1 man,3 women and 6 pairs of Japan into 2nd round at Denmark Open

今シーズンのスーパーシリーズ(SS)第9戦、デンマークオープンSSプレミアが13日、デンマーク第3の都市オーデンセで開幕。14日までに各種目1回戦を終え、日本勢は男子シングルス1人、女子シングルス4人、男子ダブルス1組、女子ダブルス3組、混合ダブルス2組が2回戦に進んだ

Kento

Kento MOMOTA

男子シングルスのエース、桃田賢斗選手は、SS優勝経験のあるベテラン、タイのブーンサック・ポンサナ選手と対戦。直近の2試合はいずれもストレートで下していたが、この日は第1ゲームを奪われる苦しい立ち上がり。ファイナルゲームに持ち込むも19-19までもつれる接戦となるが振り切り、何とか初戦を突破した

桃田選手は試合後、BadPaL の取材に応じ、昨年と今年のマレーシアオープンSSプレミアで2回続けて勝っていたことで「試合に入る前、いけるんじゃないかと思ってしまった油断」を今回、苦戦を強いられた要因の1つに挙げた。さらに、とりわけ欧州遠征時の課題である時差ボケへの対策も万全ではなく「体が重かった」と認めた。ただ、同世代のライバル、デンマークのビクター・アクセルセン選手が時差のあるジャパンオープンで準優勝と活躍していたことで、「負けていられない」と思っていたという。桃田選手は今大会、当面追いつくべき目標である、未だ勝てていない中国チェン・ロン選手とは決勝まで当たらない。それでも、「勝てなくとも、対戦することで収穫がある」と指摘する世界ランク1位への挑戦権(決勝進出)を目指し、2回戦以降を戦う決意を述べた

Minatsu

Minatsu MITANI

女子シングルスでは、五輪レースで先行する奥原希望、山口茜、高橋沙也加の3選手を追いかける日本4番手、三谷美菜津選手が気を吐いた。SS優勝経験のある実力者、タイのポーンティップ・ブラナプラサーツク選手を完全に抑え込み、21-10,21-4と圧勝した

三谷選手は BadPaL に対し、「何回もやっている相手で攻撃力のある選手。しっかりレシーブしようと準備して臨み、今回はうまくいった」と試合後の感想を述べた。2回戦の相手、世界ランク1位インドのサイナ・ネワル選手に関しては、「ジャパンオープンで勝っているが、格上なので向かっていく。がまんも忘れずに」と抱負を述べた

奥原、山口両選手。さらには後方から追いかける日本6番手の橋本由衣選手も、世界ランク下位の相手をいずれもストレートで下して、順当に勝ち上がった

Sayaka got injured

Sayaka TAKAHASHI

一方、3番手の高橋沙也加選手は、韓国オープンSS、タイオープングランプリ(GP)ゴールドと直近の2大会で連続優勝している韓国のエース、ソン・ジヒョン選手から幸先よく第1ゲームを奪う。第2ゲームに入ってもいいリズムで試合を進めていたが、突然右ひざ付近を痛めるアクシデント。テーピングを施してプレーを続行したが、相手の球に食らいつこうとはするものの、動けないのは誰の目にも明らか。ファイナルゲームは、最後まで試合をしたいという切実な思いだけが伝わる内容で敗退。前月の韓国オープンでいいプレーと自信を取り戻したばかりだっただけに、今後の五輪レースへの影響が懸念される

Misaki-Ayaka

Misaki MATSUTOMO / Ayaka TAKAHASHI

女子ダブルスは、ともにケガのため、期待されたジャパンオープンで結果を残せず、翌週の韓国オープンへの出場を見送った高橋礼華・松友美佐紀組と前田美順・垣岩令佳組が難しい初戦に勝って、元気なところを見せた

高橋・松友組は、松友選手がジャパンオープンで足を捻挫して以来の公式戦で、「不安はあったが、先に混合ダブルスに出場していたことで少し解消された」と述べたように、気持ちに焦りがあるためか、攻め急いでしまう場面はあったものの、概ね良好なコンビネーションを見せ、過去の対戦でも競り合うことの多かった、やっかいな韓国ペアの挑戦を退けた

高橋選手は、「久しぶりの試合だったので、勝ち負けというより自分たちのプレーを出せるように心掛けた」とコメントした

Reika-Miyuki

Reika KAKIIWA /Miyuki MAEDA

前田・垣岩組は初戦から、2年連続のメダル獲得が期待された8月の世界選手権で敗れたインドペアとの再戦となったが、見事に雪辱を果たした。前田、垣岩両選手は試合後、「前回対戦時(世界選手権)からあまり間を置かずに再戦の機会が巡ってきて、リベンジできてよかった」(前田)。「世界選手権の時よりひざの状態もよく、作戦も機能した」(垣岩)と述べた

前田・垣岩組は、ジャパンオープンで敗れた後、手術をした垣岩選手の足の具合を考え、翌週の韓国オープンへの出場を取りやめていた

女子ダブルスでは、福万尚子・與猶くるみ組も、当初対戦予定だった中国ユー・ヤン/ワン・シャオリ組の出場取りやめにより予選から繰り上がったタイのペアを寄せ付けず、日本勢3組そろって2回戦に進んだ。福万選手は対戦相手が強豪の中国ペアから変わったことについて、「運が巡ってきている感じがする。この好機をものにできれば」と述べ、前向きにとらえていることを明かした。その上で「国際大会で多く勝ちたい」(福万)。「自分の力を出し切りたい」(與猶)と2回戦以降に向けた抱負を述べた

