No other Japanese,only Ayaka and Misaki make Semifinals

Misaki-Ayaka

Misaki / Ayaka needed to reach the very last point to win the quarterfinals

台湾オープンGPゴールド準々決勝、日本勢で準決勝に勝ち上がったのは女子ダブルスの高橋礼華・松友美佐紀組のみとなった。今大会第1シードに入った日本のエースペアは第2ゲーム、30点までもつれる展開となるも、きっちり勝ちをつかんで見せた

試合時間1時間14分。第1ゲームは20-15とゲームポイントをつかんだ後、追い上げにあったものの、終始日本ペアのペース。第2ゲームに入ると中盤9-13とリードされるが、逆転し20-18とマッチポイント。しかしあきらめない韓国ペアがねばりを見せ抜き返し、20-21とマッチポイントを奪い返すと、ここから文字通り1点を争うデスマッチに突入する。結局、日本が7回、韓国が5回つかんだマッチポイントを互いに凌ぎ合い、29-29から最後の1点をもぎ取ったのは高橋・松友組だった

高橋・松友組は試合後、BadPaL の取材に応じ、「第2ゲーム、風の影響で思い切っていけなかった」部分があったことを明かした。それでも、「第1ゲームを取っていたので、終盤の競り合いの中、こちらがリードしながら決め切れなかった後でも開き直っていけた」と指摘し、相手にゲームポイントを握られても気持ちの動揺は少なかったと語った

国際大会ながら、1、2回戦と日本ペアとの対戦が続き、この試合で初めて相手が外国ペアとなったが、高橋選手にその違いを尋ねると、「どちらも向かってくることに変わりはないと思うが、日本勢はどこかで引いていると感じるのに対し、外国勢は本当にガツガツ来る」と説明した。準決勝でぶつかるインドネシアのグレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ組について松友選手に聞くと、「昨年の香港オープン以来の対戦となるが、調子が良さそうなので、しっかり自分たちのプレーをしたい」と抱負を語った

女子シングルスの奥原希望選手と佐藤冴香選手は、それぞれ世界ランク1ケタの上位選手にストレート負けを喫し、ベスト4進出を逃した

Sayaka vs TzuYing

last 8 in GP gold is meaningless : Sayaka was disappointed

このうち地元台湾のエース、タイ・ツーイン選手(世界5位)に敗れた佐藤選手は、「思った以上に風があり、コントロールできなかった」と敗因をあげ、高いロブが打てなくなり、相手が得意とする低い展開の試合になってしまったことを悔やんだ。ただ次の対戦時に向けての手ごたえはつかんだようで、「(タイ選手は)不規則なショットが多いが、慣れてくれば大丈夫」と指摘した。一方、今大会の結果については、「GPゴールドでは、上位大会スーパーシリーズ(SS)のベスト8に相当するベスト4以上に入らなければ。ベスト8では意味がない」と言い切った。世界ランク浮上のためには、次に出場が予定される9月のジャパンオープンSSでの奮起が不可欠だ

Nozomi in QF

Nozomi faced to London Olympic champ for the first time

奥原選手は、世界ランク上位の中でこれまで対戦機会のなかった中国リ・シュエリ選手(世界4位)と初めて顔を合わせた。しかし体調が万全でない中、ロンドン五輪金メダリストに迫るのは容易でなく、第1、第2ゲームともに12点で敗れた

奥原選手は試合後、BadPaL に対し、「昨日までとは違うレベルの相手。初めての対戦で食らいつけない悔しさはあるが、準備不足のため、この結果はしようがない」と述べ、今回の敗戦を受け入れた。それでも、半ば強行出場した今大会で、万全でない状態でも1、2回戦をしっかり勝てたこと、「ほかの選手とはショットが違う」リ・シュエリ選手の球を実際に受けられたこと、を収穫として挙げた

