B-shuttlers take opportunity to reach World’s last 8

スペインで12日開幕した世界選手権は、16日までに各種目3回戦を終えた。日本からはA代表11人のほか、上位大会への出場機会がほとんどないB代表3ペアが稀有なチャンスを生かして、ベスト8に入った

桃田賢斗と奥原希望、インドネシア代表、中国男女シングルスのトップ、開催都市ウエルバ出身のカロリナ・マリンらが欠場を決めたこの大会、初出場の日本B代表3ペアが準々決勝まで勝ち上がった

女子ダブルス3回戦では、世界ランク34位、日本5番手の中西貴映・岩永鈴が、第10シードの中国3番手ツェン・ユー/リ・ウェンメイをフルゲームの末に振り切った

B代表は、日本バドミントン協会独自の国際大会エントリー規定により、「SUPER500」以上の上位大会(=獲得できるランキングポイントが高い大会)への出場機会が制限され、世界選手権の出場資格を得るためのポイントを積み上げにくい状況にある。中西・岩永(対象時のランキング65位)は今回、上位にいた福島由紀・廣田彩花(同1位)と櫻本絢子・髙畑祐紀子(22位)の出場辞退を受け、繰り上がりでチャンスを得た

準々決勝では、今月初めのワールドツアーファイナル・バリ大会を制した世界ランク2位、韓国キム・ソヨン/コン・ヒヨンに挑む

Rin / Kie ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

混合ダブルスは、世界53位、B代表筆頭で実質的には日本3番手につける山下恭平・篠谷菜留が第14シード、オランダのロビン・タベリング/セリーナ・ピークにオープニングゲームを奪われてからの逆転勝ち。ファイナルゲームは12-17の劣勢を一気にひっくり返した

2回戦のマーカス・エリス/ローレン・スミスに続いてシードペアを倒した山下・篠谷。第1シードの中国ツェン・シウェイ/ホワン・ヤチオンが2回戦で消える波乱のあった山だけに、次の準々決勝にも勝機はある

Naru / Kyohei ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

男子ダブルスでも、世界43位、ランキングポイントに差はあるが実質日本3番手の竹内義憲・松居圭一郎が、フランスのウィリアム・ビレジャ/ファビアン・ドルリューに競り勝った。本来なら、2回戦で第1シードのマルクス・フェルナルディ・ギデオン/ケビン・サンジャヤ・スカムルジョとぶつかる厳しいドローだったが、これを回避できた好機を、24-22,25-23と苦しみながらもしっかりものにした

次戦の相手は世界4位、日本1番手の小林優吾・保木卓朗

Keiichiro / Yoshinori ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

A代表では、既に世界選手権のメダルを持つ、◆山口茜(2018年銅)◆小林優吾・保木卓朗(19年銀)◆永原和可那・松本麻佑(18年金、19年金)◆渡辺勇大・東野有紗(19年銅)――のほか、志田千陽・松山奈未金子祐樹・松友美佐紀が準々決勝へ進んだ

一方、男子シングルス陣は、常山幹太、西本拳太、渡邊航貴の3人そろって初戦を突破した。しかし2回戦でそれぞれ、ハンス・クリスチャン・ビッティングス(デンマーク)、ラクシャ・セン(インド)、ツァオ・ジュンペン(中国)に敗れ、3回戦に進めなかった

またこの種目では、初戦でロー・キーンユー(シンガポール)に初黒星を喫した世界1位ビクター・アクセルセンをはじめ、有力選手が早々に姿を消した。1回戦ではほかにウン・カロンとワン・ツーウェイとクンラウット・ウィティサン、2回戦ではチョウ・ティエンチェンらが敗退。結果として、ベスト8に残った上位8シードはアナース・アントンセンリー・ヅージアの2人で、準々決勝でつぶしあうことから、ノーシードからのチャンピオン誕生もあり得る

 Viktor and KeanYew ~photo courtesy of BWF/BadmintonPhoto

日本選手3回戦の結果

【男子シングルス】日本勢の勝ち残りなし

【女子シングルス】

山口茜(第2シード)<21-15,21-18>高橋沙也加(第12シード)

