Qualifiers Minoru,Asuka into Canada Open semis

カナダオープン(SUPER100)は22日、準々決勝を終え、日本勢は3種目でベスト4に残った。中でも古賀穂髙橋明日香の2人が予選出場から準決勝まで勝ち上がる躍進を遂げている

Minoru KOGA ~photo courtesy of Joseph YEUNG

世界ランク396位の古賀(穂)は、この種目に出場した日本選手、◆五十嵐優(世界58位)◆奈良岡功大(世界143位)◆武下利一(世界155位)◆下農走(世界163位)◆大林拓真(世界564位)――がすべて3回戦までに姿を消す中、1人ベスト8入りした

準々決勝の相手ツァオ・ジュンペン(中国)は、5月の男子国・地域対抗戦トマス杯のメンバーとして活躍したシー・ユーチ(中国)、アンソニー・シニスカ・ギンティン(インドネシア)、常山幹太らと同世代。2014年アジアジュニアと世界ジュニアでともに銅メダルを獲得した実力者だが、古賀(穂)はフルゲームの末に振り切り、全種目を通じ日本男子唯一の勝ち残りとなった

Asuka TAKAHASHI ~photo courtesy of Joseph YEUNG

髙橋(明)は、北米選手との予選2試合を勝ち抜いた後、本戦1回戦で昨年のアジアジュニアで優勝、世界ジュニアで準優勝した同世代のライバル、ハン・ユエ(中国)と対戦。これに競り勝つ(13-21,23-21,21-18)と、勢いに乗り、2回戦、準々決勝も勝ち抜けた。準決勝では、同じく予選勝ち上がりのロンドン五輪金メダリスト、リ・シュエリ(中国)に挑む

また、ベスト4入りは果たせなかったが、女子シングルスの林樂、混合ダブルスの浦井唯行・宮浦玲奈組も、予選出場組ながら健闘を見せた

古賀、髙橋(明)のほかに、女子ダブルス第1シードの櫻本絢子・髙畑祐紀子組、女子シングルス第2シードの高橋沙也加が、順当に準決勝まで駒を進めた。加えて、ノーシードながら志田千陽・松山奈未組が第2シードのオランダペアを退けるなどして4強の一角を占めた

一方、男子ダブルスには日本から、◆日本6番手:岡村洋輝・小野寺雅之(世界91位)◆同7番手:久保田友之祐・金子真大(世界99位)◆11番手:古賀輝・齋藤太一(世界326位)――のB代表3ペアが出場したが、そろって2回戦敗退。誰も準々決勝に届かなかった

準々決勝の結果

【男子シングルス】

ツァオ・ジュンペン(中国)<18-21,21-17,17-21>古賀穂(※予選勝ち上がり)

キム・ブルーン(デンマーク)<棄権>ファム・カオクオン(ベトナム)

トマス・ルーセル(フランス)<21-17,18-21,21-16>マックス・ヴァイスキルヘン(ドイツ)

トビー・ペンティ(イングランド、第8シード)<19-21,21-12,11-21>ルー・グアンズ(中国)

【女子シングルス】

リ・シュエリ(中国※予選勝ち上がり)<21-13,21-13>林樂(※予選勝ち上がり)

レイチェル・ホンデリッチ(カナダ、第7シード)<17-21,18-21>髙橋明日香(※予選勝ち上がり)

ガオ・ファンジエ(中国、第5シード)<17-21,12-21>ツァイ・ヤンヤン(中国)

高橋沙也加(第2シード)<21-10,18-21,21-8>チョン・ジュイ(韓国)

【男子ダブルス】

クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(イングランド、第1シード)<15-21,22-20,21-16>ニル・ヤクラ/ジェイソン・アンソニー・ホーシュエ(カナダ、第8シード)

ツォウ・ハオドン/ハン・チェンカイ(中国、第6シード)<21-16,19-21,15-21>タヌパト・ヴィリヤンクラ/インカラト・アピスク(タイ)

ヤッコ・アレンズ/ルーベン・ジル(オランダ)<15-21,19-21>ワン・チャン/ディー・ジージアン(中国)

マーク・ラムスフス/マルビン・エミル・シーデル(ドイツ、第2シード)<21-16,21-14>キム・ウォンホ/カン・ミンヒョク(韓国)

【女子ダブルス】

櫻本絢子・髙畑祐紀子(第1シード)<21-19,21-15>タン・ジンフア/ユー・シャオハン(中国)

アンヌ・トラン/エミリー・ルフェル(フランス、第3シード)<21-19,21-13>リンダ・エフレル/エバ・ヤンセンス(ドイツ)

イザベル・ヘルトリッヒ/カーラ・ネルテ(ドイツ)<21-11,21-13>ヨハナ・ゴリツェウスキ/ララ・ケップライン(ドイツ)

アマンダ・ヘーグストレーム/クララ・ニスタド(スウェーデン)<16-21,10-21>志田千陽・松山奈未

【混合ダブルス】

マーカス・エリス/ローレン・スミス(イングランド、第1シード)<21-8,21-12>浦井唯行・宮浦玲奈(※予選勝ち上がり)

マルビン・エミル・シーデル/リンダ・エフレル(ドイツ、第4シード)<21-14,21-14>ロビン・タベリング/シェリル・セイネン(オランダ、第7シード)

ヤッコ・アレンズ/セリーナ・ピーク(オランダ、第3シード)<21-16,15-21,21-15>ルー・カイ/チェン・ルー(中国、第5シード)

マーク・ラムスフス/イザベル・ヘルトリッヒ(ドイツ、第2シード)<21-13,21-16>ニピトポン・プアンプアぺト/サビトリー・アミトラパイ(タイ)

準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

キム・ブルーン(デンマーク)対古賀穂(※予選勝ち上がり)

トマス・ルーセル(フランス)対ルー・グアンズ(中国)

【女子シングルス】

リ・シュエリ(中国※予選勝ち上がり)対髙橋明日香(※予選勝ち上がり)

高橋沙也加(第2シード)対ツァイ・ヤンヤン(中国)

【男子ダブルス】

クリス・ラングリッジ/マーカス・エリス(イングランド、第1シード)対タヌパト・ヴィリヤンクラ/インカラト・アピスク(タイ)

マーク・ラムスフス/マルビン・エミル・シーデル(ドイツ、第2シード)対ワン・チャン/ディー・ジージアン(中国)

【女子ダブルス】

櫻本絢子・髙畑祐紀子(第1シード)対アンヌ・トラン/エミリー・ルフェル(フランス、第3シード)

イザベル・ヘルトリッヒ/カーラ・ネルテ(ドイツ)対志田千陽・松山奈未

【混合ダブルス】

マーカス・エリス/ローレン・スミス(イングランド、第1シード)対マルビン・エミル・シーデル/リンダ・エフレル(ドイツ、第4シード)

マーク・ラムスフス/イザベル・ヘルトリッヒ(ドイツ、第2シード)対ヤッコ・アレンズ/セリーナ・ピーク(オランダ、第3シード)

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