
SSパープルリーグ15日目、大みそかの夜11時まで行われた前回試合の後、元日をはさんで1月2日に再開されたマレーシアの国際リーグ。ムアルBCが川上紗恵奈選手を起用した女子シングルスを含む5種目通じて1ゲームしか落とさずに勝ち、リーグ戦の3分の2を終えた時点で、10クラブ中3位につけた
川上選手は12月29日の最初の試合、世界ランク上位の相手に内容的には勝利していながら、30分ルールの適用で引き分けに終わった。しかしこの日は、フィンランドの選手にわずか17分で快勝した。クラブも第4種目までにゲームカウント12対0。最終の男子シングルス(第1)で、韓国イ・ヒョンイル選手が対戦したクランシティBCに唯一、1ゲーム献上する形となったが、結局15対1の大勝に終わった
この結果、ムアルBCは獲得ゲーム総数を65とし、10クラブすべてがリーグ戦全9試合中6試合を終えた段階で、高橋沙也加選手の属するプチョンユナイテッドBC(67)、プタリンジャヤBC(67)に次ぐ3位に浮上した。これに田児賢一選手のいるプタリンBC(62)、アンパンジャヤBC(60)が続いている
もうひと試合は、ともに後半戦となる7試合目に突入したカポンBCとスルダンBCの対戦で、ここまで6戦してわずか1勝と下位に沈んでいるスルダンが中国選手の活躍もあり、カポンに15対3と快勝した
15日目の結果
◆ムアルBC(4勝2敗)15―1クランシティBC(1勝5敗)
【男子シングルス(第2)】 ズルファルディ・ズルキフリ(マレーシア)3〈11-6,11-1,11-6〉0リョン・ジュンハオ(マレーシア)
【女子シングルス】 川上紗恵奈(日本)3〈11-7,11-8,11-2〉0ナナ・アレキサンドラ・ヴァイニオ(フィンランド)
【男子ダブルス】 フーン・ティエンハウ/テオ・イーイ(マレーシア)3〈11-5,11-7,11-6〉0ムハンマド・スフィユディン/ロウ・ハンイー(マレーシア)
【混合ダブルス】 チャン・ペンスーン/イ・ヒョジョン(マレーシア/韓国)3〈11-8,11-3,11-10〉0フー・パンロン/チン・カームン(マレーシア)
【男子シングルス(第1)】 イ・ヒョンイル(韓国)3〈11-4,11-10,9-11,11-2〉1チン・ワイキン(マレーシア)
◆カポンBC(3勝4敗)3―15スルダンBC(2勝5敗)
【男子シングルス(第2)】 モハド・ハフィズ・ハシム(マレーシア)1〈3-11,10-11,11-8,5-11〉3ユー・チェン(中国)
【女子シングルス】 ティー・ジンイ(マレーシア)3〈9-11,8-11,7-11〉3ハン・ルシュアン(中国)
【男子ダブルス】 ヘンドラ・アプリダ・グナワン/タン・チーティーン(インドネシア/マレーシア)0〈10-11,10-11,8-11〉3オウ・シュアンイ/オン・ウェイクーン(中国/マレーシア)
【混合ダブルス】 モハド・ラジフ・アブ・ラティフ/ペク・エンウェイ(マレーシア)3〈5-11,7-11,8-11〉0オウ・シュアンイ/リュウ・リン(中国)
【男子シングルス(第1)】 リム・チウィン(マレーシア)2〈11-8,11-6,2-11,6-11,1-6※30分打ち切り〉3リー・ヅージア(マレーシア)