ENDO-HAYAKAWA in QF

ENDO and HAYAKAWA are back in business since Indonesia open

男子ダブルスの早川賢一・遠藤大由組は、対戦成績1勝1敗、世界ランクも5位、6位で拮抗している中国フー・ハイファン/ツァン・ナン組と対峙した。遠藤選手が6月初めに左ひざをケガして以来、初めて挑む強豪で、どこまでできるのか注目されたが、第1ゲームはほぼ互角の展開。ゲームポイントも2度つかんだが、惜しくも24-26で落とす。続く第2ゲームは、中国ペアに終始リードされ、14-21で敗れた

遠藤選手は試合後、BadPaL に対し、「サーブ周りをもっと積極的にいきたかった。世界トップレベルの選手の球を受けるのは久しぶりで、感覚が合わない部分があった」と述べた。一方、早川選手は、「サーブ周りはそんなに悪くなく、相手にプレッシャーをかけられていたと思う」と指摘。敗れはしたものの、今回のプレーに一定の評価を下した

遠藤選手に8月の世界選手権に向けた抱負を聞くと、「ここからが勝負。しっかり意識を持って準備に取り組む。同じことの繰り返しにならないように、合宿中、ぶつかってもいいから、2人で意見を言い合っていこうと思う」と語った

Yuki-Takuto

Yuki / Takuto missed another opportunity to reach last 4 in GP Gold

今回、万全ではないエースの早川・遠藤組よりこの種目で準決勝進出の期待が高かったのは金子祐樹・井上拓斗組。インドネシアの伏兵ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルホ組と一進一退の攻防を展開した。しかし、第1、第2ゲームともに18-18から抜け出されてストレート負け。当面の目標にしている、GPゴールドベスト4にはまたも届かなかった

金子、井上両選手は試合後、BadPaL の取材に答え、「自分たちが攻めている時に決め切れず、逆に相手は決めてきた。その差が出た」と試合を振り返った。ただ、「準々決勝でもベスト4を意識することなく、気持ちの面はきのうまでと同様にやれた」と語った

Mami-Shizuka in QF

Mami / Shizuka totally lost in QF

日本女子ダブルスのもう1ペア、松尾静香・内藤真実組は、これまで2戦2敗と勝ちのないインドネシアのグレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ組から初白星を狙ったが、何もできずに完敗。とりわけ第2ゲームは3点しか取れなかった

松尾・内藤組は試合後、BadPaL に対し、さすがに落胆した表情で、「インドネシアペアと1、2回戦で対戦した日本ペアが点を取れていたので、もっと競り合えると思った」(内藤)。「サーブ周りに力の差を感じた。ラリーをさせてもらえなかった」(松尾)とコメントした。現在、世界ランクで日本3番手につけている松尾・内藤組だが、世界5位を相手にもろさを露呈してしまったことで、五輪レースを勝ち抜くため、8月の世界選手権に向け巻き返しが必須となった

CHEN Long beat ChongWei

CHEN Long stopped ChongWei

一方、この日最大の関心を集めたのは、男子シングルス新旧世界ランク1位による一戦、チェン・ロン(中国)対リー・チョンウェイ(マレーシア)。チョンウェイ選手が第1ゲームを先取するが、チェン・ロン選手は冷静に第2、第3ゲームを奪い返して勝利。ドーピング違反による資格停止が解除となった5月以降続いていたチョンウェイ選手の連勝を止めるとともに、通算対戦成績で2つ勝ち越した(11勝9敗)

男子シングルスではほかに、中国の31歳リン・ダン選手がインドネシア期待の18歳アンソニー・ギンティン選手を、香港の31歳ウェイ・ナン選手が2013年の世界ジュニア選手権を制した韓国の19歳ホ・クワンヒ選手をそれぞれ退け、ベスト4に入った。また、台湾チョウ・ティエンチェン選手が第2シードのデンマーク、ヤン・ヨルゲンセン選手を倒し、女子シングルスのタイ・ツーイン選手と共に地元開催の大会で準決勝に残った

準々決勝の結果

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界1位)〈17-21,22-20,21-13〉リー・チョンウェイ(マレーシア、世界65位)

ウェイ・ナン(香港、世界20位)〈14-21,21-12,21-17〉ホ・クワンヒ(韓国、世界202位※予選勝ち上がり)

リン・ダン(中国、世界5位)〈21-7,22-20〉ギンティン・アンソニー(インドネシア、世界96位)

