Japan’s B shuttlers produce upsets in front of home crowd

ジャパンオープンSS2日目、女子2種目の1回戦で日本B代表選手、川上紗恵奈福万尚子・與猶くるみ新玉美郷・渡邉あかねが、世界ランクひと桁のシード選手を破る番狂わせを演じた

女子シングルスの川上選手は、世界3位ソン・ジヒョン選手(韓国)を相手に、第1ゲームは競り負けたが、続く2ゲームを取って逆転勝ち。同じく初戦を突破した山口茜奥原希望大堀彩高橋沙也加鈴木温子とともに2回戦に進んだ

一方、初戦敗退という結果に終わったのは、佐藤冴香、三谷美菜津の2人。このうち三谷選手は、世界選手権銀メダル、韓国オープンSS優勝のプサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ選手(インド)から第1ゲームを21-12で奪い、第2ゲームもリードされながら3点差まで詰めたが、届かず。ファイナルゲームは突き放され、マッチポイント握られてから4連続得点を決め追い上げてみせたが、時すでに遅し。17-21で敗戦となった

勝ったプサルラ選手は2回戦、世界選手権と韓国オープンの決勝に続き、奥原選手と3大会連続で顔を合わせる

また、鈴木選手と対戦予定だった世界1位の台湾タイ・ツーイン選手は、前週の韓国オープンで発症した肩の痛みが取れず、棄権した

女子ダブルスでは、福万・與猶組が、約1年ぶりの対戦となったリオデジャネイロ五輪女子ダブルス銅メダリスト、世界5位のチョン・ギョンウン/シン・スンチャン組(韓国)を約1時間半に及ぶフルゲームの末に破リ、勝ち上がった

また新玉・渡邉組は、世界2位チェン・チンチェン/ジア・イーファン組(中国)に、初対戦の強みも活かしてストレート勝ち(21-19,21-19)。既にSS優勝を遂げているA代表3ペアのみにとどまらない、この種目の日本勢の層の厚さを示した

ほかに高橋礼華・松友美佐紀福島由紀・廣田彩花米元小春・田中志穂櫻本絢子・髙畑祐紀子篠谷菜留・星千智志田千陽・松山奈未加藤美幸・柏原みき久後あすみ・横山めぐみが勝ち、日本から合わせて10ペアが2回戦に挑む

男子シングルスは、予選枠から出場の3人が本戦1回戦に臨み、西本拳太選手のみ勝ち残った。対戦相手のインドネシア期待の20歳ジョナタン・クリスティ選手は、8月の東南アジア競技大会「シーゲームス」で優勝。前週の韓国オープンでは、初めてSSの決勝に進むなど調子を上げてきている。第1ゲーム、西本選手は終盤19-14とリードした場面から追いつかれる嫌な流れになるが、これをしっかり断ち切ると、第2ゲームは後半抜け出し勝負を決めた

この種目では、8月に世界チャンピオンとなったビクター・アクセルセン選手(デンマーク)がタノンサク・センソンブーンサック選手(タイ)との初戦を順当に突破した

アクセルセン選手に試合後、BadPaL が、世界チャンピオンとして最初に臨む試合で緊張感はあったかと聞くと、プレッシャーを感じていたことは認めた上で、「それでも自分のゲームプランに集中することができた」と勝因を語った。(世界チャンピオンとして)この試合に勝ったことで、安心した部分はあるかと問うと、「まだまだ。自分はまだ勝利に飢えている」と笑顔で返した

男子ダブルスは、対戦相手の1人、インドネシアのリッキー・カランダ・スワルディ選手が練習中に足を負傷したことによる棄権で不戦勝となった園田啓悟・嘉村健士組を含む、日本勢3ペアがすべて2回戦に進んだ。日本2番手の金子祐樹・井上拓斗組は試合後、「世界選手権、韓国オープンと、(敗れた試合も含め)自分たちのプレーに手応えを感じている」と明かした。金子選手は、混合ダブルスにもエントリーし、男子ダブルスより先に試合をしていることで、会場の雰囲気に慣れるなどの利点を感じていることを認めた。また、井上選手は、今大会ではベスト4に上がって、「まだやったことのない、中国ツァン・ナン選手と対戦してみたい」と述べた

