
最後のグランプリ(GP)ゴールド、コリアマスターズが11月28日~12月3日に韓国・光州で開催された。全日本総合選手権と日程が重なり日本選手のエントリーはなし。日本勢は結局、合わせて7つのタイトルを獲得して、GPゴールド最後のシーズンを終えた
コリアマスターズでは、韓国選手ばかりが決勝に進む中、中国オープンスーパーシリーズ(SS)プレミア決勝で山口茜選手に敗れた中国の19歳ガオ・ファンジエ選手が女子シングルスを制し、1人気を吐いた
また、元世界ランク1位のイ・ヨンデ/ユ・ヨンソン組が昨年9月韓国オープンSS以来となる国際大会での「再結成」を果たしたことが話題になったが、準決勝敗退に終わった
決勝の結果
【男子シングルス】チョン・ヒョクチン(韓国、世界24位)<21-17,19-21,21-12>キム・ミンキ(韓国、世界564位)
【女子シングルス】イ・チャンミ(韓国、世界20位)<19-21,5-21>ガオ・ファンジエ(中国、世界62位)
【男子ダブルス】ソ・スンジェ/キム・ウォンホ(韓国、世界54位)<21-15,21-16>キム・ギジョン/チョン・ジェウク(韓国、世界ランクなし)
【女子ダブルス】イ・ソヒ/シン・スンチャン(韓国、世界40位)<21-18,23-21>キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国、世界100位)
【混合ダブルス】ソ・スンジェ/キム・ハナ(韓国、世界12位)<17-21,21-13,21-18>チェ・ソルギュ/チェ・ユジョン(韓国、世界15位)
2007年からスタートしたGPゴールドはこれで終了。最後のシーズンとなった17年は日本勢が躍進し、【女子シングルス】山口茜、大堀彩(2回)、川上紗恵奈【女子ダブルス】福島由紀・廣田彩花【男子ダブルス】金子祐樹・井上拓斗【男子シングルス】桃田賢斗――と、4種目で合わせて7つのタイトルを獲得した
準優勝も、◆大堀◆川上(2回)◆金子・井上◆永原和可那・松本麻佑◆櫻本絢子・髙畑祐紀子◆松田蒼・荒木茜羽――の計7回に上り、13大会中8大会で決勝に残り、存在感を示した
◆2017年GPゴールドにおける日本勢の結果(ベスト4以上)
(1)マレーシアマスターズ:【優勝】なし【準優勝】なし【ベスト4】遠藤大由・渡辺勇大
(2)インドオープン(サイドモディインターナショナル):―――(※日本選手のエントリーなし)
(3)タイマスターズ:【優勝】なし【準優勝】大堀彩【ベスト4】なし
(4)ドイツオープン:【優勝】山口茜、福島由紀・廣田彩花【準優勝】なし【ベスト4】上田拓馬、三谷美菜津、遠藤大由・渡辺勇大、米元小春・田中志穂
(5)スイスオープン:【優勝】なし【準優勝】なし【ベスト4】星千智
(6)チャイナマスターズ:【優勝】大堀彩【準優勝】川上紗恵奈、金子祐樹・井上拓斗【ベスト4】なし
(7)タイオープン:【優勝】なし【準優勝】なし【ベスト4】なし
(8)台湾オープン:【優勝】川上紗恵奈【準優勝】なし【ベスト4】鈴木温子、下田菜都美、永原和可那・松本麻佑
(9)USオープン:【優勝】大堀彩、金子祐樹・井上拓斗(初)【準優勝】永原和可那・松本麻佑【ベスト4】東野有紗・中西貴映、権藤公平・永原和可那
(10)ニュージーランドオープン:【優勝】なし【準優勝】川上紗恵奈、櫻本絢子・髙畑祐紀子【ベスト4】なし
(11)ビットブルガーオープン:【優勝】なし【準優勝】松田蒼・荒木茜羽【ベスト4】なし
(12)マカオオープン:【優勝】桃田賢斗(初)【準優勝】なし【ベスト4】なし
(13)コリアマスターズ:―――(※日本選手のエントリーなし)