ベトナムオープンGP準決勝、日本選手が男子と女子のシングルスで決勝進出を果たした ノーシードから勝ち上がってきた女子シングルスの今別府香里選手(世界ランク49位)は、台湾のタイ・ツーイン選手(世界19位)と対戦した。タイ選手は17歳の若手ながら、7月のUSオープンGPゴールドで後藤愛、廣瀬栄理子、佐藤冴香と日本のトップ3選手を次々と下して優勝。上位大会であるスーパーシリーズ(SS)でも準優勝(2010年シンガポールオープン)を飾るなど、既に国際舞台で実績を残している強豪だ しかしこの試合は全般にわたって今別府選手が支配した。第2ゲームの後半、粘りが身上のタイ選手の追い上げに遭うが、「第1ゲームを先取したことで気持ちに余裕があり、仮にファイナルに入っても相手の方が苦しく、やれる」とプレッシャーやあせりは感じなかったという