な強さで勝ち続けてきたビクター・アクセルセンを、アンダース・アントンセンが止めた

アントンセンは、最初の大会が1回戦負け、2大会目がベスト4で、内容的にもなかなか安定感を示せずにきた。しかしここ一番の大勝負で、試合前、その強さを認めていたアクセルセンを相手に、賢くていいパフォーマンスを発揮してみせた

自らの勝利に、「すごくうれしいのはもちろんだが、ショックを受けた」と語ったアクセルセン。非常に難しい1カ月で、うまくいかないことが多くもがいていたと認めた。そのため、ここで勝てたことには実感がない、と優勝直後の率直な気持ちを自分の言葉で表現した

敗れたアクセルセンは、ミスやショットの選択を誤ることが多く、準決勝までと比較するとこの日のパフォーマンスが満足のいくものではなかったと明かした。それでも、アントンセンの勝利を称えるとともに、この3週間を通じた自分のプレー全体を好評価した

なお、アクセルセンの2020年シーズンワールドツアーでの連勝は、◆スペインマスターズ(SUPER300)優勝=5勝◆全英オープン(SUPER1000)優勝=5勝◆ヨネックスタイオープン(SUPER1000)優勝=5勝◆トヨタタイオープン(SUPER1000)優勝=5勝◆ファイナル準優勝=4勝(1敗)――の計24で止まった

LEE Yang / WANG ChiLin ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

男女シングルスとは対照的に、同じペアが3週連続優勝を遂げたのが男子ダブルスと混合ダブルス。男子ダブルスでは、ワン・チリン/リー・ヤンが、シーズンファイナル前回覇者ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサンの追撃を許さず、前週トヨタタイオープン(SUPER1000)準決勝に続いて連破した

ワン・チリンは、憧れの相手との対戦で、試合に臨むに当たっての気負いはなく、スピードを使って彼らに挑んだと、試合後明かした。その上で、この勝利は自分たちにとってすごく幸せなものになった、と喜びを表現した

敗れたセティアワンは、ベストを尽くしたので悔いはない、とコメント。この3連戦で自信を積み上げてきた台湾ペアの強さを認め、勝利を称えた

なお、台湾勢がダブルスでファイナルを制するのは初めて

Dechapol PUAVARANUKUROH / Sapsiree TAERATTANACHAI ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

混合ダブルスは、デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイがソ・スンジェ/チェ・ユジョンから、前々週準決勝、前週決勝に続いて3度目の勝利。自国開催の3連戦ですべて優勝という最高の結果を収めた

加えて、ファイナル制覇はタイ勢として初の快挙となる

テラッタナチャイは試合後、すごくうれしく誇りに思うとコメント。自分たちにもできるという自信を得て、今後につなげていきたい意向を語った

SHIN SeungChan / LEE SoHee ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

2週連続で韓国ペア同士の対戦となった女子ダブルスは、前週優勝のキム・ソヨン/コン・ヒヨンが、第1ゲームを先取、第2ゲームもリードし20-17と勝利目前に迫る。しかし、ここから合わせて6つのマッチポイントを凌いだシン・スンチャン/イ・ソヒが試合をひっくり返し、ファイナル初制覇を遂げた

韓国では最近、代表選手の入れ替え戦が行われ、この種目を長くけん引してきたリオデジャネイロ五輪銅メダリストで現在世界ランク10位(凍結中)につけるチョン・ギョンウン(30)が代表を外れたばかり。3月から本格的に始動する2021年のシーズンは、タイで2週連続決勝を戦い優勝を分け合ったこの2ペアが軸となる

決勝の結果

【男子シングルス】ビクター・アクセルセン(デンマーク、A1位)<16-21,21-5,17-21>アンダース・アントンセン(デンマーク、B2位)

Dane beat Dane : Men’s singles podium ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

【女子シングルス】カロリナ・マリン(スペイン、A2位)<21-14,8-21,19-21>タイ・ツーイン(台湾、B2位)

Taiwanese beat Spaniard : Women’s singles podium ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

【男子ダブルス】ワン・チリン/リー・ヤン(台湾、A1位)<21-17,23-21>ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、B2位)

Taiwanese beat Indonesian : Men’s doubles podium ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

【女子ダブルス】シン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国、A1位)<15-21,26-24,21-19>キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国、B1位)

Korean beat Korean in reverse : Women’s doubles podium ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

【混合ダブルス】ソ・スンジェ/チェ・ユジョン(韓国、A1位)<18-21,21-8,8-21>デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、A2位)

Thai beat Korean, again : Mixed doubles podium ~photo courtesy of BWF (Copyright : Badmintonphoto)

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