【男子ダブルス】

小林優吾・保木卓朗(第5シード)<21-14,21-15>クリストファー・グリムリー/マシュー・グリムリー(スコットランド)

竹内義憲・松居圭一郎<24-22,25-23>ウィリアム・ビレジャ/ファビアン・ドルリュー(フランス)

【女子シングルス】

永原和可那・松本麻佑(第4シード)<21-14,21-14>ユン・ガティン/ウン・ウィンユン(香港)

志田千陽・松山奈未(第7シード)<21-15,21-15>サプシリー・テラッタナチャイ/プティッタ・スパジラクン(タイ、第12シード)

ツェン・ユー/リ・ウェンメイ(中国、第10シード)<12-21,21-17,18-21>中西貴映・岩永鈴

【混合ダブルス】

渡辺勇大・東野有紗(第3シード)<21-19,21-19>タン・キアンメン/ライ・ペイジン(マレーシア、第9シード)

トム・ジケル/デルフィーヌ・ドルリュー(フランス、第8シード)<15-21,16-21>金子祐樹・松友美佐紀(第13シード)

ロビン・タベリング/セリーナ・ピーク(オランダ、第14シード)<21-17,17-21,17-21>山下恭平・篠谷菜留

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準々決勝の対戦カード

【男子シングルス】

①ラクシャ・セン(インド)対ツァオ・ジュンペン(中国)

②キダンビ・スリカンス(インド、第12シード)対マーク・カーリヨウ(オランダ)

③アナース・アントンセン(デンマーク、第3シード)対リー・ヅージア(マレーシア、第6シード)

④ロー・キーンユー(シンガポール)対H.S.プラノイ(インド)

【女子シングルス】

①タイ・ツーイン(台湾、第1シード)対プサルラ・ヴェンカタ・シンドゥ(インド、第6シード)

②ホー・ビンジャオ(中国、第8シード)対ハン・ユエ(中国)

③ラッチャノク・インタノン(タイ、第7シード)対ツァン・イーマン(中国)

山口茜(第2シード)対アン・セヨン(韓国、第5シード)

【男子ダブルス】

小林優吾・保木卓朗(第5シード)対竹内義憲・松居圭一郎

②リー・ヤン/ワン・チリン(台湾、第3シード)対テオ・イーイ/オン・ユーシン(マレーシア、第9シード)

③ゴー・ウェイシェム/タン・ウィーキョン(マレーシア、第10シード)対ホー・ジティン/タン・チアン(中国、第16シード)

④アナース・スカールプ・ラスムセン/キム・アストルプ・ ソレンセン(デンマーク、第7シード)対マーク・ラムスフス/マルビン・シーデル(ドイツ、第12シード)

【女子ダブルス】

①チェン・チンチェン/ジア・イーファン(中国、第1シード)対志田千陽・松山奈未(第7シード)

永原和可那・松本麻佑(第4シード)対ガブリエラ・ストエバ/ステファニ・ストエバ(ブルガリア、第8シード)

③キム・ソヨン/コン・ヒヨン(韓国、第3シード)対中西貴映・岩永鈴

④シン・スンチャン/イ・ソヒ(韓国、第2シード)対ラウィンダ・プラジョンジャイ/ジョンコンパン・キッティハラクン(タイ、第6シード)

【混合ダブルス】

①ロディオン・アリモフ/アリーナ・ダブレトワ(ロシア連盟、第16シード)対山下恭平・篠谷菜留

渡辺勇大・東野有紗(第3シード)対金子祐樹・松友美佐紀(第13シード)

③タン・チュンマン/ツェ・インシュ―(香港、第5シード)対マーク・ラムスフス/イザベル・ローハウ(ドイツ、第11シード)

④デチャポン・プアバラヌクロー/サプシリー・テラッタナチャイ(タイ、第2シード)対ゴー・スーンフアト/シェボン・ジェミー・ライ(マレーシア、第10シード)

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