アジアジュニア選手権(U19:19歳未満)が16日、台北市で開幕する。今年は4年に一度のユースオリンピック(第2回)が8月に開催されるため、ジュニアの国際大会は軒並み例年より前倒し。アジアジュニア選手権は昨年の7月から今年は2月、世界ジュニア選手権は昨年の11月から今年は4月にそれぞれ変更されての開催となる
まず16~19日、男女混合団体戦が行われる。エントリーした14カ国・地域をチームランキングに基づき4つのグループに分け、総当たりの一次リーグを戦い、各グループ上位2チームずつが準々決勝に進む。3年連続のメダル獲得を目指す日本は、◆中国(昨年優勝)◆タイ◆インドネシア(昨年3位タイ)◆韓国(昨年準優勝)――に次ぐ第5シードで、韓国、フィリピンと同じグループCに入った
チームランキングは、各国・地域で種目ごとの世界ジュニアランキング最上位につける選手が持つランキングポイントの合計で決まる。日本は、【男子シングルス】常山幹太(世界ジュニア69位)【女子シングルス】大堀彩(同1位)【男子ダブルス】下農走(50位)、常山幹太(153位)【女子ダブルス】星千智(10位)、東野有紗(14位)【混合ダブルス】永原和可那(41位)、下農走(58位)――が対象となった(※出場選手と同じである必要はない)
男女混合団体戦一次リーグのグループ分け
【グループA】 インドネシア(第3シード)、インド(第8シード)、香港、ウズベキスタン
【グループB】 タイ(第2シード)、シンガポール(第7シード)、台湾、マカオ
【グループC】 韓国(第4シード)、日本(第5シード)、フィリピン
【グループD】 中国(第1シード)、マレーシア(第6シード)、スリランカ

アジアジュニア選手権男女混合団体戦で、日本は、ベスト8どまりだった2011年インド・ラクナウ大会から、翌12年韓国・金泉大会では男女シングルスに桃田賢斗選手(個人戦優勝)と奥原希望選手(個人戦準優勝)、男子ダブルスに金子祐樹・井上拓斗組を擁する布陣で、決勝で中国を下して初優勝を果たした。昨年のマレーシア・コタキナバル大会は、女子シングルスに大堀彩選手(個人戦優勝)を配しながら準決勝で中国に0対3と完敗したが、3位となり2年連続でメダルを確保している