【Revised】6-S and 7-D qualified for World, now it’s up to Japan BA

Kento to WC
Kento, WR.8, is qualified for WC in Jakarta as a probable seeded player

リオデジャネイロ五輪の1年前、8月にインドネシア・ジャカルタで開催される世界選手権に向け、世界バドミントン連盟(BWF)が30日付で発表した最新の世界ランキングに基づき、日本からシングルス6人、ダブルス7組(※)が出場資格を得た。ただ実際に誰が出場するかは、選手ならびに日本バドミントン協会(NBA)の判断次第で、変更もあり得る (※混合ダブルス世界67位の橋本・前田組が、大陸枠を含めた出場資格取得全48組に対し49組目で、初回リストから漏れた)

世界選手権で1つの国・地域に与えられる出場資格は、種目ごとで最大4枠。複数枠獲得の条件は、◆世界ランク1~8位に4人または4組以上入れば4枠◆世界ランク 24位までに3人または3組以上入れば3枠◆世界ランク150位までに2人または2組以上入れば2枠――。日本はこの時点において、男子シングルス、女子シングルス、男子ダブルス、女子ダブルスで各3枠、混合ダブルスで1枠を確保している

30日付世界ランクに基づき出場資格を得た日本選手は以下の通り

【男子シングルス】 桃田賢斗選手(世界8位)、佐々木翔選手(同16位)、田児賢一選手(17位) 【女子シングルス】 奥原希望選手(10位)、 山口茜選手(12位)、高橋沙也加選手(15位) 【男子ダブルス】 早川賢一・遠藤大由組(6位)、平田典靖・橋本博且組(13位)、園田啓悟・嘉村健士組(15位) 【女子ダブルス】 高橋礼華・松友美佐紀組(1位)、前田美順・垣岩令佳組(6位)、松尾静香・内藤真実組(13位) 【混合ダブルス】 早川賢一・松友美佐紀組(18位)

ただこの後、BWFは各国・地域の競技団体(協会や連盟)に対し、個々の選手の出場の可否について意思確認を取るプロセスに入る。例年、負傷やその他の事情により出場辞退者が出る。資格を得た選手、さらにはリザーブに回った選手が、BWFが今から1カ月後の6月1日に示す予定となっている最終の出場者リストに残るかどうか、それぞれの国・地域の意向が反映される。とりわけ今年は五輪レース期間中であり、上位大会スーパーシリーズ(SS)よりも高いランキングポイントを獲得できる世界選手権に出ることは、世界チャンピオンの称号を狙う以外に、リオデジャネイロ五輪出場を目指す上で、選手にとって大きな意味合いを持つ

たとえばマレーシアの場合、男子シングルスで出場資格を得たのは世界ランク順に、31位のチョン・ウェイフェン選手と41位のズルファドリ・ズルキフリ選手の2人。しかしマレーシアバドミントン協会(BAM)の思惑としては、ドーピング違反の資格停止処分が5月1日に解除となり、高い確率で世界選手権、さらには五輪でのメダルが狙える元世界1位リー・チョンウェイ選手を出場させたい。それでも、現在の世界ランクが45位とマレーシア3番手に沈んでいるため、リー選手を出すには、上位につける2人のうち少なくとも1人に出場を辞退させる必要がある

日本にとって特に悩ましいのは女子シングルスだろう。他国・地域の選手に辞退者が出て、繰り上げで最終的に4人そろって出場、ということはあり得る。ただその可能性を除外し3人のままで考えると、先を行く奥原(世界10位)、山口(世界12位)両選手に続くもうひとりに、3番手の高橋選手(世界15位)、あるいは4番手の三谷美菜津選手(世界17位)のどちらを選ぶか。単純に世界ランクだけで見ればB代表ながら高橋選手だが、三谷選手はA代表でかつ昨年銅メダルの実績があり、難しい選択を迫られる可能性はある

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