
アジアジュニア選手権男女混合団体戦、日本は準決勝で中国に敗れ、2年連続の銅メダルに終わった。優勝は中国、準優勝は韓国で、これら3チームの結果は昨年と同じ。3位タイには、前年のインドネシアに代わって、地元の台湾が入った
ジュニア強化部ヘッドコーチの長谷川博幸氏は BadPaL の取材に応じ、団体戦を振り返り、「メダルの色は昨年と同じだが、(一次リーグ2戦目で)韓国を破ったことを評価したい。過信は禁物だが、選手たちにとって自信になると思う」と述べた
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日本は、一次リーグでフィリピンと韓国を連破し、負けなしのグループC1位で準々決勝に進んだ。準々決勝ではグループA2位の香港に3対0と快勝。この時点で、2012年の金、13年の銅に続く、3年連続のメダルを確保した。しかし続く準決勝では、今大会チームランキング1位でディフェンディングチャンピオ ンの中国に0対3で屈し、決勝進出を逃した

昨年と同じ顔合わせとなった決勝は、昨年10月の世界ジュニア選手権とほとんど変わらぬメンバーを揃えた中国が、主力選手が入れ替わった韓国に3対0で完勝。2年連続5度目の優勝を果たした
アジアジュニア選手権の団体戦が男女別から男女混合に変更された2006年以降、優勝した国・地域とその回数は、◆中国5回(2008,10,11,13,14年)◆マレーシア2回(2007,09年)◆韓国1回(2006年)◆日本1回(2012年)――となっている
決勝の結果
◆中国3-0韓国
【混合ダブルス】 ホワン・カイシアン/チェン・チンチェン〈21-7,21-12〉チェ・チョンウ/キム・ヒャンイム
【男子シングルス】 リン・グェイプ〈21-11,21-16〉ソ・スンジェ
【男子ダブルス】 ホワン・カイシアン/ツェン・シウェイ〈21-17,21-19〉キム・チョンホ/キム・ジェファン
【女子シングルス】 ホー・ビンジャオ〈打ち切り〉キム・ガウン
【女子ダブルス】 チェン・チンチェン/ジア・イーファン〈打ち切り〉コン・ヒヨン/キム・へチョン
準決勝の結果
◆日本0-3中国
【混合ダブルス】 渡辺勇大・東野有紗〈17-21,21-19,14-21〉ホワン・カイシアン/チェン・チンチェン
【男子シングルス】 下農走〈17-21,9-21〉リン・グェイプ
【男子ダブルス】 玉手勝輝・中田政秀〈15-21,22-20,11-21〉ホワン・カイシアン/ツェン・シウェイ
【女子シングルス】 山口茜〈打ち切り〉ホー・ビンジャオ
【女子ダブルス】 永原和可那・志田千陽〈打ち切り〉チェン・チンチェン/ジア・イーファン
◆韓国3-0台湾
【混合ダブルス】 キム・チョンホ/キム・へチョン〈21-13,21-17〉ポ・リウェイ/チャン・シンティエン
【男子シングルス】 ソ・スンジェ〈21-15,15-21,21-11〉ル・チアフン
【男子ダブルス】 キム・チョンホ/キム・ジェファン〈21-14,26-24〉ウ・ユアンチェン/リー・チアハン
【女子シングルス】 キム・ガウン〈打ち切り〉スン・シュオユン
【女子ダブルス】 コン・ヒヨン/キム・へチョン〈打ち切り〉チャン・チンフイ/チャン・シンティエン
準々決勝の結果
◆日本(グループC1位)3-0香港(グループA2位)
【混合ダブルス】 渡辺勇大・東野有紗〈21-8,21-7〉チュン・ヨニー/ナン・ツーヤウ
【男子シングルス】 常山幹太〈21-9,21-16〉リー・チュクイウ
【男子ダブルス】 玉手勝輝・中田政秀〈21-10,22-20〉ユン・シンチョイ/チュン・ヨニー
【女子シングルス】 大堀彩〈打ち切り〉ユン・スムイー
【女子ダブルス】 永原和可那・志田千陽〈打ち切り〉ナン・ツーヤウ/ウ・イーティン
◆中国(グループD1位)3-1タイ(グループB2位)
◆インドネシア(グループA1位)1-3韓国(グループC2位)
◆台湾(グループB1位)3-2マレーシア(グループD2位)
一次リーグの結果
◆グループA : 【1位】インドネシア(2勝1敗)【2位】香港(2勝1敗)【3位】インド(2勝1敗)【4位】ウズベキスタン(3敗)
◆グループB : 【1位】台湾(3勝)【2位】タイ(2勝1敗)【3位】シンガポール(1勝2敗)【4位】マカオ(3敗)
◆グループC : 【1位】日本(2勝)【2位】韓国(1勝1敗)【3位】フィリピン(2敗)
◆グループD : 【1位】中国(2勝)【2位】マレーシア(1勝1敗)【3位】スリランカ(2敗)