この種目では、韓国ユ・ヨンソン選手とマレーシアのリム・キムワー選手が組む「国際ペア」が、参戦2大会目で初勝利を挙げた。5月のスディルマン杯前に韓国代表から離れたユ選手は、マレーシアのプロリーグ「パープルリーグ」でチームメイト(※ペアは組んでいない)だったリム選手とペアを結成。8月19日に31歳となり、韓国の独自規定に照らしプロ選手として国際大会出場が可能になったのを踏まえ、前週の韓国オープンに出場したが、初戦で敗れていた

リム選手は試合直後、BadPaL らに対し、「今大会で勝利できるとは予想していないかった」と率直に語った。ただ同時に、「試合を経るごとに2人のプレーは良くなっている」と自信も示した。ユ選手は、今後、プロとして活動していくことを確認。長期的な目標は設定していないものの、今後、リム選手が韓国を訪れる形で練習していく方針を明かした

混合ダブルスでは、初日に1回戦を終えていた数野健太・栗原文音組と小林優吾・松友美佐紀組に加えて、予選勝ち上がりの金子祐樹・米元小春組と保木卓朗・廣田彩花組も勝って、次戦に進んだ

日本選手1回戦の結果

【男子シングルス】 チョウ・ティエンチェン(台湾、世界5位)<21-14,21-11>常山幹太(世界34位※予選繰り上がり)、ジョナタン・クリスティ(インドネシア、世界22位)<20-22,15-21西本拳太(世界61位※予選勝ち上がり)、ソン・ワンホ(韓国、世界1位)<21-13,21-13>五十嵐優(世界74位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】 山口茜(世界2位)<17-21,21-15,21-14>イ・チャンミ(韓国、世界31位)、奥原希望(世界9位)<21-15,21-13>チュン・ガンイ(香港、世界15位)、大堀彩(世界13位)<21-12,21-11>ブサナン・ウンバンルンパン(タイ、世界17位)、ホー・ビンジャオ(中国、世界7位)<21-8,21-10>佐藤冴香(世界14位)、プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界4位)<12-21,21-15,21-17>三谷美菜津(世界19位)、ソン・ジヒョン(韓国、世界3位)<21-19,14-21,18-21川上紗恵奈(世界20位)、高橋沙也加(世界23位)<21-12,21-12>リネ・ケアースフェルト(デンマーク、世界35位※予選繰り上がり)、タイ・ツーイン(台湾、世界1位)<棄権>鈴木温子(世界51位※予選勝ち上がり)

【男子ダブルス】 園田啓悟・嘉村健士(世界4位)<棄権>リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界10位)、金子祐樹・井上拓斗(世界18位)<21-14,21-10>タン・チュンマン/オール・チンチュン(香港、世界32位※予選繰り上がり)、ワン・イーリュ/ホワン・カイシアン(中国、世界13位)<19-21,19-21小林優吾・保木卓朗(世界22位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)<21-12,21-8>ツェ・インシュー/プーン・ロクヤン(香港、世界26位)、福島由紀・廣田彩花(世界6位)<21-9,21-12>リー・メンイーン/チョウ・メイクアン(マレーシア、世界24位)、米元小春・田中志穂(世界8位)<21-12,21-16>フ・リンファン/チェン・ユーチエ(台湾、世界40位※予選繰り上がり)、チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、世界5位)<19-21,21-19,17-21福万尚子・與猶くるみ(世界10位)、フン・シーハン/チアン・カイシン(台湾、世界29位)<21-11,21-17>永原和可那・松本麻佑(世界34位)、チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、世界2位)<18-21,19-21新玉美郷・渡邉あかね(世界45位)、櫻本絢子・髙畑祐紀子(世界38位)<21-18,21-17>シュー・ヤ/ドゥ・ユエ(中国、世界61位)、篠谷菜留・星千智(世界33位※予選繰り上がり)<21-13,21-10>川島里羅・尾﨑沙織(世界83位※予選繰り上がり)、ガブリエラ・ストエバ/ステファニ・ストエバ(ブルガリア、世界11位)<9-21,12-21志田千陽・松山奈未(世界53位※予選勝ち上がり)、スー・ヤチン/ウ・ティジュン (台湾、世界20位)<15-21,21-18,12-21加藤美幸・柏原みき(世界78位※予選勝ち上がり)、ユ・ヘウォン/キム・ヘリン(世界16位)<18-21,18-21久後あすみ・横山めぐみ(世界92位※予選勝ち上がり)