順当に1回戦を勝ち抜けた女子ダブルスに対し、男子ダブルスは苦戦。平田典靖・橋本博且組が韓国ペア、園田啓悟・嘉村健士組が中国ペアにそれぞれ敗れ、初戦を突破できたのは、早川賢一・遠藤大由組のみとなった

Keigo-Naoko

Keigo SONODA / Naoko FUKUMAN

混合ダブルスでは、園田啓悟・福万尚子組が強さを見せた。世界ランクがはるかに上の香港ペアと真っ向から渡り合い、第1、第2ゲームともに接戦を制した。とりわけ第2ゲームは、18-20とゲームポイントを握られた状態から3連続得点で逆転勝ちを決めた

Kenta-Ayane

Kenta KAZUNO / Ayane KURIHARA

日本からはもう一組、予選勝ち上がりの数野健太・栗原文音組が、世界ランク上位のフランスペアをストレートで下して、2回戦に駒を進めた

数野選手は初日に予選を突破した後、BadPaL の取材に対し、「タイオープンが終わった後、A代表による今大会の直前合宿に参加させてもらった。世界ランク上位のペアと競れることもあるので、何とか結果を残したい」と答えた。その一方で栗原選手は、「初めてのSSプレミアということで、結果を残したいという気持ちが強すぎてミスしてしまった部分がある。本戦では結果を求めすぎずに目の前の試合に集中していきたい」と意気込みを語った

TAGO

Kenichi TAGO

一方、今大会から日本代表を外れ、予選から出場した男子シングルスの田児賢一選手はデンマークの若手に敗れ、ジャパンオープン、韓国オープンに続いてSS3大会連続で本戦出場を逃した

田児選手は試合直後、BadPaL の取材に応じ、「これがという特定の敗因があるわけではない。ただフィジカルはまだまだ」と認めた。今月1日付で代表を辞退してから初の国際大会参戦となったわけだが、「ナショナルチームを離れても、やるべきことは何も変わらない」と指摘。今後も挑戦を続けていく気持ちがあるかと問うと、「やるしかない」と述べた

日本選手1回戦の結果

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界4位)〈17-21,21-14,21-19〉ブーンサック・ポンサナ(タイ、世界28位)、トミースギアルト(インドネシア、世界12位)〈21-11,21-12〉佐々木翔(世界23位)、ハンス・クリスチャン・ビティングス(デンマーク、世界18位)〈不戦勝〉上田拓馬(世界27位)

【女子シングルス】 奥原希望(世界9位)〈21-7,21-7〉セニア・ポリカルポワ(ロシア、世界47位※予選勝ち上がり)、山口茜(世界10位)〈21-16,23-21〉イップ・プイイン(香港、世界27位)、ソン・ジヒョン(韓国、世界3位)〈18-21,21-12,21-4〉高橋沙也加(世界14位)、三谷美菜津(世界18位)〈21-10,21-4〉ポーンティップ・ブラナプラサーツク(タイ、世界21位)、橋本由衣(世界20位)〈21-15,21-18〉アイリス・ワン(米国、世界31位)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界5位)〈21-18,16-21,21-12〉ガタン・ミッテルハイザー/バスティアン・カサウディ(フランス、世界53位※予選勝ち上がり)、キム・サラン/キム・ギジョン(韓国、世界12位)〈21-16,21-15〉平田典靖・橋本博且(世界15位)、園田啓悟・嘉村健士(世界19位)〈18-21,14-21〉ルー・カイ/リュウ・チェン(中国、世界111位※予選勝ち上がり)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈23-21,21-13〉コ・アラ’/ユ・ヘウォン(韓国、世界15位)、前田美順・垣岩令佳(世界7位)〈21-19,21-18〉ジュワラ・グッタ/アシュウィニ・ポンナッパ(インド、世界12位)、福万尚子・與猶くるみ(世界13位)〈21-15,21-12〉パタイマス・ムエンウォン/チャラッドチャラム・チャヤニット(タイ、世界42位※予選繰り上がり)

【混合ダブルス】 早川賢一・松友美佐紀(世界18位)〈14-21,21-23〉シン・ベクチョル/チェ・ユジョン(韓国、世界62位)、チャン・ユンルン/ツェ・インシュー(香港、世界17位)〈19-21,20-22〉園田啓悟・福万尚子(世界66位)、ロナン・ラバル/エミリールフェル(フランス、世界25位)〈19-21,16-21〉数野健太・栗原文音(世界82位※予選勝ち上がり)

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日本選手2回戦の対戦カード

【男子シングルス】 桃田賢斗(世界4位)対スー・ジェンハオ(台湾、世界24位)

【女子シングルス】 奥原希望(世界9位)対ミッシェル・リ(カナダ、世界16位)、リ・シュエリ(中国、世界6位)対山口茜(世界10位)、サイナ・ネワル(インド、世界1位)対三谷美菜津(世界18位)、ワン・イーハン(中国、世界7位)対橋本由衣(世界20位)

【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由(世界5位)対 ウラジミール・イワノフ/イワン・ソゾノフ(ロシア、世界13位)

【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対チョン・ギョンウン/シン・スンチャン(韓国、世界78位※予選勝ち上がり)、前田美順・垣岩令佳(世界7位)対ウ・ティジュン/チェン・シエペイ(台湾、世界37位)、福万尚子・與猶くるみ(世界13位)対ツェ・インシュー/プーン・ロクヤン(香港、世界49位)

【混合ダブルス】 ルー・カイ/ホワン・ヤチオン(中国、世界8位)対園田啓悟・福万尚子(世界66位)、ヨアキム・フィッシャー・ニールセン/クリスティナ・ペダーセン(デンマーク、世界5位)対数野健太・栗原文音(世界82位※予選勝ち上がり)

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