開幕が迫ったシンガポールオープンのプレイベントとして、サンテクコンベンションセンターホールで3日、ヘンドラ・セティアワン、ユ・ヨンソン、それに遠藤大由が参加した“バドミントン外交”が行われた
観戦だけにとどまらず自らラケットを握り競技を楽しむあらゆるレベルのプレーヤーを対象としたブレイブソードバドミントン主催の大会。これに今回は、“バドミントン外交”と銘打つ、シンガポール政府のマリキ・オスマン首相府相兼第2教育相兼第2外相がホストを務めるイベントを加え、マレーシア、インドネシア、ポーランド、韓国、日本の大使館から各国大使らも招いて実施された
インドネシア、韓国、日本を代表する世界的なダブルスプレーヤーである3人は、ロー・キーンユーやデレク・ウォンをはじめとする地元の代表・元代表選手らとともに、参加者との交流機会を持った後、エキシビションマッチを披露した
エキシビションでは、マリキ・オスマン首相府相とセティアワン、ブレイブソードバドミントンのホセ・ダ・ロサ・ジュニア創設者とユ・ヨンソン、シンガポールバドミントン協会のハミド・カーン副会長と遠藤が、それぞれ国境を越えてペアを組み対戦。見ている人に、競技の楽しさやスポーツマンシップを伝えた
この催しでシンガポールの若者らにアドバイスを送るなどした遠藤は今回、家族で参加。空いた時間には、子どもたちがユ・ヨンソンとおしゃべりしたり、セティアワンとじゃんけんゲームを楽しんだりする微笑ましい光景も見られた
本日4日に決勝が行われるタイオープンに続いて、シンガポールオープンは6日(火)にスタートする。遠藤はサポートコーチとして、渡辺勇大・東野有紗、金子祐樹・松友美佐紀、中西貴映・岩永鈴といった所属チームの選手の後方支援を務める予定