ヤン・ヨルゲンセン(デンマーク、世界2位)〈22-20,14-21,16-21〉チョウ・ティエンチェン(台湾、世界8位)

【女子シングルス】

ラッチャノク・インタノン(タイ、世界3位)〈21-12,21-14〉ベ・ヨンジュ(韓国、世界12位)

ワン・シーシャン(中国、世界6位)〈21-10,10-21,17-21〉ワン・イーハン(中国、世界8位)

タイ・ツーイン(台湾、世界5位)〈21-14,21-18〉佐藤冴香(世界18位)

リ・シュエリ(中国、世界4位)〈21-12,21-12〉奥原希望(世界9位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)〈21-16,24-26,21-14〉リッキー・カランダ・スワルディ/アンガ・プラタマ(インドネシア、世界15位)

早川賢一・遠藤大由(世界5位)〈24-26,14-21〉フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界6位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界4位)〈21-15,21-23,21-19〉コ・ソンヒョン/シン・ベクチョル(韓国、世界8位)

金子祐樹・井上拓斗(世界35位)〈19-21,18-21〉ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルホ(インドネシア、世界51位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)〈21-19,30-29〉コ・アラ/ユ・ヘウォン(韓国、世界25位)

グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界5位)〈21-10,21-3〉松尾静香・内藤真実(世界16位)

ピア・ゼバディア・ベルナデス/アプリルサシ・プトリ・レジャルサル・バリエラ(インドネシア)〈11-21,6-21〉マー・ジン/ホワン・ヤチオン(中国、世界192位※予選勝ち上がり)

ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、世界3位)〈21-15,21-18〉チャン・イエナ/チョン・ギョンウン(韓国、世界36位)

【混合ダブルス】

ツァン・ナン/ツァオ・ユンレイ(中国、世界1位)〈21-15,15-21,15-21〉コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界10位)

リュウ・チェン/バオ・イーシン(中国、世界4位)〈18-21,21-15,16-21〉プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、世界11位)

リッキー・ウィディアント/プスピタ・リチ・ディリ(インドネシア、世界9位)〈16-21,8-21〉シン・ベクチョル/チェ・ユジュン(韓国、世界163位※予選勝ち上がり)

リー・チュンヘイ/チャウ・ホイワー(香港、世界8位)〈18-21,22-20,10-21〉ロナルド・アレキサンダー/メラティ・ダエバ・オクタビアニ(インドネシア、世界24位)

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準決勝の対戦カード

【男子シングルス】

チェン・ロン(中国、世界1位)対ウェイ・ナン(香港、世界20位)

リン・ダン(中国、世界5位)対チョウ・ティエンチェン(台湾、世界8位)

【女子シングルス】

ラッチャノク・インタノン(タイ、世界3位)対ワン・イーハン(中国、世界8位)

リ・シュエリ(中国、世界4位)対タイ・ツーイン(台湾、世界5位)

【男子ダブルス】

イ・ヨンデ/ユ・ヨンソン(韓国、世界1位)対フー・ハイファン/ツァン・ナン(中国、世界6位)

ヘンドラ・セティアワン/モハンマド・アーサン(インドネシア、世界4位)対ギデオン・マルクス・フェルナルディ/ケビン・サンジャヤ・スカムルホ(インドネシア、世界51位)

【女子ダブルス】

高橋礼華・松友美佐紀(世界1位)対グレイシア・ポリー/ニトヤ・クリシンダ・マヘスワリ(インドネシア、世界5位)

ルオ・ユー/ルオ・イン(中国、世界3位)対マー・ジン/ホワン・ヤチオン(中国、世界192位※予選勝ち上がり)

【混合ダブルス】

コ・ソンヒョン/キム・ハナ(韓国、世界10位)対プラビーン・ジョーダン/デビー・スサント(インドネシア、世界11位)

ロナルド・アレキサンダー/メラティ・ダエバ・オクタビアニ(インドネシア、世界24位)対シン・ベクチョル/チェ・ユジュン(韓国、世界163位※予選勝ち上がり)

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