Sayaka SATO, 4th Japanese to clinch WS title in SuperSeries

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Sayaka won her first ever SS title

インドネシアオープンSSプレミア決勝、初優勝を狙う佐藤冴香選手は、過去1度しか勝ったことがない世界ランク上位の韓国ソン・ジヒョン選手を振り切り、日本4人目の女子シングルスSSタイトルホルダーとなった

1勝12敗と大きく負け越している相手だったが、この日は佐藤選手が試合開始直後から突っ走り、第1ゲームを21-13で奪うと、第2ゲームも主導権を渡さぬまま17-14までいく。ところが、「正直きつかった」と試合後語ったように、ここからミスが出て、7連続得点を許しゲームカウント1対1に追いつかれてしまう

これで試合の流れは、2度のSS優勝経験のあるソン選手の方へ移行したかに見えた。しかし、ファイナルゲームに入ると、「相手も疲れている」と気持ちを切り替えて臨んだ佐藤選手が再びリード。ソン選手も、「自分のスタミナが落ちたのに対し、佐藤はいいプレーをした」と認めた通り、反撃のすきを与えぬまま次々に得点を重ねていき、最後は佐藤選手が見送ったソン選手の球がベースラインを越えて、21-14で勝利した

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Sayaka defeated World no.5 Korean SUNG Ji Hyun in the final

佐藤選手は今シーズン初め、昨年末に全日本総合選手権で初優勝できたことを踏まえ、ここからしっかり世界で戦っていける、とあらためて話していた。ただ、厳しい組み合わせもあって、全英オープン(1回戦負け)、インドオープン(2回戦負け)、マレーシアオープン(1回戦負け)と結果が出せなかった。ところが次のシンガポールオープン、初戦で全英とマレーシアで負けていた強豪ラッチャノク・インタノン選手を破ると、2回戦も勝って昨年10月のデンマークオープン以来となるベスト8入り。準々決勝では世界1位タイ・ツーイン選手に敗れたが、格上相手にもやれるという手応えを口にしていた

そして今大会、どこで負けてもおかしくないドローに入りながら、世界4位の山口茜選手をはじめシード勢3人を含む5人の対戦相手に勝ち切れたこと、とりわけ決勝の大舞台で、過去2年ほど勝てていなかったソン選手を破って優勝できたことは、今後につながる

なお、日本女子シングルス陣の中で最初にSSの決勝に進んだ佐藤選手が、それから7年越しで初タイトルを手にしたことで、日本A代表の4人(山口茜、奥原希望、佐藤冴香、三谷美菜津)すべてが、SSの優勝経験者となった

男子シングルスでは、初めてSS決勝に進んだ坂井一将選手が、復調の兆しを見せてきているインドのキダンビ・スリカンス選手と対戦した。予選から7試合目ということもあり、「疲れがあった」という第1ゲームは大差で落とす。第2ゲームに入ると調子を取り戻し、リードを奪うなどして競り合いを演じるが、一歩届かず。SS初優勝は先送りとなった

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Kazumasa made his best result, however missed the great opportunity to be champ

坂井選手はこれまで、上位大会SSではベスト8が最高の成績で、今回は大躍進を遂げた。その一方で、リー・チョンウェイ、リン・ダン、チェン・ロン、ビクター・アクセルセンといった優勝候補のシード選手が次々と姿を消す中、好機を逸した感も否定できない。日本で唯一、SSの男子シングルスで優勝している桃田賢斗選手はかつて、トップ選手がいないなどで訪れたチャンスをしっかりものにできるかどうか、その差は大きい、と話していた。「悔しい結果になった」と試合後の記者会見で語った坂井選手、今回の経験をどう活かすか、真価が問われるのは次戦以降だ

一方、2014年チャイナオープン、15年インドオープンに次ぐ3つ目のSSタイトルを手にしたキダンビ選手は、昨年のケガから調子を落としていた期間を経ての今回の優勝を率直に喜んだ。また、インドバドミントン協会(BAI)がインドネシアからシングルスコーチに招いたムルヨ・ハンドヨ氏の下でのトレーニングの成果を強調した。ハンドヨ氏は、初めて五輪と世界選手権の2冠を成し遂げたタウフィック・ヒダヤット元選手のコーチを務めた人物で、その手腕は国内外で高く評価されている

ダブルス3種目は、いずれも世界ランク下位のペアが勝ちをつかんだ。とりわけ最後に試合の行われた混合ダブルスでは、タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル組が開催国唯一の勝ち残りとして注目を集めたが、見事期待に応え、第1シードの中国ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン組を破ってインドネシアオープン初優勝を飾った

決勝の結果

【男子シングルス】 キダンビ・スリカンス(インド、世界22位)〈21-11,21-19〉坂井一将(世界47位※予選勝ち上がり)

【女子シングルス】 ソン・ジヒョン(韓国、世界5位)〈13-21,21-17,14-21〉佐藤冴香(世界17位)

【男子ダブルス】 マシアス・ボー/カールステン・モゲンセン(デンマーク、世界1位)〈19-21,21-19,18-21〉リュウ・ユーチェン/リ・ジュンフェイ(中国、世界2位)

【女子ダブルス】 チャン・イエナ/イ・ソヒ(韓国、世界3位)〈19-21,21-15,10-21〉チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、世界4位)

【混合ダブルス】 ツェン・シウェイ/チェン・チンチェン(中国、世界1位)〈20-22,15-21〉タントウィ・アーマド/リリアナ・ナッチル(インドネシア、世界9位)

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