Hyderabad Hunters win their first Premier League title at home

Hyderabad won the final in Hyderabad ~photo courtesy of PBL

年を跨いでインドで開催されていた「プレミアバドミントンリーグ(PBL)」は14日、決勝を迎え、カロリナ・マリン選手率いるハイデラバード・ハンターズが初優勝を遂げた

世界バドミントン連盟(BWF)の大会スケジュール変更もあり、昨年の最終戦スーパーシリーズ(SS)ファイナル終了後、今年最初の上位大会マレーシアマスターズの開幕直前まで実施された今シーズン、23日目となる最終日にハイデラバードで行われた決勝のコートに立ったのは、それぞれマリン選手、ビクター・アクセルセン選手をキャプテンに据えるハイデラバード・ハンターズとベンガルール・ブラスターズ

試合は両チームがともに強みを活かし、勝てば+2ポイント(負ければ-1ポイント)となる「トランプマッチ」も取り合い、4種目目を終えて3ポイントずつで譲らず。決勝にふさわしく、決着は最終第5種目の混合ダブルスに持ち越される

混合ダブルスは、地元インドの選手と外国選手が組むプロリーグならではの「国際ペア」同士の対決で、ペアとしてここまで4戦負けなしできたベンガルール・ブラスターズのキム・サランネラクリヒ・シキ・レディ組の優位が予想された。しかしこの日は、結婚・出産を経て昨年10月、BWF管轄の国際大会に復帰してきたインドネシアの28歳ピア・ゼバディア・ベルナデス選手と、インド期待の17歳サトウィクサイラジ・ランキレディ選手のコンビネーションが上回り、最後の1ポイントを奪って、ホームでハイデラバード・ハンターズを優勝に導いた

なお、メーンスポンサーを務めるボーダフォンが選出する、今シーズン全体を通じての「最優秀選手賞」は、出場した6試合で負けなしの活躍を見せたハイデラバード・ハンターズのカロリナ・マリン選手。インディアンオイルが選ぶ今シーズンの「最優秀インド選手賞」は、一次リーグ5試合と準決勝、決勝のすべてに出場しチームに貢献したベンガルール・ブラスターズのネラクリヒ・シキ・レディ選手にそれぞれ贈られた

 

PBL過去3シーズンで、決勝に進んだチームは次の通り

◆シーズン1(2016年、参戦6チーム):【優勝】デリー・エーサーズ【準優勝】ムンバイ・ロケッツ

◆シーズン2(17年、参戦6チーム):【優勝】チェンナイ・スマッシャーズ【準優勝】ムンバイ・ロケッツ

◆シーズン3(17~18年、参戦8チーム):【優勝】ハイデラバード・ハンターズ【準優勝】ベンガルール・ブラスターズ

 

準決勝の結果

ハイデラバード・ハンターズ3ー0デリー・ダッシャ―ズ

【混合ダブルス】サトウィクサイラジ・ランキレディ/ピア・ゼバディア・ベルナデス(インド/インドネシア)<15-13,10-15,10-15ウラジミール・イワノフ/アシュウィニ・ポンナッパ(ロシア/インド=+1)

【男子シングルス(第1)】B.サイ・プラニース(インド=+1)<15-9,15-8>ティエン・ホウウェイ(中国★トランプマッチ※失敗=-1)

【女子シングルス】カロリナ・マリン(スペイン★トランプマッチ※成功=+2)<12-15,15-10,15-9>ソン・ジヒョン(韓国)

【男子ダブルス】ユ・ヨンソン/マルキス・キド(韓国/インドネシア)<打ち切り>ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア)

【男子シングルス(第2)】イ・ヒョンイル(韓国)<打ち切り>R.M.V.グルサイドゥット(インド)

 

アフマダーバード・スマッシュマスターズ3ー4ベンガルール・ブラスターズ

【男子シングルス(第2)】ソウラブ・ヴェルマ(インド=+1)<15-2,14-15,15-10>チョン・ウェイフェン(マレーシア)

【男子ダブルス】リー・チュンヘイ/キダンビ・ナンダコバル(香港/インド)<13-15,12-15マシアス・ボー/キム・サラン(デンマーク/韓国★トランプマッチ※成功=+2)

【女子シングルス】タイ・ツーイン(台湾★トランプマッチ※成功=+2)<8-15,15-13,15-8>カースティ・ギルモア(スコットランド)

【男子シングルス(第1)】プラノイ・ハシーナ・スニルクマール(インド)<11-15,14-15ビクター・アクセルセン(デンマーク=+1)

【混合ダブルス】ロウ・チュクヒム/カミラ・リタ・ユール(香港/デンマーク)<12-15,15-13,9-15キム・サラン/ネラクリヒ・シキ・レディ(韓国/インド=+1)

 

決勝の結果

ハイデラバード・ハンターズ4ー3ベンガルール・ブラスターズ

【男子ダブルス】ユ・ヨンソン/マルキス・キド(韓国/インドネシア)<9-15,10-15マシアス・ボー/キム・サラン(デンマーク/韓国=+1)

【男子シングルス(第2)】イ・ヒョンイル(韓国★トランプマッチ※成功=+2)<15-7,15-13>スブハンカー・デイ(インド)

【男子シングルス(第1)】B.サイ・プラニース(インド)<8-15,10-15ビクター・アクセルセン(デンマーク★トランプマッチ※成功=+2)

【女子シングルス】カロリナ・マリン(スペイン=+1)<15-8,15-14>カースティ・ギルモア(スコットランド)

【混合ダブルス】サトウィクサイラジ・ランキレディ/ピア・ゼバディア・ベルナデス(インド/インドネシア=+1)<15-11,15-12>キム・サラン/ネラクリヒ・シキ・レディ(韓国/インド)

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ファイナリスト2チームの全選手リスト(※10月の選手オークション時点から一部変更あり)

【優勝】ハイデラバード・ハンターズ

【男子6人】 ユ・ヨンソン(韓国)、イ・ヒョンイル(韓国)、B.サイ・プラニース(インド)、ルー・チンヤオ(台湾)→マルキス・キド(インドネシア)、サトウィクサイラジ・ランキレディ(インド)、ラフル・ヤダブ・チッタボイナ(インド)

【女子4人】 カロリナ・マリン(スペイン)、 ピア・ゼバディア・ベルナデス(インドネシア)、ラシカ・ラジェ(インド)、アノウシュカ・パリク(インド)

【準優勝】ベンガルール・ブラスターズ

【男子6人】 ビクター・アクセルセン(デンマーク)、キム・サラン(韓国)、マシアス・ボー(デンマーク)、マヌ・アトリ(インド)、チョン・ウェイフェン(マレーシア)、ハーシール・ダニ(インド)→スブハンカー・デイ(インド)

【女子4人】 カースティ・ギルモア(スコットランド)、リトゥパルナ・ダス(インド)、ネラクリヒ・シキ・レディ(インド)、K.・マニーシャ(インド)→サンジャナ・サントシュ(インド)

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