【混合ダブルス】 数野健太・栗原文音(世界17位)<21-15,21-16>マルビン・エミル・シーデル/リンダ・エフレル(ドイツ、世界49位※予選繰り上がり)、プラナーブ・ジェリー・チョプラ/ネラクリヒ・シキ・レディ(インド、世界20位)<21-19,17-21,21-15>高階知也・江藤理恵(世界78位※予選繰り上がり)、キム・チェファン/イ・ソヒ(韓国、世界80位)<15-21,21-19,16-21小林優吾・松友美佐紀(世界91位)、ニピトポン・プアンプアペト/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、世界31位)<17-21,8-21金子祐樹・米元小春(世界287位※予選勝ち上がり、権藤公平・永原和可那(世界102位※予選繰り上がり)<10-21,10-21保木卓朗・廣田彩花(世界435位※予選勝ち上がり)

※数野・栗原、高階・江藤、小林・松友の3ペアの試合は前日(19日)行われたもの

 

日本選手2回戦の対戦カード

【男子シングルス】

ビクター・アクセルセン(デンマーク、世界2位)対西本拳太(世界61位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】

山口茜(世界2位)対キム・ヒョンミ(韓国、世界41位※予選勝ち上がり)

プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、世界4位)対奥原希望(世界9位)

大堀彩(世界13位)対鈴木温子(世界51位※予選勝ち上がり)

川上紗恵奈(世界20位)対高橋沙也加(世界23位)

【男子ダブルス】

園田啓悟・嘉村健士(世界4位)対ユ・ヨンソン/リム・キムワー(韓国/マレーシア、世界ランクなし)

ムハンマド・ライアン・アルディアント/ファジャル・アルフィアン(インドネシア、世界17位)対金子祐樹・井上拓斗(世界18位)

マルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョ(インドネシア、世界3位)対小林優吾・保木卓朗(世界22位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対グレイシア・ポリー/アプリヤニ・ラハユ(インドネシア、世界66位)

福島由紀・廣田彩花(世界6位)対ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、世界14位)

米元小春・田中志穂(世界8位)対志田千陽・松山奈未(世界53位※予選勝ち上がり)

福万尚子・與猶くるみ(世界10位)対久後あすみ・横山めぐみ(世界92位※予選勝ち上がり)

新玉美郷・渡邉あかね(世界45位)対加藤美幸・柏原みき(世界78位※予選勝ち上がり)

キム・ソヨン/チェ・ユジョン(韓国、世界18位)対櫻本絢子・髙畑祐紀子(世界38位)

篠谷菜留・星千智(世界33位※予選繰り上がり)対キム・ハナ/コン・ヒヨン(韓国、世界182位※予選勝ち上がり)

【混合ダブルス】

リー・チュンヘイ/チャウ・ホイワー(香港、世界9位)対数野健太・栗原文音(世界17位)

ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、世界2位)対小林優吾・松友美佐紀(世界91位)

プラナーブ・ジェリー・チョプラ/ネラクリヒ・シキ・レディ(インド、世界20位)対金子祐樹・米元小春(世界287位※予選勝ち上がり

ゴー・スーンフアト/シェブロン・ジェミー・ライ(マレーシア、世界18位)対保木卓朗・廣田彩花(世界435位※予選勝ち上がり)

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