Aya adds her name on the list of GP Gold winners at Thai Open

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Aya OHORI won her first ever GP Gold title at last @archives

タイオープンGPゴールド決勝、大堀彩選手が優勝し、現役の日本女子シングルス陣の中では、7人目のGPゴールドタイトルホルダーとなった

スーパーシリーズ(SS)の1つ下の格付の国際大会GPゴールドは、とりわけジュニア時代に活躍した選手にとって、シニアでもその力が通用するかどうか真価を問う試金石に位置づけられる。大堀選手は2013年にアジアジュニア金メダルと世界ジュニア銀メダルを獲得し、鳴り物入りでシニアの大会に進んだ。しかし、これまでGPゴールドで勝ちはなかった

決勝で対戦したタイのブサナン・ウンバンンパン選手は大堀選手と同じ1996年生まれの20歳。ジュニア時代はアジア銀メダル、世界銅メダルと大堀選手の後塵を拝してきたが、シニアに上がってからは、既にGPゴールドで優勝2回(12年マレーシアマスターズ、16年インドネシアマスターズ)、準優勝4回。世界ランクで見ても、その立ち位置を明確に逆転させた

大堀選手は今回、初めてGPゴールドのタイトルを取ったことで、全種目を通じて最も競争が激化している女子シングルスで、ブサナン選手のほか、リオデジャネイロ五輪のメダリスト3人を含む先をいくライバルを追撃していくためのスタートラインにようやく立てた、と言える

日本の女子でGPゴールドのシングルスのタイトルを持つ現役選手は、◆高橋沙也加(2013年4月オーストラリアンオープン、14年3月ドイツオープン)◆奥原希望(15年1月マレーシアマスターズ、6月USオープン)◆川上紗恵奈(15年5月ニュージーランドオープン)◆山口茜(15年11月独ビットブルガーオープン)◆佐藤冴香(15年11月韓国マスターズ)◆峰歩美(16年7月USオープン)◆大堀彩(16年10月タイオープン)――の7人

さらに、上位大会SS(プレミア、ファイナル含む)の優勝経験者は、◆三谷美菜津(12年フレンチオープン)◆山口茜(13年ジャパンオープン、16年韓国オープン)◆奥原希望(15年ジャパンオープン、15年SSファイナル、16年全英オープン)――の3人がいる

一方、ダブルスで決勝に臨んだ日本勢、金子祐樹・井上拓斗組と永原和可那・松本麻佑組は、それぞれ第2シードと第1シードに力及ばず、GPゴールド初優勝が狙える好機を逸した

男子シングルスは、タイのタノンサク・センソンブーンサック選手がアテネ五輪銅メダルのベテラン、インドネシアのソニー・ドゥイ・クンチョロ選手をストレートで退け、ホームで優勝。女子ダブルスに続き、開催国タイに2つ目のタイトルをもたらした

決勝の結果

【男子シングルス】 ソニー・ドゥイ・クンチョロ(インドネシア、世界32位)〈15-21,16-21〉タノンサク・センソンブーンサック(タイ、世界33位)

【女子シングルス】 ブサナン・ウンバンルンパン(タイ、世界16位)〈23-25,8-21〉大堀彩(世界35位)

【男子ダブルス】 ライアン・アグン・サプトロ/ベリー・アングリアワン(インドネシア、世界25位)〈17-21,21-14,21-18〉金子祐樹・井上拓斗(世界44位)

【女子ダブルス】 サプシリー・タエラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(タイ、世界15位)〈21-12,21-17〉永原和可那・松本麻佑(世界50位)

【混合ダブルス】 タン・キアンメン/ライ・ペイジン(マレーシア、世界19位)〈21-16,22-20〉タン・チュンマン/ツェ・インシュー(香港、世界203位)

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