インドネシアオープンSSプレミア3日目、前日に続き残り3種目の1回戦が行われ、日本勢は男子シングルス3人、男子ダブルス1組、女子ダブルス2組が2回戦に進んだ。とりわけ予選勝ち上がりの坂井一将選手、園田啓悟・嘉村健士組、前田美順・垣岩令佳組がいずれも格上の相手を倒して1回戦を突破。試合会場の風向きや雰囲気に早くアジャストできるかどうかが勝利につながるカギであることを証明した また、3月の全英オープンSSプレミア以来の国際大会出場となる佐々木翔選手が3カ月ぶりの国際舞台でどのような試合をするか注目されたが、体の切れが良く、第1、2ゲームともにインドのエース、世界ランク10位のカシャップ・パルパリ選手をまったく寄せ付けず、完勝した。逆に乗り切れなかったのが田児賢一選手。小柄な体ながら、どんな状況にもあきらめず全力で向かっていくプレースタイルでインドネシア国内のみならず各国・地域に広範なファンを持つ実力者、アラムシャ・ユヌス選手に「田児はスピードがなかった」と指摘されるなど精彩を欠き、今大会本戦に臨んだ日本のシングルス勢の中で唯一の1回戦負けとなった
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No Japanese loses in the first round of Women’s Singles
インドネシアオープンSSプレミア2日目、本戦がスタートし、女子シングルスと混合ダブルスの1回戦が行われた。日本勢は女子シングルスの三谷美菜津、廣瀬栄理子、高橋沙也加、橋本由衣、今別府香里の5選手がそろって勝ち、2回戦に進んだ。対照的に、混合ダブルスの3組はすべて初戦敗退となった ノーシードからベスト16に名を連ねた5人のうち、今別府選手は前日、ともに70分を越える予選2試合を勝ち抜いてきたばかりだが、この日も68分の接戦に競り勝ち、気力、体力の高さを見せた。三谷選手はファイナルゲーム、追い詰められた場面(12-18)から追いつき(19-19)、その後の1点を取り合う混戦を粘り強く戦い抜いて勝ち(25-23)をつかんだ 一方、この日は中国女子シングルス陣に波乱。第3シードのワン・イーハン選手が香港イップ・プイイン選手に、第7シードのワン・シーシャン選手がタイのブサナン・ウンバンルンパン選手にそれぞれ敗れ、第1シードのリ・シュエリ選手のみ残して、早々に姿を消した。
Third SuperSeries Premier in 2013 kicks off at Jakarta
世界ランク上位選手の出場が義務付けられているバドミントンの5大大会、スーパーシリーズ(SS)プレミアの今季3戦目、インドネシアオープンSSプレミアが10日、ジャカルタで開幕した 例年、試合が深夜まで及ぶことで知られるこの大会、今回は運営者側がとりわけ複数の種目に出場する選手にかかる負担に配慮。開幕日を火曜日から月曜日に1日前倒しして、計7日間で実施される 初日は各種目の予選が行われ、日本勢では、男子シングルスの坂井一将選手、女子シングルスの今別府香里選手、男子ダブルスの園田啓悟・嘉村健士組、女子ダブルスの前田美順・垣岩令佳組、混合ダブルスの橋本博且・前田美順組が2試合を勝ち抜き、本戦に進んだ。男子シングルスの桃田賢斗選手は敗れた この結果、日本選手の本戦1回戦の対戦カードは以下の通り。なお1回戦は、あす11日に女子シングルスと混合ダブルス、あさって12日に男子シングルスと男子・女子ダブルスと、2日に分けて行われる