Nine from Japan’s Sudirman squad make S300 semis in Downunder

オーストラリアンオープン(SUPER300)は7日、各種目の準々決勝を終え、前月、銀メダルを獲得した男女混合国・地域別対抗戦スディルマン杯のメンバーでもあるA代表9人が、日本から勝ち残っている

日本独自の規定ではB代表が派遣されるグレードの大会ながら、東京五輪出場権をかけたポイントレースがスタート。獲得できるポイントは少ないものの、年末のワールドツアーファイナル出場に直結するため、前月のニュージーランドオープン(SUPER300)に次いでA代表も自費参戦。他国・地域からも、世界ランク1位を除く上位陣が多く出場してきた

Misaki / Ayaka reached the semifinals after stopping Korean rival ~photo courtesy of Crown Group Australian Badminton Open

そんな中、準決勝まで勝ち上がったのは、奥原希望園田啓悟・嘉村健士福島由紀・廣田彩花高橋礼華・松友美佐紀渡辺勇大・東野有紗の主力9人。中でも女子ダブルスの高橋・松友は、世界ランク上位を占める日本ペアがこのところ連敗していた勢いのある韓国ペア、キム・ソヨン/コン・ヒヨンを止めた

また混合ダブルスの渡辺・東野は、いずれも国際大会への出場から遠ざかっていた時期があり予選からの出場ながら、中国のシードペアを破るなどしてベスト8まで上がってきた韓国のベテラン2人が組むコ・ソンヒョン/オム・ヘウォンを、ファイナルゲーム21-19で振り切った

一方、B代表は、準々決勝で福島・廣田に敗れた前回覇者の櫻本絢子・髙畑祐紀子以外、誰も2回戦を突破できず。A代表を含む世界上位陣との明確な「差」があらためて浮き彫りになった

なお、この大会では、男子ダブルス元世界ランク1位、イ・ヨンデ/ユ・ヨンソンがペアを再結成して注目を集めたが、予選は突破したものの、本戦1回戦でインドネシアの伏兵アデ・ユスフ・サントソ/ワヒュ・ナヤカ・アルヤに敗れた。2人は続いて、7月のカナダオープン(SUPER100)、USオープン(SUPER300)に出場の予定

また、中国男子シングルス3番手の位置から2004年アテネ大会から数えて5度目の五輪出場をうかがう35歳リン・ダンは、準々決勝でインドネシア2番手につける21歳ジョナタン・クリスティに敗れ、ベスト8どまりだった

準々決勝の結果

【男子シングルス】

チョウ・ティエンチェン(台湾、第1シード)<21-14,21-8>スーン・ジュ―ベン(マレーシア※予選勝ち上がり)

ジョナタン・クリスティ(インドネシア、第3シード)<21-9,24-22>リン・ダン(中国、第8シード)

ワン・ツーウェイ(台湾)<21-18,21-16>坂井一将

アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第2シード)<21-6,棄権>トミースギアルト(インドネシア、第8シード)

【女子シングルス】

奥原希望(第1シード)<21-17,21-13>ヨー・ジアミン(シンガポール)

ラッチャノク・インタノン(タイ、第4シード)<21-18,21-11>ソン・ジヒョン(韓国、第5シード)

ブサナン・ウンバンルンパン(タイ)<18-21,13-21>ニチャオン・ジンダポン(タイ)

チェン・ユーフェイ(中国、第2シード)<21-19,21-11>ミッシェル・リ(カナダ、第8シード)

【男子ダブルス】

園田啓悟・嘉村健士(第1シード)<21-12,21-15>タン・チアン/ホー・ジティン(中国)

ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国、第6シード)<21-19,16-21,21-23>チェ・ソルギュ/ソ・スンジェ(韓国)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、第3シード)<15-21,15-21>コ・ソンヒョン/シン・ベクチョル(韓国)

リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第2シード)<21-19,21-12>リャオ・ミンチュン/スー・チンヘン(台湾、第8シード)

【女子ダブルス】

永原和可那・松本麻佑(第1シード)<19-21,18-21>グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア、第5シード)

チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第3シード)<15-21,21-19,21-17>デシン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国、第6シード)

高橋礼華・松友美佐紀(第4シード)<21-12,21-19>キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国)

福島由紀・廣田彩花(第2シード)<21-13,21-4>櫻本絢子・髙畑祐紀子

【混合ダブルス】

ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第1シード)<21-11,21-17>クリス・アドコック/ガブリエル・アドコック(イングランド、第7シード)

ハフィズ・ファイザル/グロリア・エマヌエル・ウィジャジャ(インドネシア、第4シード)<20-22,14-21>タン・チュンマン/ツェ・インシュー(香港)

チャン・ペンスーン/ゴー・リュウイン(マレーシア、第3シード)<18-21,20-22>プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア、第6シード)

渡辺勇大・東野有紗(第2シード)<21-19,14-21,21-19>コ・ソンヒョン/オム・ヘウォン(韓国※予選勝ち上がり)

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

チョウ・ティエンチェン(台湾、第1シード)対ジョナタン・クリスティ(インドネシア、第3シード)

アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア、第2シード)対ワン・ツーウェイ(台湾)

【女子シングルス】

奥原希望(第1シード)対ラッチャノク・インタノン(タイ、第4シード)

チェン・ユーフェイ(中国、第2シード)対ニチャオン・ジンダポン(タイ)

【男子ダブルス】

園田啓悟・嘉村健士(第1シード)対チェ・ソルギュ/ソ・スンジェ(韓国)

リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、第2シード)対コ・ソンヒョン/シン・ベクチョル(韓国)

【女子ダブルス】

チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第3シード)対グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア、第5シード)

福島由紀・廣田彩花(第2シード)対高橋礼華・松友美佐紀(第4シード)

【混合ダブルス】

ワン・イーリュ/ホワン・ドンピン(中国、第1シード)対タン・チュンマン/ツェ・インシュー(香港)

渡辺勇大・東野有紗(第2シード)対プラビーン・ジョーダン/メラティ・ダエバ・オクタビアンティ(インドネシア、第6シード)

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